bow

  • ()お辞儀する、屈する
  • ()お辞儀、会釈
  • ()弓、弦楽器の弓
  • ()蝶結び、リボン
UK/bəʊ/

発音のコツ

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bow は意味によって発音が異なります。「お辞儀する」場合は /baʊ/ となり、口を大きく開けた「ア」から唇を丸める「ウ」へと滑らかに変化させます。一方、「弓」や「蝶結び」の場合は /boʊ/ となり、日本語の「オ」より口を狭く丸めて「オゥ」と発音します。スペルが同じでも音が全く違うため、文脈に応じて正しく使い分けましょう。

活用形

三単現
bows
発音は意味によって /baʊz/ または /boʊz/ になります。
進行形(-ing)
bowing
過去形
bowed
過去分詞
bowed
複数形
bows
発音は意味によって /baʊz/ または /boʊz/ になります。

コアイメージ

体を前方に曲げること、またはしなやかに曲がった形状そのものがコアイメージです。敬意を表して挨拶する時や、弓やリボンなどの曲線を帯びた物を指す時に使います。

bowの意味・例文

動詞

intransitive / transitive

お辞儀する、屈する

To bend your head or body forward as a sign of respect or subjection.

ニュース

The prime minister bowed deeply in apology.

首相は深くお辞儀をして謝罪しました。

公式な場での深い謝罪や敬意を表します。

アカデミック

In many Asian cultures, people bow to show respect.

多くのアジア文化では、人々は敬意を示すためにお辞儀をします。

文化的背景を説明する際によく使われる表現です。

ビジネス

We will not bow to unreasonable demands.

私たちは理不尽な要求には屈しません。

圧力や権力に対して服従するという比喩的な用法です。

日常会話

He bowed his head in prayer.

彼は祈るために頭を下げました。

他動詞として「頭を下げる」という形でも使われます。

名詞

可算

お辞儀、会釈

The act of bending your head or body forward.

フォーマル

The actor took a deep bow after the performance.

俳優は演技の後、深くお辞儀をしました。

称賛に対する感謝を示す動作として頻出します。

日常会話

She greeted me with a polite bow.

彼女は丁寧なお辞儀で私に挨拶しました。

名詞として、挨拶の手段そのものを表します。

ビジネス

He gave a slight bow and left the room.

彼は軽く会釈をして部屋を出ました。

a slight bow で「軽い会釈」を表現できます。

可算

弓、弦楽器の弓

A weapon for shooting arrows, or a stick for playing stringed instruments.

アカデミック

The ancient hunters used a bow and arrow.

古代の狩人たちは弓矢を使っていました。

bow and arrow(弓矢)は歴史や狩猟の文脈で定番です。

日常会話

He drew his bow and aimed at the target.

彼は弓を引き、的を狙いました。

弓を引く動作には動詞 draw を使います。

ニュース

The violinist raised her bow to begin the concert.

バイオリニストはコンサートを始めるために弓を構えました。

弦楽器を弾くための道具も同じ単語で表現します。

可算

蝶結び、リボン

A knot with two curved parts and two loose ends, used as a decoration.

日常会話

She tied a red bow around the gift box.

彼女はギフトボックスに赤いリボンを蝶結びにしました。

結び目の形そのものを指すため、リボン以外にも使えます。

SNS・カジュアル

I love your hair bow!

あなたの髪のリボン、すごく可愛いね!

髪飾りのリボンを褒める時のカジュアルな表現です。

フォーマル

All the waiters were wearing black bow ties.

ウェイターは全員、黒い蝶ネクタイを着用していました。

bow tie は蝶ネクタイを意味する一般的な複合語です。

語源

bow は古英語の būgan(曲げる)に由来します。体を前方に「曲げる」動作から「お辞儀する」という意味になり、しなやかに「曲がった」形状から「弓」や「蝶結び」という意味へと発展しました。同じく「曲げる」という語源を持つ関連語には、腕(ell)の曲がる部分を意味する elbow(肘)があります。

派生語・ファミリー

名詞bowman
名詞bowstring
形容詞bowed

bowの使い方

よく使う組み合わせ

bow to the pressure (圧力に屈する)take a bow (お辞儀をする)a bow and arrow (弓矢)tie a bow (蝶結びにする)bow one's head (頭を下げる)

使い分け

bow は敬意や服従を示すために体を前傾させ、bend は物や体の一部を物理的に曲げ、lean は体を斜めに傾けたり何かに寄りかかったりします。

He bowed to the queen.

