clerk
- (名)事務員、書記
- (名)店員、フロント係
発音のコツ
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clerk の発音はアメリカ英語とイギリス英語で異なります。アメリカ英語(/klɜːrk/)では、口をあまり開けずに「アー」と発音しながら舌を少し後ろに引き、r の音を響かせます。一方、イギリス英語(/klɑːk/)では口を大きく開けて「アーク」と発音し、r の音は出しません。
活用形
- 複数形
- clerks
コアイメージ
定型的な記録や手続き、接客を担う担当者であることがコアイメージです。オフィスでの事務作業や、お店・ホテルでの窓口対応をする人を指す時に使います。
clerkの意味・例文
名詞
事務員、書記
An office worker whose job involves keeping records or general administration.
She works as a file clerk in a law firm.
彼女は法律事務所でファイル管理の事務員として働いています。
書類整理や記録管理を担う事務職を指します。
The court clerk read the charges aloud.
裁判所書記官が起訴状を読み上げました。
裁判所や公的機関の書記・記録係にも使われます。
He started his career as a bank clerk.
彼は銀行員としてキャリアをスタートさせました。
銀行の窓口業務や事務を行う人を表します。
店員、フロント係
A person who works in a store or at a hotel reception desk.
I asked the sales clerk for a different size.
販売員に違うサイズがないか尋ねました。
小売店で接客や販売を行う店員を指します。
The desk clerk handed me my room key.
フロント係が私に部屋の鍵を渡してくれました。
ホテルの受付で対応するスタッフを表します。
We need to hire a new grocery clerk.
新しいスーパーの店員を雇う必要があります。
食料品店でのレジ打ちや品出しをする従業員のことです。
語源
clerkは、ラテン語のclericus(聖職者)に由来しています。中世ヨーロッパでは読み書きができるのは主に聖職者であったため、「読み書きできる人」から「書記・記録係」となり、現在の「事務員・店員」へと意味が発展しました。同じ語源を持つ関連語には、cleric(聖職者)があります。
派生語・ファミリー
clerkの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
clerkは定型的な事務作業や店舗での接客を行い、secretaryは上司のスケジュール管理や補佐を担い、receptionistは会社やホテルの入り口で来客対応を専門に行います。
よくある間違い
× I asked a store master for help. ○ I asked a sales clerk for help. → お店の店長や店員を「マスター」と呼ぶのは和製英語です。店員には clerk などを使いましょう。
× He works as bank clerk. ○ He works as a bank clerk. → clerk は数えられる名詞(可算名詞)なので、職業として言う場合は必ず a や an を付けます。
コラム
豆知識
語源であるラテン語の clericus(聖職者)が、なぜ「事務員」になったのでしょうか。中世ヨーロッパでは、一般庶民や貴族でさえ文字の読み書きができないことが多く、記録や文書作成は知識層である聖職者の役割でした。そこから「読み書きできる人」という意味合いが強まりました。
リアルな使われ方
アメリカのスーパーや小売店では、レジ打ちや品出しをする店員を grocery clerk や retail clerk と呼びます。日常会話では単に clerk と言うことも多く、「I will ask the clerk.(店員に聞いてみるよ)」は買い物中に非常によく使うフレーズです。
映画・音楽での使われ方
1994 年のアメリカ映画『クラークス(Clerks)』は、コンビニエンスストアとビデオレンタル店で働く 2 人の店員(clerk)の日常をモノクロで描いたコメディ作品です。低予算ながら大ヒットし、アメリカにおける clerk の労働環境や若者文化をリアルに描写した名作として知られています。
イディオム・定型句
ホテルのフロント係
“The desk clerk was very helpful with our luggage.”
販売員、店員
“The sales clerk showed me the newest models.”
裁判所書記官
“The clerk of the court swore in the witness.”
clerkを使った会話例
ホテルのロビーで
Excuse me, are you the desk clerk?
Yes, I am. How can I help you today?
I would like to check out, please.
Certainly. I will process your payment right away.
Thank you. By the way, the staff here is wonderful.
I am glad to hear that. Have a safe trip home!
文化的背景
アメリカ英語では clerk(特に sales clerk)は小売店の店員を指す言葉として日常的に使われます。一方でイギリス英語では、事務員や銀行員などを指すことが多く、お店の店員は shop assistant と呼ぶのが一般的です。
よくある質問
Q. clerk とは?
オフィスでの事務作業や、店舗・ホテルでの接客・手続きを担当する人のことです。『She is a bank clerk.(彼女は銀行員です)』のように、職業を表す際によく使われます。
Q. clerk と staff の違いは?
clerk は個人の職種(事務員や店員)を指す可算名詞ですが、staff は組織で働く従業員全体を指す集合名詞です。『Our staff is very friendly.(当ホテルのスタッフはとても親切です)』のように集団に対して使います。
Q. アメリカとイギリスで clerk の意味は違いますか?
はい、異なります。アメリカでは主に小売店の「店員」を指しますが、イギリスでは主に「事務員」を指します。イギリスで店員と言いたい場合は『I asked a shop assistant.(店員に尋ねた)』のように表現します。
Q. ホテルの受付の人は何と呼びますか?
ホテルのフロント係は desk clerk や receptionist と呼びます。『Please leave your key with the desk clerk.(鍵はフロント係にお預けください)』のように、宿泊時の案内や手続きで使えます。
Q. clerk のイギリス英語とアメリカ英語の発音の違いは?
アメリカ英語ではクラーク(/klɜːrk/)のように「アー」と舌を巻きますが、イギリス英語ではクラーク(/klɑːk/)と発音します。『The clerk helped me.(店員が助けてくれた)』と発音する際、地域で音が変わる点に注意しましょう。
CHECK QUIZ
Q: 社長のスケジュール管理や電話応対を専門にする職種は?
Q: ホテルの「フロント係」を表す一般的な表現は?
Q: イギリス英語で「お店の店員」を指す一般的な表現は?