apart from
- (前)〜を除いて、〜は別として
- (前)〜に加えて、〜のほかに
発音のコツ
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apart from は最初の「a」を力を抜いた曖昧母音(シュワー)にし、第2音節の「PART」にアクセントを置いて口を大きく開け「パ」と発音します。続く「from」は弱く発音されることが多く、「フラム」のように短く添える程度にすると自然です。「アパート・フロム」とカタカナで平坦に区切らず、PART を強調して繋げて読みましょう。
コアイメージ
あるものを全体から切り離して考えることがコアイメージです。例外を挙げて除外したい時や、すでにあるものに別の要素を追加したい時に使います。
apart fromの意味・例文
前置詞
〜を除いて、〜は別として
excepting; not considering
Apart from the green jello, all the hospital food was good.
緑のゼリー以外、病院食は美味しかった。
全体の中で一部を例外として除外する基本的な使い方です。
Apart from the cost, it is a perfect location for our office.
費用は別として、私たちのオフィスには完璧な立地です。
特定の条件を一旦脇に置いて評価する時に使います。
I have no other questions apart from what we just discussed.
先ほど話し合ったこと以外に質問はありません。
会議などで追加の懸念事項がないことを明確に伝えます。
〜に加えて、〜のほかに
in addition to; as well as
Apart from his salary, he earns money from his investments.
彼は給料に加えて、投資からも収入を得ています。
すでにある要素に別の要素をプラスするニュアンスです。
Apart from English, she speaks fluent French and Spanish.
英語のほかに、彼女は流暢なフランス語とスペイン語を話します。
持っているスキルや特徴を列挙する時に便利です。
Does he have any hobbies apart from playing video games?
彼にはテレビゲームをする以外に趣味はありますか?
既存の事実に追加の情報を求める時に使います。
語源
apart from は、副詞 apart(離れて)と前置詞 from(〜から)から成り立っています。もともと「〜から離れた場所に」という物理的な距離を表す言葉でしたが、そこから派生して「全体から切り離して」という抽象的な意味へ発展しました。apart の語根 part は「部分」を意味し、関連語には partial(部分的な)があります。
派生語・ファミリー
apart fromの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
apart from は除外と追加の両方の意味で幅広く使え、except for は全体から一部を明確に除外する場合に、besides はすでにあるものに加えてさらに追加する場合に使います。
よくある間違い
× Except a few mistakes, the essay is good. ○ Apart from a few mistakes, the essay is good. → 文頭で「〜を除いて」と言う場合、except ではなく apart from や except for を使います。
× Apart from to study, I play tennis. ○ Apart from studying, I play tennis. → apart from の from は前置詞なので、後ろには動詞の原形ではなく動名詞(-ing)を置きます。
コラム
豆知識
apart from の apart は「離れて」という意味ですが、語源的には「部分(part)へ(a)」と分解できます。全体からある部分を切り離して考えるという成り立ちから、「〜は別として」という表現が生まれました。物理的な距離だけでなく、思考の枠組みを分ける際にも活躍する言葉です。
リアルな使われ方
ネイティブは会話の話題を変える時に「Apart from that, ...(それはさておき)」をよく使います。前の話を一旦脇に置いて、次の重要なポイントに移るための便利なつなぎ言葉として、ビジネス会議や日常会話で頻出する非常に実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマのセリフでも頻出します。SF映画『マトリックス(The Matrix)』などの作品内で、現状を分析する際に「Apart from the obvious...(明らかなことは別にして)」といった表現が使われ、より深い問題に目を向けさせる効果的なセリフとして機能しています。
イディオム・定型句
それはさておき
“Apart from that, everything is going well.”
〜は全く別として
“Quite apart from the cost, it is too big.”
何はさておき
“Apart from anything else, it is highly dangerous.”
apart fromを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
How was the weekend event?
It was great. Apart from the rain on Sunday, everything went well.
That's good to hear. Did many people attend?
Yes. Besides our team, many clients came.
Excellent. Apart from that, did you finish the report?
Almost done. I will send it to you by noon.
文化的背景
イギリス英語では apart from を除外(except for)と追加(besides)の両方で頻繁に使います。一方、アメリカ英語では除外の意味で使われる傾向がやや強く、追加の意味では besides が好まれることがあります。とはいえ英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. apart from とは?
あるものを全体から切り離して除外したり、逆に追加したりする前置詞句です。『Apart from the cost, it is a good plan.(費用は別として良い計画だ)』のように使います。
Q. apart from と except for の違いは?
except for は「〜を除いて」という除外の意味しか持ちません。一方の apart from は除外に加えて『Apart from English, she speaks French.(英語に加えてフランス語も話す)』のように追加の意味でも使えます。
Q. apart from はどんな場面で使いますか?
特定の条件を一旦脇に置いて評価したい時や、追加の情報を述べる場面で使います。『Apart from that, I have no idea.(それ以外は何も分かりません)』は日常会話で頻出する表現です。
Q. apart from の後ろには何が来ますか?
前置詞句なので、名詞や代名詞、動名詞(-ing)が続きます。『Apart from reading, I enjoy cooking.(読書以外に料理も好きです)』のように、動詞を続ける場合は必ず -ing 形にします。
Q. apart from は文頭でも使えますか?
はい、文頭でも文末でも自然に使えます。『Apart from a few errors, the report is perfect.(少数のミスを除けば報告書は完璧だ)』のように、文頭に置いて新しい話題や例外を提示する役割として頻繁に用いられます。
CHECK QUIZ
Q: 「英語に加えて、彼はフランス語も話す」の空欄に入るのは?
Q: 「勉強すること以外に、何かしていますか?」の自然な表現は?
Q: 「Apart from the bad weather, the trip was perfect.」の意味は?