antagonistic
- (形)敵対的な、反感を持った
- (形)相反する、対立する
発音のコツ
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antagonistic は最初の母音「æ」にアクセントを置かず、後半の「nís」にメインのアクセントを置きます。最初の「an」は口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出し、続く「ta」と「go」は力を抜いた曖昧な母音にします。「アンタゴニスティック」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
コアイメージ
相手に対して強い反感や敵意を持ち、真っ向から対立・反発することがコアイメージです。意見の不一致や利害の対立から、人やグループが敵対的な態度をとっている状況を客観的に表現したい時に使います。
antagonisticの意味・例文
形容詞
敵対的な、反感を持った
Showing or feeling active opposition or hostility.
His antagonistic attitude made the negotiation difficult.
彼の敵対的な態度が交渉を困難にしました。
態度や振る舞いを表す際によく使われます。
The two nations have maintained an antagonistic relationship.
その2カ国は敵対的な関係を維持しています。
国家間や組織間の対立関係を示す定番の表現です。
Why are you being so antagonistic toward me?
なぜ私に対してそんなに反抗的なのですか?
be antagonistic toward で「〜に対して敵対的だ」と表します。
相反する、対立する
Acting in opposition or mutually neutralizing each other.
We face antagonistic demands from our stakeholders.
私たちは利害関係者からの相反する要求に直面しています。
両立しない意見や要求を表現する文脈で役立ちます。
The policy aims to balance antagonistic economic interests.
その政策は対立する経済的利益のバランスをとることを目指しています。
社会的な利害の対立を客観的に述べる用法です。
The two chemicals have an antagonistic effect on each other.
その2つの化学物質は互いに拮抗する作用を持っています。
科学の分野で相反する作用を説明する時に適しています。
語源
antagonistic は接頭辞 anti-(反対して)と agon(闘争)、そして形容詞を作る -ic から成り立っています。相手に反対して戦うという成り立ちから、「敵対的な」「反発する」という意味に発展しました。同じ agon(闘争)の語根を持つ関連語には、agony(激しい苦痛、苦悶)があります。
派生語・ファミリー
antagonisticの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
antagonistic は意見や利害の対立による反発を、hostile は強い怒りや攻撃意欲を伴う敵意を、unfriendly は単に親しみやすさが欠けていることを表します。
よくある間違い
× He is antagonistic against me. ○ He is antagonistic toward me. → 対象には against ではなく toward や to を使います。
× They showed an antagonistic. ○ They showed antagonism. → 名詞として敵対心を表す場合は antagonism を使います。
コラム
豆知識
antagonistic の語源であるギリシャ語の「agon(闘争)」は、古代ギリシャの競技大会や討論の場を指す言葉でした。物語の主人公を protagonist(第一の闘技者)と呼ぶのに対し、主人公に立ちはだかる悪役や敵対者を antagonist と呼びます。文学や映画の解説でもよく登場する重要な概念です。
リアルな使われ方
ネイティブは、誰かが無駄に反抗的な態度をとっている時に「Why are you being so antagonistic?(なんでそんなに突っかかってくるの?)」と言います。相手の敵対的な態度を指摘し、冷静な議論を促す際に使える実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
映画や演劇のレビューでは、悪役の演技を評価する際に antagonist という名詞が頻繁に使われます。例えば、映画『ダークナイト』のジョーカーは、映画史に残る最高の antagonist(敵対者)として知られています。antagonistic はその形容詞形として、悪役の性質を表現するのに役立ちます。
イディオム・定型句
互いに相容れない、相互に対立する
“These two goals are mutually antagonistic.”
反対の働きをする筋肉である拮抗筋
“The biceps and triceps are antagonistic muscles.”
互いの効果を打ち消し合う拮抗作用
“The two drugs produced an antagonistic effect.”
antagonisticを使った会話例
プロジェクト会議の後、オフィスで同僚と
Why was the sales manager so antagonistic toward our proposal?
I think he felt our new strategy is hostile to his team's goals.
But we are supposed to be collaborating, not maintaining an antagonistic relationship.
I agree. If we hold mutually antagonistic views, the project will fail.
Should we set up another meeting? I don't want to antagonize him further.
Yes, let's do that. We need to work together smoothly.
I will draft a friendly email so he doesn't take an antagonistic stance.
Good idea. Let's focus on the benefits for both departments.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。ビジネスや政治の文脈で、感情的になりすぎず客観的に「対立している状態」を説明する際に好まれる、ややフォーマルな表現です。日常会話では、相手の反抗的な態度を非難する際にも役立ちます。
よくある質問
Q. antagonistic とは?
相手に対して強い反感や敵意を持ち、真っ向から対立・反発することです。『He was antagonistic toward the plan.(彼はその計画に敵対的だった)』のように、意見や利害の対立を表現します。
Q. antagonistic と hostile の違いは?
antagonistic は意見や立場の対立から生じる「反発」に重点があります。一方の hostile は『a hostile crowd(敵意を持った群衆)』のように、より感情的で攻撃的な「敵意」を表す時に使います。
Q. antagonistic はどんな場面で使いますか?
ビジネスでの交渉、政治的な対立、または科学における相反する作用を説明する場面で使います。『an antagonistic relationship(敵対関係)』はニュースや討論で頻出する表現です。
Q. antagonistic の名詞形や動詞形は?
名詞形は antagonism(敵対心)、動詞形は antagonize(敵に回す、反感を買う)です。『Don't antagonize him.(彼を敵に回すな)』のように、日常会話でもよく使われる派生語です。
Q. antagonistic の後ろにはどの前置詞が来ますか?
対象を示す toward や to を伴うのが一般的です。『She is completely antagonistic to the idea.(彼女はそのアイデアに完全に反対している)』のように、何に対して反発しているかを明確にします。
CHECK QUIZ
Q: 「群衆が警察に石を投げ始めた」状況を表すのに最適な形容詞は?
Q: 「彼は私の提案に敵対的だった」の自然な表現は?
Q: 科学用語の「antagonistic effect」が意味するものは?