cultural

  • ()文化の、文化的な
  • ()芸術的な、教養の
UK/ˈkʌltʃərəl/

発音のコツ

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cultural は最初の「cul(カ)」にアクセントを置きます。口をリラックスさせて短く「カ」と発音してください。続く「tu」は「チュ」のように摩擦音を混ぜ、「ral」は舌先を上前歯の裏に当てて「ル」と響かせます。「カルチュラル」とカタカナで平坦に読まず、「カ」を強調してあとは流すように発音すると自然です。

コアイメージ

ある社会や集団が共有する価値観、習慣、芸術などに関連している状態がコアイメージです。目に見えない考え方や歴史的背景、芸術的な活動について客観的に述べたい時に使います。

culturalの意味・例文

形容詞

文化の、文化的な

relating to the ideas, customs, and social behavior of a society.

アカデミック

We have team members of various cultural backgrounds.

私たちには多様な文化的背景を持つチームメンバーがいます。

背景や生い立ちの多様性を説明する際によく使われます。

ニュース

The country has a rich cultural heritage.

その国には豊かな文化遺産があります。

歴史的に受け継がれてきた価値あるものを表現します。

ビジネス

We must respect cultural differences in global business.

グローバルビジネスでは文化の違いを尊重しなければなりません。

異なる価値観や習慣を比較する文脈で頻出します。

芸術的な、教養の

relating to the arts and to intellectual achievements.

日常会話

The city is famous for its cultural events.

その都市は文化的なイベントで有名です。

音楽や演劇などの芸術的な催し物を指します。

ニュース

The new museum will become a cultural center.

新しい博物館は文化の中心地になるでしょう。

芸術や学問が集まる場所について述べる時に適しています。

アカデミック

She studies the cultural history of Europe.

彼女はヨーロッパの文化史を研究しています。

人間の知的活動や芸術の歴史を学術的に表現します。

語源

cultural は、ラテン語の colere(耕す、手入れする)を語源とする名詞 culture(文化、教養)に、形容詞を作る接尾辞 -al(〜の)が結びついてできました。土地を「耕す」ことから、人間の精神や知識を「洗練させる」という意味へと発展し、現在の「文化の」という意味になりました。同じ語根を持つ関連語には、agriculture(農業)があります。

派生語・ファミリー

名詞culture
副詞culturally
形容詞cultured
形容詞multicultural

culturalの使い方

よく使う組み合わせ

cultural differences (文化の違い)cultural heritage (文化遺産)cultural background (文化的背景)cultural exchange (文化交流)cultural identity (文化的アイデンティティ)

使い分け

cultural は集団が共有する価値観や生活様式全般を、social は人々の関わり合いや社会構造を、traditional は過去から長く受け継がれてきた風習を表します。

The city is famous for its cultural heritage.

集団の歴史的・芸術的な背景に焦点を当てるニュアンスです。

The government must solve these social problems.

人々の生活構造や社会制度に関わるニュアンスです。

We wore traditional clothes for the festival.

昔から変わらず受け継がれていることを強調するニュアンスです。

よくある間違い

× I experienced a cultural shock. ○ I experienced culture shock. → 「カルチャーショック」は名詞 culture を使った culture shock が定型表現であり、形容詞の cultural は使いません。

× This city has a lot of cultural. ○ This city has a lot of culture. → cultural は形容詞なので単独で名詞としては使えません。名詞として使う場合は culture にする必要があります。

コラム

豆知識

cultural の語源であるラテン語の colere は、もともと「土地を耕す」という意味でした。そこから心が耕された状態を「教養がある」と表現するようになり、やがて集団の生活様式全体を指す「文化」へと意味が広がりました。agriculture(農業)にその名残を見ることができます。

リアルな使われ方

ネイティブの日常会話やビジネスシーンでは、cross-cultural(異文化間の)という表現がよく使われます。例えば「cross-cultural communication(異文化コミュニケーション)」は、異なる背景を持つ人々が協力する現代社会において欠かせない実用的なフレーズです。

映画・音楽での使われ方

イギリスのバンド、カルチャー・クラブ(Culture Club)は、メンバーの多様な文化的背景(cultural background)をバンド名に込めています。1980年代の音楽シーンにおいて、彼らの存在自体がさまざまな文化の融合を体現していました。

イディオム・定型句

定型句cultural appropriation

文化の盗用

It was criticized as cultural appropriation.

定型句cultural lag

文化遅滞

The rapid technological progress caused a cultural lag.

定型句cross-cultural

異文化間の

We need to improve our cross-cultural communication skills.

culturalを使った会話例

語学学校の休憩時間にクラスメイトと

A

I find the cultural differences here very interesting.

B

I agree. The food and the way people greet each other are so different.

A

Have you experienced any culture shock since you arrived?

B

A little bit. But joining the cultural exchange event helped me adapt.

A

That is a great way to learn about their traditional customs.

B

Yes. I want to understand their cultural background more deeply.

文化的背景

現代の英語圏では、多様性を尊重する文脈で cultural という言葉が非常に重要視されています。英米間で使い方に大きな差はなく、ビジネスや教育の場において他者の背景を理解し配慮するためのキーワードとして広く使われます。

よくある質問

Q. cultural とは?

ある社会の習慣や価値観、または芸術活動に関連していることを表す形容詞です。『We need to respect cultural differences.(文化の違いを尊重する必要がある)』のように、多様性や社会の背景を語る場面で頻出します。

Q. cultural と social の違いは?

cultural は価値観や生活様式などの「文化」に焦点を当て、social は人間関係や社会構造などの「社会」に焦点を当てます。『social and cultural changes(社会的および文化的な変化)』のように併用されることも多いです。

Q. cultural はどんな名詞と一緒に使われますか?

background(背景)、heritage(遺産)、exchange(交流)などとよく組み合わされます。『a cultural exchange program(文化交流プログラム)』は、留学や国際ビジネスの話題でよく登場する定型表現です。

Q. cultural を使った現代的な表現はありますか?

近年よく議論される『cultural appropriation(文化の盗用)』という表現があります。『It was criticized as cultural appropriation.』のように、他の文化の要素を不適切に取り入れることを指す重要なキーワードです。

Q. cultural の発音のコツは?

最初の「cul」は口をあまり開けずに短く「カ」と発音し、「tu」は「チュ」のように息を摩擦させます。『cultural differences』と発音する際は、語尾の「l」を舌先で上前歯の裏に軽く当てて響かせるのがポイントです。

CHECK QUIZ

Q: 「過去から長く受け継がれてきた行事」を表現するのに最適な形容詞は?

Q: 「この都市は豊かな文化を持っています」の自然な表現は?

Q: 「文化の盗用」を意味する現代的なキーワードは?