crucial

  • ()極めて重要な、決定的な
UK/ˈkruːʃəl/

発音のコツ

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crucial は最初の音節「cru(クルー)」にアクセントを置きます。唇を丸めて前に突き出し、舌を巻くようにして「r」の音を出します。続く「cial(シャル)」は「ʃəl」と発音し、口をリラックスさせて曖昧な母音で短く終わらせます。「クルーシャル」と日本語の平坦な発音にならないよう、最初の音節を強く長く発音するのがコツです。

活用形

複数形
crucials
稀に「重要な事柄」という名詞として使われる場合

コアイメージ

物事の成否や結果を左右するほど、決定的に重要であることがコアイメージです。何かが欠けると全体が成り立たなくなるような、必要不可欠な要素や局面について話す時に使います。

crucialの意味・例文

形容詞

極めて重要な、決定的な

extremely important or necessary for a particular result or situation.

アカデミック

Water is crucial for the survival of all living things.

水はすべての生き物の生存にとって極めて重要です。

生存に不可欠な要素を表す際によく使われます。

ビジネス

It is crucial that we meet the deadline for this project.

このプロジェクトの締め切りを守ることは極めて重要です。

ビジネスで絶対に外せない条件や期限に使われます。

日常会話

The next few days will be crucial for her recovery.

ここ数日が彼女の回復にとって決定的な期間になります。

病気の回復や成否を分ける重要な局面を表します。

ニュース

The witness provided crucial evidence during the trial.

その証人は裁判中に決定的な証拠を提供しました。

裁判や捜査において結果を左右する証拠に使われます。

語源

crucial は、ラテン語の crux(十字架)に由来しています。十字架は道が交差する「岐路」や、人を磔にする「拷問・試練」を意味し、そこから「運命を決める決定的なもの」へと意味が発展しました。同じ crux(十字架)の語根を持つ関連語には、crucify(十字架にかける、厳しく批判する)があります。

派生語・ファミリー

副詞crucially

crucialの使い方

よく使う組み合わせ

play a crucial role (重要な役割を果たす)a crucial factor (決定的な要因)a crucial moment (決定的な瞬間)crucial information (極めて重要な情報)absolutely crucial (絶対に不可欠な)

使い分け

crucial は成否を分けるほど決定的に重要であることを、important は単に価値や影響が大きいことを、vital は生命や維持に不可欠であることを表します。

The next move is crucial for our success.

失敗すれば後がないような決定的な局面であることを強調します。

It is important to eat vegetables.

一般的に価値があることや望ましいことを表します。

Oxygen is vital for human life.

それがないと命や機能が維持できないという必須性を表します。

よくある間違い

× It is a very crucial issue. ○ It is an absolutely crucial issue. → crucialはすでに「極めて重要」という意味を含むため、veryではなくabsolutelyなどを合わせます。

× This document is crucial to read. ○ It is crucial to read this document. → crucialは「人が〜する」という叙述用法よりも、形式主語itを使って事実の重要性を述べる形が自然です。

コラム

豆知識

crucial の語源であるラテン語の crux(十字架)は、道が交差する「岐路」という意味も持っていました。人生や物事の成否が分かれる「重要な分かれ道」に立たされているというイメージが、crucial が持つ「決定的な」という強い意味合いの根底にあります。

リアルな使われ方

ネイティブは「絶対に不可欠だ」と強調する際、absolutely crucial というフレーズをよく使います。crucial 単体でも「極めて重要」という意味ですが、ビジネスの会議や交渉で、絶対に譲れない条件を提示する時の決まり文句として日常的に登場します。

映画・音楽での使われ方

2004 年の映画『ナショナル・トレジャー(National Treasure)』の中で、歴史的な謎を解くための「決定的な手がかり」を指して crucial clue という表現が使われています。ミステリーやサスペンス作品において、物語の鍵を握る重要な要素を表す際によく聞かれる表現です。

イディオム・定型句

定型句at a crucial juncture

重大な岐路に立って

The company is at a crucial juncture.

定型句of crucial importance

極めて重要で

This decision is of crucial importance.

crucialを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

We have a crucial meeting with the investors this afternoon.

B

I know. Securing this funding is vital for our new project.

A

Have you prepared the financial report? It is of crucial importance.

B

Yes, I finished it. I made sure every detail is accurate.

A

Excellent. Your presentation will play a crucial role today.

B

I am a bit nervous, but I am ready for this important moment.

文化的背景

英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。ビジネスや学術的な場面だけでなく、スポーツの試合や日常の重大な決断など、結果が大きく左右される決定的な場面において、ネイティブスピーカーに好んで用いられる非常に実用的な表現です。

よくある質問

Q. crucial とは?

物事の成否や結果を左右するほど、決定的に重要であることです。『Time is crucial in this situation.(この状況では時間が極めて重要だ)』のように、欠かせない要素について使います。

Q. crucial と essential の違いは?

どちらも「不可欠な」という意味ですが、ニュアンスが異なります。crucial は成否を分ける決定的な瞬間に焦点を当て、essential は本質的に必要で欠かせない要素であることを表します。『Water is essential.(水は不可欠だ)』のように使います。

Q. crucial はどんな場面で使われますか?

ビジネスや医療、裁判など、結果が大きく変わる重大な局面でよく使われます。『He played a crucial role in the project.(彼はプロジェクトで重要な役割を果たした)』は頻出の定型表現です。

Q. crucial と一緒に使えない副詞はありますか?

crucial は「極めて重要」という絶対的な意味を持つため、very や a little とは一緒に使いません。強調したい時は『It is absolutely crucial.(それは絶対に不可欠だ)』のように absolutely や completely を使います。

Q. crucial をフォーマルに言い換えると?

より文語的で重大な影響を示す場合は、critical に言い換えられます。『This is a critical situation.(これは危機的かつ重大な状況だ)』のように、緊急性や深刻なニュアンスが強まります。

CHECK QUIZ

Q: 「プロジェクトで重要な役割を果たす」の自然な表現は?

Q: 「酸素は人間の生命に不可欠だ」に最適な形容詞は?

Q: crucial を強調する自然な副詞はどれ?