other
- (形)他の、別の
- (代)ほかの人々、ほかの物
- (代)(2つのうちの)もう一方
発音のコツ
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最初の母音は日本語の「ア」に似た短い音で発音します。続く th は、舌先を上下の前歯で軽く挟みながら声を出す有声音の /ð/ です。最後の er は口をあまり開けずに、舌を軽く引いて曖昧な「ア」の音を出します。「アザー」と平坦で強いカタカナ読みにならないよう注意してください。
活用形
- 複数形
- others
- 代名詞として「他の人々・物」を指す場合
コアイメージ
自分や今話題にしているものとは別のものがコアイメージです。追加の選択肢や、残りすべてを指し示したい時に使います。
otherの意味・例文
形容詞
他の、別の
different from the one already mentioned or known
Do you have any other questions?
他に質問はありますか?
追加で何かあるかを確認する定番の表現です。
We must consider other options before deciding.
決定する前に他の選択肢を検討しなければなりません。
現在の案とは別の方法を探る場面で使います。
I want to watch some other movie.
何か別の映画が見たいです。
今話題に出ているものとは違うものを求める時に便利です。
代名詞
ほかの人々、ほかの物
other people or things
Some people like cats, and others like dogs.
猫が好きな人もいれば、犬が好きな人もいます。
some と others を対比させる構文は非常によく使われます。
Be respectful of the opinions of others.
他者の意見を尊重してください。
自分以外の「他の人々」を漠然と指す時に使います。
This chemical reacts faster than the others.
この化学物質は他のものよりも早く反応します。
特定された残りすべての物を指す場合は the others になります。
(2つのうちの)もう一方
the second of two people or things
I have a pen in one hand and a book in the other.
片手にペンを、もう一方の手には本を持っています。
2つのうちの残りの1つを指す時は the other を使います。
One twin is tall, and the other is short.
双子の一方は背が高く、もう一方は背が低いです。
2人の人物を対比して説明する際に適しています。
The river separates one city from the other.
その川が一方の都市ともう一方の都市を隔てています。
地理的な境界や対立関係を示す文脈でも登場します。
語源
other は古英語の oþer(2番目の、他の)に由来します。もともとは「2つのうちのもう1つ」を意味していましたが、そこから「別のもの」や「追加のもの」へと意味が発展しました。同じく「他の」という意味を持つインド・ヨーロッパ語族の語根を持つ関連語には、alter(変える)があります。
派生語・ファミリー
otherの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
other は複数形の前に置いて漠然と「他のいくつか」を、another は単数形の前に置いて「不特定のもう1つ」を、the other は「特定された残りの1つ(または残りすべて)」を表します。
よくある間違い
× I want another shoes. ○ I want other shoes. → another は単数形の名詞につくため、複数形の shoes には other を使います。
× Where are the another people? ○ Where are the other people? → the と another は一緒に使えません。特定の残りすべてを指す場合は the other になります。
コラム
豆知識
other は、宇宙人や異星人を意味する alien と同じ遠い語根を共有しています。どちらも「自分たちとは違う別のもの」という根源的な意味を持っています。心理学や社会学では、自分とは異なる集団を他者化することを othering と呼ぶなど、学術用語としても重要な役割を果たしています。
リアルな使われ方
ネイティブは「〜以外の」と言いたい時に other than をよく使います。「I have no choice other than to go.(行く以外の選択肢がない)」のように、除外するものを明確にする便利な表現です。ビジネスメールでも条件を絞る際に頻繁に登場します。
映画・音楽での使われ方
2001年のサスペンス映画『アザーズ(The Others)』は、この単語の不気味な響きを活かした作品です。タイトルは「自分たち以外の得体の知れない存在」を暗示しており、the others が持つ「特定の他者集団」というニュアンスが物語の重要な鍵を握っています。
イディオム・定型句
隣の芝生は青い
“I want to change jobs, but the grass is always greener on the other side.”
一方で、他方では
“On the other hand, it is a great opportunity.”
言い換えれば、つまり
“In other words, we need more time.”
お互いに
“They looked at each other and smiled.”
otherを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Are there any other options for the venue?
We have another hotel in mind, but it is expensive.
What about the other one we saw yesterday?
It is booked. We need to look at others.
On the other hand, we could change the date.
Let's discuss it with the other team members on Monday.
文化的背景
英語圏では、自分と「他者(others)」を明確に区別する文化があり、個人の境界線や多様性を語る際にこの単語が頻繁に登場します。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. other とは?
自分や今話題にしているものとは別のものを指す言葉です。『Do you have any other questions?(他に質問はありますか?)』のように、追加や違いを確認する時に使います。
Q. other と another の違いは?
other は複数形の名詞につき、another は単数形の名詞につきます。『I need another pen.(別のペンが1本欲しい)』と『I need other pens.(別のペンが何本か欲しい)』のように使い分けます。
Q. the other はどう使いますか?
2つのうちの「残りのもう1つ」を特定する時に使います。『One is red, and the other is blue.(1つは赤で、もう1つは青です)』のように対比させる場面で頻出します。
Q. others と the others の違いは?
others は「不特定の他の人々・物」で、the others は「特定のグループの残りすべて」です。『Where are the others?(他の皆はどこ?)』のように、特定の仲間を探す時は the が必要です。
Q. other を使った有名な表現は?
『on the other hand(一方で)』が代表的です。『It is expensive, but on the other hand, it is high quality.』のように、対照的な意見を述べる時の定番フレーズです。
CHECK QUIZ
Q: 「別の方法を(1つ)試そう」の自然な表現は?
Q: 「the other day」が表す意味は?
Q: 「Some people like cats, and ( ) like dogs.」の空所に入るのは?