confer
- (動)協議する、打ち合わせる
- (動)授与する、与える
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
confer は2音節目の「fer(fə́ːr)」にアクセントを置きます。最初の「con」は力を抜き、曖昧な「カ」と「コ」の中間の音で短く発音します。後半の「fer」は下唇を軽く噛んで摩擦音を出しながら、舌を丸めて「アー」と長く伸ばすのがコツです。「コンファー」と平坦に発音せず、後半を強調してください。
活用形
- 三単現
- confers
- 進行形(-ing)
- conferring
- 過去形
- conferred
- 過去分詞
- conferred
コアイメージ
複数の人が集まって意見を交わしたり、権威ある機関が称号や権利を与えたりすることがコアイメージです。重要な決定を下す前の話し合いや、正式な場での授与を表す時に使います。
conferの意味・例文
動詞
協議する、打ち合わせる
To discuss something with other people before making a decision.
I need to confer with my lawyer before signing.
署名する前に弁護士と協議する必要があります。
confer with 人 で「人と協議する」という定番の形です。
The committee will confer behind closed doors.
委員会は非公開で協議を行います。
重要な決定を下すための真剣な話し合いに用います。
Researchers conferred on the best approach to the problem.
研究者たちはその問題への最適なアプローチについて話し合いました。
confer on/about 事柄 で「事柄について話し合う」となります。
授与する、与える
To give an official title, honor, or advantage to someone.
The university conferred an honorary degree on him.
大学は彼に名誉学位を授与しました。
confer A on B で「BにAを授与する」と表現します。
The constitution confers certain powers on the president.
憲法は大統領に特定の権限を与えています。
称号だけでなく、法的な権限を与える際にも使います。
The Queen conferred a knighthood upon the actor.
女王はその俳優にナイトの称号を授けました。
upon は on と同じ意味で、より格式高い表現です。
語源
confer は接頭辞 con-(共に)と語根 fer(運ぶ)から成り立っています。互いの意見を持ち寄るという成り立ちから「協議する」という意味に発展し、さらに価値あるものを相手の元へ運ぶというイメージから「授与する」という意味も生まれました。同じ fer(運ぶ)の語根を持つ関連語には、transfer(移す)があります。
派生語・ファミリー
conferの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
confer は決定前に相手と意見を交わし、consult は専門家や上位者に助言を求め、discuss は特定のテーマについて様々な角度から意見を出し合います。
よくある間違い
× I will confer the matter with him. ○ I will confer with him about the matter. → 「協議する」の意味では自動詞として働き、直接目的語をとらずに with や about を伴います。
× The university conferred the degree to him. ○ The university conferred the degree on him. → 「授与する」の対象を示す前置詞は to ではなく on や upon を使います。
コラム
豆知識
confer の名詞形である conference(会議)は、多くの人が意見を「共に(con)持ち寄る(fer)」場であることから生まれました。プレス発表を行う press conference やビデオ会議の video conference など、現代のビジネスに欠かせない言葉のルーツとなっています。
リアルな使われ方
ニュース報道では、大統領や首相が側近と密に話し合う場面で confer がよく使われます。単なる雑談ではなく、重要な方針や国家の命運を決めるための「真剣な協議」であることを伝えるのに適した表現です。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマの法廷シーンでは、裁判官が弁護士と検察官を呼び寄せて小さな声で話し合う場面があります。これを英語で sidebar conference と呼び、動詞の confer も「裁判官と協議する」という厳格な文脈で頻繁に登場します。
イディオム・定型句
〜に名誉を授ける
“The mayor conferred an honor on the local hero.”
学位を授与する
“The college will confer a degree next week.”
有利に働かせる、優位性を与える
“This skill confers a distinct advantage in the market.”
conferを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Have you made a decision on the new contract?
Not yet. I need to confer with our legal team first.
That makes sense. Will they consult outside experts?
Yes, they want to ensure the contract doesn't confer too much power on the vendor.
Good point. We should discuss the timeline once you get their feedback.
Agreed. I will let you know as soon as we finish our meeting.
文化的背景
英語圏の大学の卒業式では、学長が「学位を授与する」と宣言する際に confer という単語が伝統的に使われます。また、ビジネスにおいて独断を避け、関係者としっかり協議する姿勢は高く評価されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. confer とは?
意見を交わして協議すること、または称号や権限を授与することです。『We must confer with the client.(顧客と協議しなければならない)』のように使います。
Q. confer と consult の違いは?
confer は対等な立場で意見を交わすのに対し、consult は専門家や上位者に助言を求めるという違いがあります。『I will consult a lawyer.(弁護士に相談する)』のように使い分けます。
Q. confer を「授与する」の意味で使うときの文法は?
confer A on B(BにAを授与する)の形をとります。『The school conferred a degree on her.(学校は彼女に学位を授与した)』のように、前置詞には on や upon を使います。
Q. confer は日常会話でよく使われますか?
やや硬い表現なので、日常会話よりもビジネスや学術、法的な場面で好まれます。日常会話では『Let's talk about it.(それについて話そう)』などの方が自然です。
Q. confer の名詞形 conference はどのように使われますか?
conference は「会議」や「協議会」を意味し、ビジネスシーンで頻出します。『He is attending a conference.(彼は会議に出席している)』のように大規模な集まりを指します。
CHECK QUIZ
Q: 「マネージャーと協議する」の自然な表現は?
Q: The university conferred an honorary degree ( ) him.
Q: 「体調が悪いので医師に診てもらう(助言を求める)」のに最適な動詞は?