敬意を表す社会的な動作としてのニュアンスです。

Can you bend your knees?

関節や物を物理的に曲げる動作を表します。

Do not lean against the wall.

支えを求めて体を傾けるニュアンスです。

よくある間違い

× He bowed me when we met. ○ He bowed to me when we met. → 誰かに向かってお辞儀をする時は、自動詞として前置詞の to を伴います。

× We bowed hands at the meeting. ○ We shook hands at the meeting. → bow は体を曲げる動作であり、手を使って挨拶を交わす場合は shake hands を使います。

コラム

豆知識

腕の関節である「肘」を意味する elbow は、ell(腕)と bow(曲がる部分)が組み合わさってできた単語です。bow が本来持っていた「曲がる」というコアイメージが、体の部位の名前にもはっきりと残っているのは非常に興味深い点です。

リアルな使われ方

ネイティブは、プロジェクトや役職から身を引く時に bow out というイディオムをよく使います。舞台からお辞儀をして退場する姿から派生した表現で、ビジネスシーンでも「I think it is time for me to bow out.(そろそろ身を引く潮時だ)」のように使われます。

映画・音楽での使われ方

リアーナの 2008 年の世界的ヒット曲『Take a Bow』は、浮気をした恋人に対して「まるで舞台の上の役者のようだったわ、さあお辞儀をして(退場して)」と皮肉を込めて別れを告げる失恋ソングです。演劇のメタファーとして見事に使われています。

イディオム・定型句

定型句take a bow

お辞儀をする、称賛を受ける

The cast came out to take a bow.

イディオムbow out

身を引く、引退する

He decided to bow out of the race.

イディオムhave two strings to one's bow

二の矢を持つ、保険をかける

It is smart to have two strings to your bow.

bowを使った会話例

金曜の夜、コンサートホールの楽屋で

A

You were amazing! You should go back out and take a bow.

B

Thank you. I was so nervous that I almost dropped my violin bow.

A

No one noticed. By the way, your red bow tie looks very sharp.

B

Thanks. Is the director going to bow out after this season?

A

Yes, he will bend to the board's decision and retire.

B

I see. I will make sure to bow deeply to him later.

文化的背景

日本のお辞儀文化に比べ、欧米では日常的な挨拶として bow(お辞儀)をする習慣は少なく、主に舞台俳優が観客の称賛に応える時や、王室に対する深い敬意を示すフォーマルな場面に限定されます。日常の挨拶では握手やハグ、軽い会釈(nod)が一般的です。

よくある質問

Q. bow とは?

体を前に曲げてお辞儀をすること、または弓や蝶結びを指す単語です。『He bowed deeply.(彼は深くお辞儀をした)』のように敬意を表す場面で使われます。

Q. bow は意味によって発音が変わりますか?

はい、変わります。「お辞儀(する)」の意味では /baʊ/(バウ)と発音し、「弓」や「蝶結び」の意味では /boʊ/(ボウ)と発音します。『tie a bow(蝶結びにする)』と言う時は「ボウ」になります。

Q. 「圧力に屈する」と言いたい時に bow は使えますか?

使えます。物理的に頭を下げる動作から転じて、権力や圧力に服従するという意味でも用いられます。『The company bowed to public pressure.(その企業は世論の圧力に屈した)』のように表現します。

Q. bow と nod の違いは?

bow は腰や首から上体を深く曲げる「お辞儀」であり、nod は首だけを縦に振る「頷き・軽い会釈」です。『She gave a slight nod.(彼女は軽く頷いた)』のように、日常的な軽い挨拶には nod が自然です。

Q. 舞台の終わりに使われる bow の定型表現は?

『take a bow』というフレーズがよく使われます。直訳の「お辞儀をする」から転じて、「称賛を受ける」という意味になります。『You should take a bow for your great work.(素晴らしい仕事ぶりに称賛を受けるべきだ)』のようにも使えます。

CHECK QUIZ

Q: 次の空欄に入る bow と同じ発音(/boʊ/)のものは?

Q: 「政府は世論の圧力に屈した」の自然な表現は?

Q: 「壁に寄りかからないでください」に最適な動詞は?