bureaucracy
- (名)官僚組織、官僚制度
- (名)お役所仕事、煩雑な手続き
発音のコツ
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bureaucracy は「bjʊərɑ́krəsi」と発音します。最初の「bu(bjʊə)」にアクセントを置き、唇を丸めて「ビュー」と発音した後に軽く「ア」を添えます。続く「reau(rɑ́)」は舌を丸めて「ラー」と発音し、「cracy(krəsi)」は力を抜いて「クラシィ」と素早く添えます。平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
活用形
- 複数形
- bureaucracies
コアイメージ
複雑な規則や階層を持つ巨大な組織体制や、それに伴う煩雑な手続きがコアイメージです。政府や大企業などの硬直化したシステムや、非効率なお役所仕事を批判的に表現したい時に使います。
bureaucracyの意味・例文
名詞
官僚組織、官僚制度
A system of government or business that has many complicated rules and ways of doing things.
The new law created a massive bureaucracy.
その新しい法律は巨大な官僚組織を生み出しました。
政府や機関の巨大なシステムを指す際によく使われます。
It is hard to navigate the corporate bureaucracy.
企業の官僚的な体制をうまく進むのは難しいです。
大企業の階層的で硬直化した組織構造を表します。
The professor studies the history of state bureaucracy.
その教授は国家の官僚制度の歴史を研究しています。
政治学や社会学の専門用語としても頻出します。
お役所仕事、煩雑な手続き
Complicated official rules and processes that cause delays and frustration.
We need to reduce the bureaucracy in this hospital.
この病院の煩雑な手続きを減らす必要があります。
手続きの多さや遅れに対する不満を込めて使います。
The project was delayed due to unnecessary bureaucracy.
不必要なお役所仕事のせいでプロジェクトが遅れました。
ビジネスにおける非効率な承認プロセスなどを指します。
I am so tired of dealing with endless bureaucracy.
終わりのないお役所手続きの対応には本当にうんざりです。
面倒な書類作業へのストレスを表現できます。
語源
bureaucracy は、bureau(フランス語で「机・事務局」)と -cracy(ギリシャ語由来で「支配・政治」)から成り立っています。役人が机に向かって事務処理や支配を行う体制という成り立ちから、現在の意味に発展しました。同じ -cracy(政治)の語根を持つ関連語には、democracy(民主主義)があります。
派生語・ファミリー
bureaucracyの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
bureaucracy は複雑な規則を持つ組織体制や手続きを、red tape は特に非効率で無駄な形式的手続きを批判的に、administration は組織の管理や運営そのものを中立的に表します。
“We had to cut through a lot of red tape.”
→ 無駄でイライラする形式的な手続きを強く強調します。
よくある間違い
× The company has many bureaucracies. ○ The company has a lot of bureaucracy. → 「煩雑な手続き」の意味では不可算名詞として扱います。具体的な組織を指す場合のみ複数形にします。
× He is a typical bureaucracy. ○ He is a typical bureaucrat. → 人(官僚・役人)を指す場合は bureaucrat を使います。bureaucracy は組織や制度そのものを表します。
コラム
豆知識
bureaucracy の語源にある bureau は、もともとフランス語で「粗い毛織物」を意味していました。昔の役人が机の上にこの布を敷いて事務作業をしていたことから、机や事務局を指すようになり、さらに「官僚制度」へと意味が広がりました。
リアルな使われ方
ネイティブは会社の面倒な経費精算や承認プロセスに対して「too much bureaucracy」と愚痴をこぼすことがよくあります。政府機関に限らず、手続きが煩雑でスピード感に欠けるあらゆる組織に対して日常的に使われる表現です。
映画・音楽での使われ方
1985 年の映画『未来世紀ブラジル(Brazil)』は、極端な bureaucracy に支配されたディストピア社会をブラックユーモアたっぷりに描いたカルト的な名作です。書類のミス一つで人命が奪われる恐ろしい官僚主義がテーマになっています。
イディオム・定型句
煩雑な手続きをかいくぐる
“We need to cut through the bureaucracy.”
凝り固まった官僚組織
“The entrenched bureaucracy resisted the change.”
お役所仕事で行き詰まる
“The project got bogged down in bureaucracy.”
bureaucracyを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you submit the budget request for our new project?
Yes, but it got stuck in the corporate bureaucracy.
Oh no. Do we have to deal with more red tape?
Exactly. I need three different signatures from the administration.
That kind of bureaucracy always delays our work.
I agree. We should ask the manager to help us cut through it.
文化的背景
英語圏において bureaucracy は、政府や大企業の非効率さ、融通の利かなさを批判するネガティブな文脈で使われることがほとんどです。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。手続きの遅れや無駄な書類作業に対する不満を表現する際に便利な単語です。
よくある質問
Q. bureaucracy とは?
複雑な規則や階層を持つ組織体制、またはそれに伴う煩雑な手続きのことです。『We need to reduce the bureaucracy.(お役所仕事を減らす必要がある)』のように、非効率さを批判する文脈でよく使われます。
Q. bureaucracy と red tape の違いは?
bureaucracy は組織体制や手続き全体を指しますが、red tape はその中でも特に無駄で非効率な形式的ルールのみを強く批判します。『cut through red tape(お役所仕事を省く)』のように使います。
Q. bureaucracy は日常会話でも使いますか?
はい、使います。政府だけでなく、大企業や大学などの手続きが面倒な時に不満を込めて使われます。『There is too much bureaucracy here.(ここは手続きが面倒すぎる)』のように表現できます。
Q. bureaucracy に関連する単語は?
人を指す bureaucrat(官僚、役人)や、形容詞の bureaucratic(官僚的な)がよく使われます。『He is a typical bureaucrat.(彼は典型的なお役人だ)』のように、融通が利かない人を批判する際に登場します。
Q. bureaucracy の発音のコツは?
最初の「ビュー」にアクセントを置き、続く「ロ」を滑らかに発音するのがポイントです。『I hate dealing with bureaucracy.(お役所手続きにはうんざりだ)』と実際の会話でスムーズに言えるよう練習しましょう。
CHECK QUIZ
Q: 組織の「管理・運営」を中立的に表す名詞はどれ?
Q: 「彼は典型的なお役人だ」の空所に入る単語は? He is a typical ( ).
Q: 「too much bureaucracy」が指す一般的な状況は?