deviate

  • ()逸脱する、外れる
  • ()(道などから)逸れる
UK/ˈdiːviˌeɪt/

発音のコツ

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deviate の発音は /ˈdiːvieɪt/。最初の「diː」に第1アクセントがきます。唇を横に引いて「ディー」と長めに発音してください。「vi」は上の歯で下唇を軽く押さえて「ヴィ」と濁らせます。最後の「ate(eɪt)」は「エイト」と二重母音を意識し、語尾の「t」は息だけで軽く弾くように終えます。

活用形

三単現
deviates
進行形(-ing)
deviating
過去形
deviated
過去分詞
deviated

コアイメージ

決められた正しい道や基準から外れることがコアイメージです。計画や規則、通常のやり方から逸脱していることを客観的に伝えたい時に使います。

deviateの意味・例文

動詞

自動詞

逸脱する、外れる

to do something that is different from the usual or common way of behaving

ビジネス

We must not deviate from the company's core values.

会社の核となる価値観から逸脱してはいけません。

deviate from 〜 で「〜から逸脱する」という定型表現です。

アカデミック

The data deviated significantly from the expected values.

データは予測値から大きく逸脱しました。

統計や実験結果のズレを客観的に述べる際に適しています。

日常会話

He never deviates from his daily routine.

彼は毎日のルーティンから決して外れません。

習慣や決められたやり方を変えないことを表せます。

自動詞

(道などから)逸れる

to go in a different direction from the planned route

ニュース

The airplane deviated from its scheduled flight path.

その飛行機は予定された飛行経路から逸れました。

物理的なルートから外れる事象を報道する時によく使います。

日常会話

We deviated from the map and got lost.

私たちは地図から逸れて道に迷ってしまいました。

決められた道筋から離れてしまう状況を描写できます。

SNS・カジュアル

Let's deviate from our usual route today.

今日はいつもの道から外れてみましょう。

あえて違う道を選ぶというポジティブな文脈でも使えます。

語源

deviate は接頭辞 de-(離れて)と via(道)、動詞を作る接尾辞 -ate から成り立っています。もともと歩くべき「道から離れる」という成り立ちから、現在の「基準や方針から逸れる」という意味に発展しました。同じ via(道)の語根を持つ関連語には、obvious(道の上にあり目立つ→明らかな)があります。

派生語・ファミリー

名詞deviation
名詞deviant
形容詞deviant

deviateの使い方

よく使う組み合わせ

deviate from the plan (計画から逸脱する)deviate from the norm (規範から逸脱する)deviate from the route (ルートから逸れる)deviate significantly (大きく逸脱する)never deviate (決して逸脱しない)

使い分け

deviate は決められた基準や道から外れ、stray は正しい場所からうっかり迷い出て、wander は明確な目的を持たずにあちこち歩き回ります。

Do not deviate from the safety guidelines.

基準や規則から外れるという客観的な事実を示します。

The dog strayed from its owner.

本来いるべき場所から意図せずはぐれてしまうニュアンスです。

We wandered around the city all day.

あてもなく自由に動き回るニュアンスです。

よくある間違い

× We must not deviate the rules. ○ We must not deviate from the rules. → deviate は自動詞なので、対象を示す時は必ず前置詞 from を伴います。

× The car deviated to the left. ○ The car swerved to the left. → 障害物を避けるための急な方向転換には swerve を使います。deviate は基準からの逸脱です。

コラム

豆知識

deviate の語源には via(道)が含まれています。古代ローマ時代、帝国中に張り巡らされた街道(via)はすべての基準でした。その「正しい道から離れる」というイメージが、現在の「規則や常識から外れる」という意味の根底に流れています。

リアルな使われ方

ビジネスシーンでは、計画や予算から外れることを説明する際に deviate from が頻出します。感情を交えず客観的な事実としてズレを報告できるため、会議やレポートで非常に便利な表現です。

映画・音楽での使われ方

犯罪心理学を扱う海外ドラマ『クリミナル・マインド』では、異常行動をとる犯罪者を指して deviant(逸脱者)という派生語がよく登場します。社会の規範から大きく外れた存在を表す際に使われる言葉です。

イディオム・定型句

定型句deviate from the script

台本から外れる、予定外の発言をする

The politician decided to deviate from the script.

定型句deviate from the norm

規範や常識から逸脱する

His new design will deviate from the norm.

定型句deviate from the standard

基準から外れる

We cannot deviate from the standard procedure.

deviateを使った会話例

プロジェクトの進捗会議で

A

Are we on track with the new software development?

B

Mostly, but we deviated from the original timeline slightly.

A

Why did we have to deviate from the plan?

B

We encountered a bug, so we strayed into fixing it first.

A

I see. Please ensure we do not deviate significantly from the budget.

B

Understood. We will make sure to stay on the correct path.

文化的背景

ビジネスや学術的な場面において、基準や計画からの「逸脱」を客観的に指摘する際によく使われます。英米間で使い方に大きな差はなく、どの地域でも広く使われるフォーマルな印象を持つ単語です。

よくある質問

Q. deviate とは?

決められた道や基準、通常のやり方から外れることです。『We should not deviate from the plan.(計画から逸脱するべきではない)』のように使います。

Q. deviate と digress の違いは?

deviate は行動や方針が基準から外れることを指します。一方の digress は話の主題から逸れることを指し、『Let me digress for a moment.(少し余談をさせてください)』のように会話や文章で使います。

Q. deviate は他動詞ですか?

いいえ、deviate は自動詞です。そのため『deviate from the rules(規則から逸脱する)』のように、必ず from を伴って何から外れるのかを示します。

Q. deviate の名詞形は何ですか?

名詞形は deviation(逸脱、偏差)です。ビジネスや統計学でよく使われ、『standard deviation(標準偏差)』という専門用語としても広く知られています。

Q. 物理的な道から逸れる場合にも使えますか?

はい、使えます。抽象的な規則だけでなく、『The flight deviated from its route.(その便はルートから逸れた)』のように予定された進路から外れる場合にも適しています。

CHECK QUIZ

Q: 「元の計画から逸脱する」の自然な表現は?

Q: 「話が本題から逸れる」と言う時に適した動詞は?

Q: 「The flight deviated from its route.」の日本語訳として適切なのは?