be subject to
- (動)〜の対象になる、〜を課される
- (動)〜の影響を受けやすい
- (動)〜を条件とする
発音のコツ
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subject のアクセントは最初の音節「sub」にあります。「サ」と「ア」の中間のような短い音で強く発音し、続く「ject」は弱く「ジェクト」と発音します。to は弱形となり「トゥ」や「タ」のように軽く添えるだけです。「ビー・サブジェクト・トゥ」と単語を区切らず、流れるように繋げて発音しましょう。
活用形
- 三単現
- is subject to
- 主語が3人称単数の現在形の場合に使います。
- 進行形(-ing)
- being subject to
- 進行形や動名詞として使う場合の形です。
- 過去形
- was subject to
- 主語が単数の過去形の場合に使います。
- 過去分詞
- been subject to
- 完了形で使う場合の過去分詞形です。
コアイメージ
ある権力やルールの「下に投げ出されている」状態がコアイメージです。税金や法律の対象になったり、変更や影響を受けやすかったりする時に使います。
be subject toの意味・例文
動詞
〜の対象になる、〜を課される
To be placed under the authority or control of a rule, law, or test.
The new products are subject to strict safety tests.
新製品は厳格な安全テストの対象になります。
検査やルールの対象となることを表す定番の表現です。
Food eaten inside is subject to a 10% tax.
店内で食べる料理には10%の税金がかかります。
課税対象になるという文脈で頻出します。
All employees are subject to the company regulations.
全従業員は会社の規定の支配下にあります。
法律や規則に従わなければならない状態を示します。
〜の影響を受けやすい
To be prone to or likely to be affected by something.
The outdoor event is subject to the weather.
その野外イベントは天候に左右されます。
天候などの外的要因の影響を受けやすいことを表します。
Flight times are subject to delay during winter.
冬の間、フライト時間は遅延しやすくなります。
遅延や変更といった好ましくない影響を被る時に使います。
The prices are subject to change without notice.
価格は予告なしに変更される場合があります。
ビジネスにおいて免責事項として非常によく使われる表現です。
〜を条件とする
To be dependent or conditional upon something else happening.
The agreement is subject to final approval.
その合意は最終承認を条件とします。
何かが成立するための前提条件を示します。
The job offer is subject to contract.
その採用通知は契約の締結を条件とします。
まだ法的な拘束力がない段階であることを明確にします。
These discounts are subject to availability.
これらの割引は在庫状況によります。
サービスや商品の提供が確約されていないことを表します。
語源
be subject to の subject は、接頭辞 sub-(下に)と語根 ject(投げる)から成り立っています。自分より強い力を持つ者の「下に投げ出された状態」という成り立ちから、法律の支配下にあることや、影響を受けやすいことを表すようになりました。同じ ject(投げる)を持つ関連語には、project(前に投げる→計画する)があります。
派生語・ファミリー
be subject toの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
be subject to はルールや影響の下にあること、be vulnerable to は攻撃や被害に対して無防備であること、be conditional on はある条件を満たす必要があることを表します。
“The elderly are vulnerable to the cold weather.”
→ 寒さに対して弱く被害を受けやすいニュアンスです。
“The offer is conditional on board approval.”
→ 役員会の承認が必須条件であるニュアンスです。
よくある間違い
× The schedule is subject for change. ○ The schedule is subject to change. → subject の後には前置詞 to を使います。for や of など他の前置詞は使いません。
× He subjected to the new rules. ○ He is subject to the new rules. → ここでの subject は形容詞なので、必ず be 動詞を伴って使います。
コラム
豆知識
subject を語源で分解すると「下に(sub)投げられた(ject)」となります。これは中世において、王や君主の下に投げ出された「臣民」を意味していました。そこから派生して、現代では法律やルールの「支配下にある」ことを表すようになりました。
リアルな使われ方
ネイティブのビジネス会話やメールでは、subject to approval(承認次第)や subject to availability(空き状況次第)といった定型表現が頻繁に登場します。確定していない予定や条件付きのオファーを伝える際に、非常に便利でプロフェッショナルな響きを持ちます。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマの法廷シーン、またはニュース番組で「subject to the law(法の支配下にある)」という表現がよく使われます。例えば、大統領や権力者であっても「No one is above the law, everyone is subject to it.(誰も法を超越することはできず、皆が法の支配下にある)」というフレーズで登場します。
イディオム・定型句
予告なしに変更される場合がある
“All prices are subject to change without notice.”
在庫・空き状況による
“Special offers are subject to availability.”
利用規約が適用される
“The promotion is subject to terms and conditions.”
be subject toを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Have you reviewed the final draft of the contract?
Yes, but the terms are subject to final approval by the CEO.
I see. Will it take long? The timeline is already vulnerable to delays.
It shouldn't. However, the budget is subject to a 10% tax increase.
We need to update the client. They hate surprises.
Agreed. Let's remind them that all estimates are subject to change.
文化的背景
欧米のビジネス文化では、契約書や広告に「subject to 〜(〜を条件とする、〜の対象となる)」という文言を入れることが極めて重要です。これにより、予期せぬ変更やトラブルに対する法的なリスクを回避しています。
よくある質問
Q. be subject to とは?
法律やルールの対象になることや、影響を受けやすいことを表します。『The schedule is subject to change.(スケジュールは変更される場合があります)』のように、ビジネスや日常で頻出します。
Q. be subject to と be exposed to の違いは?
be subject to はルールなどの支配下にあることを示します。一方の be exposed to は危険や外気にさらされている状態に重点があり、『be exposed to radiation(放射線にさらされる)』のように使います。
Q. 「〜を条件とする」という意味で使うには?
subject to approval(承認を条件とする)という形でよく使われます。『The contract is subject to approval.(その契約は承認を条件とします)』のように、手続きの前提を示す時に便利です。
Q. subject は名詞ですか?動詞ですか?
be subject to の subject は形容詞として機能しています。動詞として使う場合は『subject A to B(AをBにさらす)』という形になり、『They subjected the metal to extreme heat.』のように使います。
Q. どのような場面でよく見かけますか?
契約書や広告の免責事項で非常によく見かけます。『Prices are subject to change without notice.(価格は予告なく変更される場合があります)』は、企業が責任を回避するための定番フレーズです。
CHECK QUIZ
Q: 「価格は予告なしに変更される場合があります」の自然な表現は?
Q: 「The event is subject to the weather.」の意味として最も適切なものは?
Q: 高齢者は寒さに対して「無防備で被害を受けやすい」に最適な表現は?