debatable
- (形)議論の余地がある
- (形)疑わしい、異論のある
発音のコツ
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アクセントは第 2 音節の「ba(beɪ)」にあります。最初の「de」は力を抜いて「ディ」と短く発音し、「beɪ」は「ベイ」と二重母音をしっかり響かせます。語尾の「table」はテーブルではなく、曖昧母音を使って「タブル」と「トゥブル」の中間のように軽く発音するのがコツです。
コアイメージ
まだ正解が出ておらず、人によって意見が分かれることがコアイメージです。事実として確定しておらず、議論する余地が残っている事柄について話す時に使います。
debatableの意味・例文
形容詞
議論の余地がある
Open to discussion or argument.
Whether the new policy is effective remains debatable.
新しい政策が効果的かどうかは、依然として議論の余地があります。
remains debatable (依然として議論の余地がある) はニュースでよく使われます。
The timeline for the project is highly debatable.
そのプロジェクトのスケジュールは、大いに議論の余地があります。
highly debatable で「大いに議論の余地がある」と強調できます。
It is debatable whether this method is truly efficient.
この手法が本当に効率的かどうかは議論の分かれるところです。
It is debatable whether 〜 の構文でよく用いられます。
疑わしい、異論のある
Not completely true or certain; questionable.
His claim about winning the game is highly debatable.
試合に勝ったという彼の主張はかなり疑わしいです。
相手の意見や主張が事実か怪しい時にも使えます。
That movie being a masterpiece is highly debatable.
あの映画が名作かどうかはかなり怪しいですね。
個人の好みや評価が分かれる話題で便利です。
The accuracy of the provided data is debatable.
提供されたデータの正確性には異論の余地があります。
証拠やデータの信憑性を丁寧に疑う表現です。
語源
debatable は、動詞 debate(議論する)と接尾辞 -able(〜できる)から成り立っています。語源を辿ると de-(完全に)と bat-(叩く)の組み合わせで、言葉で激しく叩き合う様子を表します。そこから「議論できる」、つまり「議論の余地がある」という意味に発展しました。同じ bat-(叩く)の語根を持つ関連語には、combat(戦闘)があります。
派生語・ファミリー
debatableの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
debatable は正解がなく意見が分かれることを、controversial は強い対立や社会的論争を引き起こすことを、questionable は真実性や妥当性が怪しく疑念を抱かせることを表します。
よくある間違い
× The new plan is debatable, so everyone agrees. ○ The new plan is perfect, so everyone agrees. → debatable は「議論の余地がある(確定していない)」という意味であり、肯定的な意味では使いません。
× It is debatable about the new rules. ○ It is debatable whether the new rules are fair. → debatable の後には about ではなく、whether や if を使って「〜かどうか」を続けるのが自然です。
コラム
豆知識
debatable の語源である debate は、古フランス語の debatre(打ち負かす、争う)に由来します。中世のヨーロッパでは、物理的な武器で戦う代わりに「言葉で叩き合う」ことが知的な決闘と見なされていました。現代でも、ディベートが一種の知的スポーツとして扱われるのはこの歴史があるからです。
リアルな使われ方
ネイティブは相手の主張を直接的に否定するのを避けるため、婉曲表現として debatable をよく使います。「You are wrong.」と言う代わりに「That is debatable.(それは議論の余地がありますね)」と伝えることで、角を立てずに異論を唱えることができる便利な大人のフレーズです。
映画・音楽での使われ方
2007 年の映画『The Great Debaters(邦題:グレート・ディベーター 栄光の教室)』は、黒人大学のディベートチームが数々の困難を乗り越える実話に基づいた作品です。作中では、正解のない debatable なテーマに対して言葉の力で立ち向かう若者たちの姿が感動的に描かれています。
イディオム・定型句
よく言っても議論の余地がある
“His contribution to the project is debatable at best.”
大いに議論の余地がある
“Whether we can finish on time is highly debatable.”
debatableを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
What do you think about the new marketing strategy?
I think the way we narrowed down the target audience is still debatable.
True. Whether that data is accurate is slightly questionable.
Exactly. The cost-effectiveness is also highly debatable.
Let's discuss it further in the afternoon meeting.
Agreed. It might become a controversial topic, but it is necessary.
文化的背景
欧米文化では、異なる意見を持ち議論を交わすことは建設的な行為とされます。そのため、debatable(議論の余地がある)という言葉も、単なる否定ではなく「さらなる対話の入り口」として前向きに捉えられることがあります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. debatable とは?
まだ正解が確定しておらず、議論する余地が残っていることを表す形容詞です。『The results are highly debatable.(その結果は大いに議論の余地がある)』のように、意見が分かれる事実や疑わしい主張に対して使います。
Q. debatable と controversial の違いは?
debatable は単に「正解が定まらず意見が分かれる」という客観的な状態を表します。一方の controversial は『a controversial issue(物議を醸す問題)』のように、強い対立や社会的論争を引き起こす感情的なニュアンスが含まれます。
Q. debatable はどんな文脈でよく使われますか?
ビジネスや学術的な場面で、データや方針の妥当性を客観的に評価する際によく使われます。『It is debatable whether the plan will work.(計画がうまくいくかは議論の余地がある)』のように、whether を伴う構文が頻出します。
Q. debatable を別の言葉で言い換えると?
よりシンプルに表現したい場合は questionable(疑わしい)や arguable(議論の余地がある)に言い換えられます。『His decision is questionable.(彼の決断は疑わしい)』とすると、やや否定的な疑念のニュアンスが強まります。
Q. debatable の名詞形や動詞形は?
動詞形は debate(議論する)、名詞形も同じく debate(議論)です。『We had a long debate.(私たちは長時間の議論をした)』のように、日常会話からニュースまで幅広く使われる非常に重要な単語です。
CHECK QUIZ
Q: 「その法案は『物議を醸す』問題だ」に最適な形容詞は?
Q: 「彼が来るかどうかは議論の余地がある」の自然な英語は?
Q: 「His alibi is highly debatable.」の最も適切な訳は?