cursory
- (形)大まかな、ぞんざいな
発音のコツ
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cursory は最初の音節「cur」にアクセントを置きます。唇を丸めずに「カー」と長めに発音し、舌を丸めて「r」の音を作ります。続く「so」は力を抜いた曖昧な「サ」にし、最後の「ry」は日本語の「リ」より舌を巻いて発音します。「カーソリー」とカタカナで平坦に読まず、最初を強く長く発音するのがコツです。
コアイメージ
細部にこだわらず、短時間で表面だけをざっと確認することがコアイメージです。書類やデータなどに深く目を通す時間がない時や、大まかな把握だけで済ませる時に使います。
cursoryの意味・例文
形容詞
大まかな、ぞんざいな
hasty and therefore not thorough or detailed
I took a cursory look at the menu.
メニューをざっと見ました。
細かく読まずに全体を把握するニュアンスです。
The manager gave the proposal a cursory review.
マネージャーは企画書にざっと目を通しました。
時間がない中で大まかに確認する状況を表します。
Police conducted a cursory search of the vehicle.
警察は車両の簡単な捜索を行いました。
徹底的ではない表面的な調査を表現します。
Even a cursory reading reveals several errors in the text.
ざっと読んだだけでも、本文にいくつかの間違いがあることが分かります。
深く分析しなくても明らかであるという文脈で使います。
語源
cursory は、ラテン語で「走る」を意味する currere に由来します。走りながら物事を横目に見る様子から、「急いでいる」「ざっと目を通す」という現在の意味に発展しました。同じ currere(走る・流れる)の語根を持つ関連語には、current(現在の・流れ)や course(進路・コース)などがあります。
派生語・ファミリー
cursoryの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
cursory は時間をかけずに全体を大まかに確認し、hasty は焦って不注意な行動をとり、superficial は物事の表面だけで内容に深みがないことを表します。
よくある間違い
× I did a cursory of the document. ○ I did a cursory review of the document. → cursory は形容詞なので、直後に review や glance などの名詞を補う必要があります。
× He cursory checked the email. ○ He cursorily checked the email. → 動詞である checked を修飾する場合は、形容詞ではなく副詞の cursorily を使います。
コラム
豆知識
cursory の語源であるラテン語の cursor(走る人)は、現代のコンピューター画面で点滅する「カーソル(cursor)」と同じ語源です。画面上をあちこち走り回る目印であるカーソルと、急いでざっと目を通す cursory が、どちらも「走る」という共通のイメージから生まれているのは興味深い事実です。
リアルな使われ方
ネイティブは忙しい時に「give it a cursory glance(ざっと目を通す)」というフレーズをよく使います。書類を渡された際に「今は時間がないけれど、とりあえず概要だけは確認した」と相手に伝えるための、ビジネスにおける非常に便利な定型表現です。
映画・音楽での使われ方
ミステリー小説や犯罪ドラマでは「a cursory search(簡単な捜索)」という表現がよく登場します。例えば、警察が最初に現場を訪れた際の簡単な確認を指し、その後に「thorough search(徹底的な捜索)」が行われて隠された証拠が見つかる、という展開がお決まりのパターンです。
イディオム・定型句
〜にざっと目を通す
“He gave the report a cursory glance.”
大まかな確認
“Let's take a cursory look at the data.”
cursoryを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you have time to read the new policy?
I only gave it a cursory glance this morning.
We need a thorough review before the meeting.
I know. I didn't mean to be cursory, but I was in a hurry.
No worries. Let's take a look together now.
Thanks. I appreciate your help.
文化的背景
ビジネスシーンでは、cursory な確認だけで重要なプロセスを進めると「不注意で無責任だ」と見なされる傾向があります。時間がない時の一時的な対応としては許容されますが、最終的な決断の前には徹底した確認が求められます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. cursory とは?
細部にこだわらず、短時間で表面だけを大まかに確認することです。『He gave the email a cursory glance.(彼はメールにざっと目を通した)』のように、日常会話やビジネスで使います。
Q. cursory と thorough の違いは?
thorough は細部まで徹底的で抜けがない状態を表し、cursory の完全な対義語にあたります。『a thorough investigation(徹底的な調査)』のように、時間をかけて深く調べる時に使います。
Q. cursory はどんな場面で使いますか?
書類やデータ、現場の状況などを、時間がない中で手短に確認する場面で使います。『conduct a cursory inspection(簡単な点検を行う)』のように、業務上の一次チェックを表現する際に便利です。
Q. cursory にはネガティブな意味が含まれますか?
文脈によって「おざなりな」「ぞんざいな」という否定的な響きを持つことがあります。『a cursory apology(形だけの謝罪)』のように、本来は丁寧にすべきことを適当に済ませた場合に使われます。
Q. cursory を動詞を修飾する形にするには?
副詞の cursorily に変化させます。『She cursorily read the contract.(彼女は契約書をざっと読んだ)』のように、動作が手短で大まかであることを表現できます。
CHECK QUIZ
Q: 「重要な決断を焦って下す」というニュアンスに最適な形容詞は?
Q: 「彼は契約書をざっと読んだ」の英訳として正しいものは?
Q: 「書類にざっと目を通す」の自然な表現は?