chapel
- (名)礼拝堂、小さな教会
- (名)礼拝(式)
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
chapel の発音は /ˈtʃæpəl/ です。最初の「ch」は唇を少し前に突き出して「チ」と息を強く出します。続く母音の「æ」は、口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音をはっきりと発音します。後半の「pel」は力を抜いた曖昧な「パ」と「ポ」の中間のような音から、舌先を上の歯茎の裏につけて「ル」と響かせます。
活用形
- 複数形
- chapels
コアイメージ
大きな教会の一部や、学校・病院などに設けられた小さな祈りの空間であることがコアイメージです。キリスト教の個人的な祈りや、小規模な結婚式・礼拝について話す時に使います。
chapelの意味・例文
名詞
礼拝堂、小さな教会
A small building or room used for Christian worship.
They got married in a beautiful little chapel.
彼らは美しい小さな礼拝堂で結婚しました。
結婚式場としてのチャペルは日本でもおなじみです。
The university chapel was built in the 19th century.
その大学の礼拝堂は19世紀に建てられました。
学校などの施設内に併設された建物を指します。
The hospital opened a new chapel for patients.
病院は患者のために新しい礼拝室を開設しました。
病院や空港にある小規模な祈りの部屋にも使われます。
Visitors must remain silent inside the chapel.
訪問者は礼拝堂内では静かにしなければなりません。
神聖な場所での行動規範を示す際によく使われます。
礼拝(式)
A religious service held in a chapel.
Students are required to attend chapel every morning.
学生は毎朝の礼拝に出席することが義務付けられています。
無冠詞で使うと、建物ではなく行事としての「礼拝」を表します。
The morning chapel will begin at eight o'clock.
朝の礼拝は8時に始まります。
行事の開始時刻を知らせる表現です。
He gave a speech after chapel on Friday.
彼は金曜日の礼拝の後にスピーチをしました。
礼拝という時間を基準にして予定を語る時に便利です。
語源
chapel は、後期ラテン語の cappa(マント)に縮小辞がついた cappella(小さなマント)に由来します。聖マルティヌスが着ていた神聖なマントを保管するための「小さな建物」を cappella と呼んだことから、現在の「小さな礼拝堂」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、cape(肩を覆うマント)があります。
派生語・ファミリー
chapelの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
chapel は学校や病院内にある祈りの空間や独立した小規模な礼拝堂を、church は一般的なキリスト教の公的な礼拝用建物を、shrine は神聖なものを祀る神殿や神社を表します。
よくある間違い
× I visited a famous Japanese chapel in Kyoto. ○ I visited a famous Japanese shrine in Kyoto. → chapel はキリスト教の礼拝堂です。日本の神社には shrine を使います。
× He goes to the chapel every morning. ○ He goes to chapel every morning. → 日常的な行事として「礼拝に行く」場合は冠詞をつけません。特定の建物を指す時のみ the を置きます。
コラム
豆知識
chapel の語源には、4世紀の聖人マルティヌスの有名な伝説が関わっています。彼が凍える物乞いに自分の外套(cappa)を半分切り裂いて与えたという話です。後にその外套の残りを聖遺物として保管した小さな建物を cappella(小さな外套の居場所)と呼ぶようになり、それが chapel に変化しました。
リアルな使われ方
現代の公共施設(空港、病院、ショッピングモールなど)では、特定の宗教に偏らない祈りの空間として multi-faith chapel(多宗教対応の礼拝室)が設置されることが増えています。ネイティブは宗教を問わず、静かに心を落ち着ける場所としてこの言葉を使います。
映画・音楽での使われ方
1992 年の大ヒット映画『天使にラブ・ソングを…(Sister Act)』では、修道院の chapel が重要な舞台となります。主人公が保守的な聖歌隊をソウルフルなコーラスグループへと変貌させ、静かだった礼拝堂を活気に満ちた空間へと変えていく様子が感動的に描かれています。
イディオム・定型句
結婚式専用の礼拝堂
“They got married in a Las Vegas wedding chapel.”
遺体安置室、告別室
“The family viewed the body in the chapel of rest.”
礼拝に出席する
“Students must go to chapel on weekdays.”
chapelを使った会話例
大学のキャンパスで留学生の友人同士が
Where are you going now?
I am heading to the university chapel. I need a quiet place to think.
Is there a service going on? I thought people only go to chapel on Sundays.
Not right now. Unlike a big church, it is always open for students to pray.
That is nice. By the way, I visited a famous Japanese shrine yesterday.
I would love to see the pictures! Let's catch up after I visit the chapel.
文化的背景
欧米の空港や病院には、多宗教の人が利用できる「祈りの部屋」があり、これも chapel と呼ばれることが一般的です。また、アメリカのラスベガスには手続きが簡単な wedding chapel が数多くあり、ドライブスルーで結婚式を挙げられる場所もあります。
よくある質問
Q. chapel とは?
キリスト教の小さな礼拝堂や、学校・病院などに設けられた祈りの空間のことです。『They got married in a small chapel.(彼らは小さな礼拝堂で結婚した)』のように使います。
Q. chapel と church の違いは?
church は独立した教会建築や組織全体を指します。一方の chapel は、大きな教会の一部や他の施設に併設された小規模な礼拝堂を指すことが多いです。『a hospital chapel(病院の礼拝室)』がその代表例です。
Q. 日本の結婚式場にある「チャペル」は英語でも通じますか?
はい、英語でも wedding chapel と呼べば通じます。ただし欧米の chapel は神聖な祈りの場としての意味合いが強いため、商業的な式場は『We booked a wedding venue.』のように表現する方が自然な場合もあります。
Q. アカペラ(a cappella)と chapel は関係がありますか?
はい、直接的な関係があります。a cappella はイタリア語で「礼拝堂の様式で」を意味し、かつて礼拝堂で楽器を使わずに合唱だけを行っていたことに由来します。『They sang a cappella.(無伴奏で歌った)』のように使われます。
Q. 冠詞の有無で意味は変わりますか?
変わります。a chapel のように冠詞をつけると建物を指しますが、無冠詞で go to chapel と言うと「礼拝に参加する」という行事の意味になります。『I missed chapel today.(今日は礼拝を休んだ)』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 「京都の有名な神社を訪れた」の自然な英語表現は?
Q: 「毎朝、礼拝に出席する」の自然な表現は?
Q: 音楽用語の「アカペラ(a cappella)」の語源となった意味は?