casualty

  • (名)死傷者、犠牲者
  • (名)被害者、犠牲となったもの
  • (名)救急救命室、救急外来
UK/ˈkæʒuəlti/

発音のコツ

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casualty は最初の母音「æ」にアクセントを置きます。口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出してください。続く「ʒu」は唇を少し丸めて「ジュ」と濁らせ、「əl」は曖昧な音で軽く添えます。「カジュアルティ」と日本語の平坦な発音にならず、最初の「キャ」を強く押し出すのがコツです。

活用形

複数形
casualties

コアイメージ

偶然起こる不運な出来事によって生じた死傷者や損害がコアイメージです。主に戦争や事故による被害者を客観的に報じる時や、方針転換によって不利益を被った物事を表現する時に使います。

casualtyの意味・例文

名詞

可算

死傷者、犠牲者

A person killed or injured in a war or accident.

ニュース

The explosion caused heavy casualties among civilians.

その爆発は民間人に甚大な死傷者を出しました。

→

heavy casualties で「多数の死傷者」を表す定番フレーズです。

アカデミック

The historian documented the casualties of the civil war.

その歴史家は内戦の犠牲者を記録しました。

→

戦争での被害を客観的に述べる際に適しています。

日常会話

Fortunately, there were no casualties in the traffic accident.

幸いなことに、その交通事故での死傷者はいませんでした。

→

事故の被害状況を伝える時によく使われます。

可算

被害者、犠牲となったもの

A person or thing that suffers as a result of something else happening.

ビジネス

Small businesses became the first casualties of the economic crisis.

中小企業が経済危機の最初の犠牲者となりました。

→

組織や産業が不利益を被った時にも使えます。

SNS・カジュアル

My weekend plans were a casualty of the typhoon.

私の週末の予定は台風の犠牲になりました。

→

予定が台無しになったことを少し大げさに表現します。

ニュース

The environmental project was a casualty of budget cuts.

その環境プロジェクトは予算削減の犠牲となりました。

→

方針転換によって中止された計画などにも適用されます。

countable / uncountable

救急救命室、救急外来

The part of a hospital where people who are hurt in accidents or suddenly ill are taken.

日常会話

He was rushed to casualty after the fall.

彼は転落後、救急外来へ急送されました。

→

主にイギリス英語で使われる表現です。

ニュース

The local hospital's casualty department is understaffed.

地元病院の救急救命室は人手不足です。

→

casualty department の形でも頻出します。

フォーマル

Please direct all emergency patients to casualty.

すべての救急患者を救急外来へ案内してください。

→

病院内の案内や指示で使われます。

語源

casualty は、ラテン語で「落ちること」や「偶然の出来事」を意味する casus を語源としています。そこから「予期せぬ不運な出来事」を指すようになり、やがて戦争や事故による「死傷者」という具体的な意味へと発展しました。同じく「落ちる」という語源を持つ関連語には、accident(事故)があります。

派生語・ファミリー

形容詞casual
副詞casually

casualtyの使い方

よく使う組み合わせ

heavy casualties (甚大な被害・多数の死傷者)civilian casualties (民間人の死傷者)cause casualties (死傷者を出す)suffer casualties (死傷者を出す・被害を被る)mass casualties (多数の死傷者)

使い分け

casualty は事故や戦争での死傷者の両方を指し、victim は犯罪や災害の被害者全体を指し、fatality は事故や災害での死者のみを限定して指します。

“The battle resulted in heavy casualties.”

→ 戦争や事故の死傷者を客観的に報じるニュアンスです。

“The charity helps victims of domestic violence.”

→ 犯罪や不当な扱いで苦しんでいる人のニュアンスです。

“There was one fatality in the car crash.”

→ 負傷者は含まず、死亡した人だけを明確にするニュアンスです。

よくある間違い

× The casualty of the accident was sent to the hospital. ○ The victim of the accident was sent to the hospital. → casualty は戦争や大事故での集団的な死傷者を指すため、個人の被害者には victim を使います。

× The war caused a lot of casualty. ○ The war caused a lot of casualties. → 多数の死傷者を表す場合、casualty は可算名詞として複数形の casualties にする必要があります。

コラム

豆知識

casualty の語源であるラテン語の casus(落ちること)は、サイコロが「落ちて」目が出るという偶然性から「不運な出来事」を意味するようになりました。ここから派生した case(場合・事件)も、物事が偶然「落ちてくる」という共通のイメージを持っています。

リアルな使われ方

ビジネスシーンでは、リストラや倒産などの経済的な打撃を受けた対象を casualty と呼ぶことがよくあります。『The project was a casualty of budget cuts.』のように、物理的な怪我ではなく、比喩的な損害を表す実用的な表現です。

映画・音楽での使われ方

1989 年のベトナム戦争を描いた映画『Casualties of War(邦題:カジュアリティーズ)』は、戦争がもたらす肉体的・精神的な犠牲をリアルに描いた名作です。また、イギリスには『Casualty』という1986年から続く長寿医療ドラマがあり、救急外来を舞台にしています。

イディオム・定型句

ことわざThe first casualty of war is truth.

戦争の最初の犠牲者は真実である

“As they say, the first casualty of war is truth.”

定型句a casualty of

〜の犠牲者、〜の被害者

“He became a casualty of the corporate restructuring.”

casualtyを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

Did you see the news about the factory fire over the weekend?

B

Yes, it was terrible. Were there any casualties?

A

Fortunately, there were no fatalities, but several workers were injured.

B

That is a relief. But the production line might become a casualty of this incident.

A

True. We need to prepare for delays. Our supply chain will definitely suffer.

B

I agree. Let's check the inventory before the meeting.

文化的背景

アメリカ英語では病院の救急外来を ER (Emergency Room) と呼びますが、イギリス英語では casualty または A&E (Accident and Emergency) と呼ぶのが一般的です。地域によって医療用語が異なる点に注意してください。

よくある質問

Q. casualty とは?

事故や戦争によって生じた死傷者や犠牲者のことです。『The earthquake caused many casualties.(その地震は多くの死傷者を出した)』のように、ニュースや公式な報告でよく使われます。

Q. casualty と victim の違いは?

casualty は戦争や事故における「死傷者」を客観的に指します。一方の victim は犯罪や災害の「被害者」を指し、『a victim of fraud(詐欺の被害者)』のように同情的なニュアンスを含みます。

Q. casualty は死者だけを指しますか?

いいえ、死者だけでなく負傷者も含まれます。死者のみを明確に指したい場合は fatality を使います。『There were no fatalities.(死者は出なかった)』のように使い分けます。

Q. casualty をビジネスで使うことはありますか?

はい、方針転換や経済状況の悪化によって「不利益を被った人や企業」を比喩的に表す時に使います。『Small shops were the casualties of the new mall.(小さな店が新モールの犠牲になった)』のように表現します。

Q. イギリス英語での特別な意味はありますか?

イギリス英語では、病院の「救急外来(ER)」を casualty と呼びます。『He was taken to casualty.(彼は救急外来に運ばれた)』のように、日常会話や医療現場で頻繁に使われます。

CHECK QUIZ

Q: 交通事故の「死者」のみを明確に指す英単語は?

Q: 「その爆発は多数の死傷者を出した」の自然な表現は?

Q: ビジネスにおける「a casualty of the pandemic」の意味は?