crater
- (名)噴火口、クレーター
- (名)(爆発などでできた)大穴
- (動)急落する、大失敗する
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
crater の発音は、最初の母音 /eɪ/ にアクセントを置きます。日本語の「クレーター」のように平坦に伸ばすのではなく、「クレィ」と「エ」と「イ」をはっきり二重母音で発音してください。アメリカ英語では、真ん中の「t」が母音に挟まれるため、日本語のラ行に近い柔らかい音(フラップT)に変化し、「クレイラー」のように聞こえます。
活用形
- 三単現
- craters
- 進行形(-ing)
- cratering
- 過去形
- cratered
- 過去分詞
- cratered
- 複数形
- craters
コアイメージ
表面にできたお椀型の大きなくぼみや穴であることがコアイメージです。隕石の衝突や火山の噴火、爆発などによって地面にできた跡を表す時に使います。
craterの意味・例文
名詞
噴火口、クレーター
A large, bowl-shaped hole in the ground or on a celestial body.
The largest crater on the moon is visible from Earth.
月にある最大のクレーターは地球から見えます。
天体の表面にある隕石孔を指す最も一般的な使い方です。
The volcano's crater began to emit thick black smoke.
火山の噴火口から濃い黒煙が立ち上り始めました。
火山の噴火口を表現する際にも頻出します。
We visited the famous meteor crater during our road trip.
私たちはドライブ旅行中に有名な隕石孔を訪れました。
meteor crater で「隕石孔」という定型表現になります。
(爆発などでできた)大穴
A large hole in the ground caused by an explosion.
The bomb left a huge crater in the middle of the street.
爆弾は通りの真ん中に巨大な穴を残しました。
爆発による破壊の大きさを強調します。
A pothole on this road looks like a moon crater!
この道路のくぼみはまるで月のクレーターみたいです!
道路の大きなくぼみを大げさに表現する比喩です。
The gas explosion created a deep crater in the yard.
ガス爆発で庭に深い大穴ができました。
人為的または事故でできた大きなくぼみを指します。
動詞
急落する、大失敗する
To fail completely or drop suddenly and significantly.
The company's stock price cratered after the scandal.
スキャンダルの後、その会社の株価は急落しました。
巨大な穴に落ちるように数値が下がる様子を表します。
Consumer confidence cratered during the economic recession.
景気後退の間に消費者の信頼感は崩壊しました。
信頼や業績が大きく損なわれた状況で使います。
His approval ratings cratered just before the election.
彼の支持率は選挙の直前に急落しました。
政治家の支持率低下などにもよく使われる表現です。
語源
craterは、古代ギリシャ語でワインと水を混ぜるための「大きな鉢」を意味する krater が語源です。この鉢のお椀のような丸い形が、火山の噴火口や隕石が衝突してできた地面のくぼみと似ていたため、現在の意味に発展しました。同じくギリシャ語の「混ぜる」という語根から派生した関連語には、crasis(融合)があります。
派生語・ファミリー
craterの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
crater は爆発や衝撃でできたお椀型の大きなくぼみを、hole は地面や物体に空いた一般的な穴を、pit は自然または人工的に掘られた深い穴を表します。
よくある間違い
× They dug a deep crater to plant the tree. ○ They dug a deep hole to plant the tree. → crater は爆発や衝突で「できる」ものであり、人間がシャベルなどで「掘る」穴には使いません。
× The stock market made a crater yesterday. ○ The stock market cratered yesterday. → 株価などの「急落」を表す場合、名詞ではなく動詞として crater を単独で使うのが自然です。
コラム
豆知識
crater の語源は、古代ギリシャでワインと水を混ぜるために使われていた「大きな鉢(krater)」です。この鉢の丸みを帯びた形が火山の噴火口に似ていたため、地形を表す言葉へと変化しました。日常の器が壮大な自然の造形物に名前を与えたのは興味深い歴史です。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話やビジネスシーンでは、動詞の crater が非常によく使われます。株価だけでなく、政治家の支持率やテストの点数など、何かが「大きく下落・崩壊した」時に「His approval rating cratered.」のように使われ、視覚的に大きな穴に落ちるイメージを与えます。
映画・音楽での使われ方
SF映画の金字塔『2001年宇宙の旅』をはじめ、宇宙を舞台にした作品では月面の crater が頻繁に登場します。クレーターの陰に秘密の基地や謎の物体が隠されているという設定は、SF作品の王道として親しまれています。
イディオム・定型句
大きな穴や痛手を残す
“The scandal left a crater in his reputation.”
疲れ果てて倒れる、機能停止する
“I completely cratered out after the marathon.”
craterを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you see the news about the tech company? Their stock cratered this morning.
Yes, I heard. The CEO's scandal left a massive hole in their reputation.
It's a disaster. Their sales might drop like a rock too.
Exactly. The situation is like a huge crater they can't climb out of.
Do you think they will recover from this?
It will be tough. Rebuilding trust takes more than just time.
文化的背景
アメリカでは、アリゾナ州にある巨大な「バリンジャー隕石孔(Meteor Crater)」が有名な観光地となっています。また、英米のビジネスニュースでは、企業業績や経済指標が「急落する」様子を表現する際に、動詞としての crater が日常的に登場します。
よくある質問
Q. crater とは?
隕石の衝突や火山の噴火などで表面にできたお椀型の大きなくぼみのことです。『The moon has many craters.(月には多くのクレーターがある)』のように使います。
Q. crater は地形以外にも使えますか?
はい、動詞として「株価や支持率が急落する」という意味でニュースやビジネスでよく使われます。『The stock price cratered.(株価が急落した)』のように表現します。
Q. crater と hole の違いは何ですか?
hole は靴下や壁に空いた穴など一般的な「穴」を指します。一方の crater は爆発や衝突でできた「お椀型の大きなくぼみ」に限定され、『a meteor crater(隕石孔)』のように使います。
Q. 動詞の crater をフォーマルに言い換えると?
「急落する」という意味では plummet や collapse に言い換えられます。『The market plummeted.(市場が急落した)』とすると、より堅い印象になります。
Q. cratered はどのように使いますか?
形容詞として「クレーターだらけの」という意味で使います。『a cratered surface(クレーターだらけの表面)』のように、月面や荒れた道路を表現する時に便利です。
CHECK QUIZ
Q: 庭に木を植えるために「深い穴」を掘った。最適な単語は?
Q: 「昨日の市場の暴落で株価が急落した」の自然な表現は?
Q: 「The road is deeply cratered.」が意味する路面の状態は?