dominance
- (名)支配、優位性
- (名)圧倒的優勢
発音のコツ
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dominance は最初の「do」にアクセントを置きます。口を縦に大きく開けて「ダ」に近い「オ」の音(/ɑ/)を出してください。続く「mi」と「nance」は力を抜き、曖昧な母音(シュワー)で短く発音します。「ドミナンス」とカタカナで平坦に読まず、最初の「ダ」を強く長く響かせることがコツです。
活用形
- 複数形
- dominances
- 通常は不可算名詞ですが、複数の優位性を指す場合は複数形になります
コアイメージ
他者より優位に立ち、圧倒的な力でコントロールしている状態がコアイメージです。ビジネスの市場占有率や、スポーツでの圧倒的な強さを表現したい時に使います。
dominanceの意味・例文
名詞
支配、優位性
Control or power over others, or being the most important.
The company has maintained its dominance in the smartphone market.
その企業はスマートフォン市場での優位性を維持しています。
ビジネスにおいて市場の支配力やシェアの大きさを表します。
They are fighting for economic dominance in the region.
彼らはその地域での経済的支配権を争っています。
国家間や企業間の覇権争いを報じる際によく使われます。
The professor explained the cultural dominance of the empire.
教授はその帝国の文化的な支配力について説明しました。
歴史や社会学の分野で、文化や言語の影響力を論じる時に使います。
圧倒的優勢
The fact of being more powerful or successful than others.
The team showed absolute dominance throughout the tournament.
そのチームはトーナメントを通じて絶対的な優勢を示しました。
スポーツなどで他を寄せ付けない圧倒的な強さを表現できます。
Her dominance on the tennis court is unquestionable.
テニスコートでの彼女の圧倒的な強さは疑う余地がありません。
個人の卓越したスキルや実績を称える際にも使われます。
That was total dominance from start to finish!
最初から最後まで完全に圧倒していたね!
試合やゲームでの一方的な展開に興奮した時に使えます。
語源
dominance は、ラテン語で「主人」を意味する dominus と、「支配する」を意味する dominari が語源です。家や領地の主人が、そこにいる人々を力で従わせる様子から、「支配」や「優位性」という意味に発展しました。同じ dominus(主人)を語根に持つ関連語には、domain(領土、領域)があります。
派生語・ファミリー
dominanceの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
dominance は他より優位に立って支配すること、control は物事や人を思い通りに管理・統制すること、supremacy は他を完全に凌駕して最高位にあることを表します。
よくある間違い
× He has a dominance in the team. ○ He has dominance in the team. → dominance は通常不可算名詞なので、不定冠詞の a をつけるのは不自然です。
× Their dominance to the market is clear. ○ Their dominance over the market is clear. → 「〜に対する支配」と言う時は、前置詞 over を使うのが定型です。
コラム
豆知識
dominance の語源であるラテン語 dominus(主人)は、歴史的な言葉にも隠れています。例えば、西暦を表す「AD」は Anno Domini(主の年に)の略です。キリスト教における「主(神)」の概念も、この支配者を意味する語根から来ており、英語の深い歴史を感じさせます。
リアルな使われ方
ネットスラングや若者の日常会話では、assert dominance(優位性を示す)というフレーズがよく使われます。相手より優位に立とうとする行動を指し、日本語の「マウントを取る」に近いニュアンスで使われる、非常に実用的な定型表現です。
映画・音楽での使われ方
映画『ジュラシック・ワールド』シリーズでは、主人公がヴェロキラプトルという恐竜たちに対して、アルファ(群れのリーダー)としての dominance を確立するシーンが描かれます。動物の生態や群れにおける力関係を示す際にも、この単語が頻繁に登場します。
イディオム・定型句
優位性を示す、マウントを取る
“He tried to assert his dominance in the meeting.”
覇権争いをする
“The two brands are fighting for dominance.”
覇権を握ろうとする試み
“It was a clear bid for dominance in the industry.”
dominanceを使った会話例
オフィスの休憩室で同僚と
Did you see the news about their merger? They are aiming for market dominance.
Yes, their control over the supply chain is already impressive.
True. It will be hard for smaller companies to survive this.
They might even achieve global dominance in a few years.
I wonder if the government will step in to regulate them.
Probably. No one wants a single company to have total supremacy.
文化的背景
欧米の競争社会において、ビジネスやスポーツでの dominance(支配力や圧倒的な優位性)は、単なる権力ではなく「努力と実力による成功の証」として肯定的に捉えられる傾向があります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. dominance とは?
他より優位に立ち、支配的な力を持っている状態のことです。『The company maintained its dominance.(その企業は優位性を維持した)』のようにビジネスやスポーツで使います。
Q. dominance と domination の違いは?
dominance は「優位である状態や地位」、domination は「支配する行為や過程」を指します。『seek world domination(世界征服を企む)』のように使い分けます。
Q. dominance の後ろにはどの前置詞が来ますか?
「〜に対する支配」と言う時は over を使います。『He has dominance over the team.(彼はチームに対して支配力がある)』が自然な形です。
Q. dominance はどんな場面で使われますか?
ビジネスの市場占有率、政治の覇権、スポーツでの圧倒的な強さを表す場面で使われます。『their dominance in the tech industry(IT業界での彼らの優位性)』のように表現します。
Q. 日常会話で dominance を使う定型句は?
『assert one's dominance(優位性を示す)』がよく使われます。『He tried to assert his dominance.(彼はマウントを取ろうとした)』のように表現できます。
CHECK QUIZ
Q: 「市場に対する支配力」の自然な表現は?
Q: 「他を完全に凌駕して最高位にあること」を表す名詞は?
Q: 「そのチームは試合を支配した」の空欄に入るのは? The team ( ) the game.