antagonism

  • ()敵意、反感
  • ()対立、相反
UK/ænˈtæɡəˌnɪzəm/

発音のコツ

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antagonism は第2音節の「ta(タ)」にアクセントを置きます。「tæ」の音なので、口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出してください。続く「go」は力を抜いた曖昧な音にし、最後の「nism」は「ニズム」ではなく「ニィズゥム」のように滑らかに発音します。

活用形

複数形
antagonisms
複数の対立関係や具体的な敵意の表れを指す場合

コアイメージ

相手に対する強い反感や、相容れない対立関係がコアイメージです。意見や立場の違いから生じる持続的な敵意を表現したい時に使います。

antagonismの意味・例文

名詞

uncountable / countable

敵意、反感

A strong natural dislike or hatred; antipathy.

アカデミック

There is a long history of antagonism between the two nations.

その2国間には長きにわたる敵意の歴史があります。

国家間や集団間の根深い感情的対立を表します。

ビジネス

He could not hide his antagonism toward the new manager.

彼は新しいマネージャーに対する反感を隠せませんでした。

antagonism toward で「〜に対する反感」を意味します。

ニュース

The proposal aroused strong antagonism among the citizens.

その提案は市民の間に強い反感を引き起こしました。

arouse(引き起こす)などの動詞とよく結びつきます。

uncountable / countable

対立、相反

Opposition of a conflicting force, tendency, or principle.

フォーマル

We must resolve the antagonism between economic growth and environmental protection.

経済成長と環境保護の対立を解決しなければなりません。

概念や原理などの相容れない対立構造を指します。

ビジネス

The antagonism of their views made reaching an agreement impossible.

彼らの意見の対立により、合意に至ることは不可能でした。

意見や立場の違いによる衝突を表す際に使います。

アカデミック

These two theories are in direct antagonism to each other.

これら2つの理論は互いに真っ向から対立しています。

in direct antagonism to で「〜と真っ向から対立して」という定型表現になります。

語源

antagonism は接頭辞 anti-(反対に)とギリシャ語の agon(闘争・競技)から成り立っています。「相手に逆らって戦うこと」という成り立ちから、現在の「敵意」や「対立」という意味に発展しました。同じ agon(闘争)の語根を持つ関連語には、agony(激しい苦痛)があります。

派生語・ファミリー

名詞antagonist
形容詞antagonistic
動詞antagonize

antagonismの使い方

よく使う組み合わせ

feel antagonism (敵意を感じる)arouse antagonism (反感を引き起こす)overcome the antagonism (対立を乗り越える)mutual antagonism (相互の敵意)class antagonism (階級対立)

使い分け

antagonism は立場や意見の違いから生じる対立関係を、hostility はより直接的で攻撃的な敵意や行動を、hatred は個人的で非常に強い憎しみを表します。

There is historical antagonism between the groups.

長年の立場の違いや意見の相違からくる対立関係を表します。

They showed open hostility toward the visitors.

攻撃的な態度や直接的な敵対行動を伴うニュアンスです。

His eyes were filled with deep hatred.

理屈を超えた個人的で激しい憎悪の感情を強調します。

よくある間違い

× He felt an antagonism at his boss. ○ He felt an antagonism toward his boss. → 「〜に対する敵意」には toward や to を使います。at は不自然です。

× Please do not antagonism him. ○ Please do not antagonize him. → antagonism は名詞であり、動詞として「反感を買う」と言う場合は antagonize になります。

コラム

豆知識

語源の agon(闘争・競技)は、古代ギリシャで開催されていた競技会や演劇のコンテストを指す言葉でした。そこから「ライバルと競い合う」というニュアンスが生まれ、現代の「敵意」や「対立」という強い意味合いへと変化していきました。

リアルな使われ方

ニュースや学術論文では、class antagonism(階級対立)や political antagonism(政治的対立)という複合語で頻繁に登場します。社会的な分断や根深い対立構造を客観的に論じる際に欠かせない表現です。

映画・音楽での使われ方

物語の構造において、主役(protagonist)と対立する「悪役」や「敵対者」のことを antagonist と呼びます。映画や小説のレビュー記事でよく見かける専門用語であり、antagonism と同じ語源を持つ重要な関連語です。

イディオム・定型句

定型句in direct antagonism to

〜と真っ向から対立して

His actions are in direct antagonism to our rules.

定型句open antagonism

公然の敵意

Their disagreement soon turned into open antagonism.

antagonismを使った会話例

職場で、部門間の対立について同僚と

A

Have you noticed the tension between Sales and Engineering?

B

Yes, there is a lot of antagonism between the two departments lately.

A

It seems they have conflicting goals for this quarter.

B

Exactly. We need to overcome this antagonism before it affects our clients.

A

Should we organize a joint meeting to clear the air?

B

That is a good idea. Open communication might reduce the hostility.

文化的背景

英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。日常的な軽い「嫌い」という感情よりも、政治的なイデオロギーの対立や、社会階級間、あるいはビジネスにおける部門間の深い対立など、フォーマルな文脈で好まれる傾向があります。

よくある質問

Q. antagonism とは?

相手に対する強い反感や、相容れない対立関係を指す名詞です。『There is a deep antagonism between them.(彼らの間には深い敵意がある)』のように、根深い対立を表す際に使います。

Q. antagonism と hostility の違いは?

antagonism は立場や意見の違いによる対立関係に焦点を当てます。一方の hostility は『show hostility(敵意を剥き出しにする)』のように、より直接的で攻撃的な感情や行動を伴うニュアンスがあります。

Q. 一緒によく使われる前置詞は?

「〜に対する敵意」と言いたい場合は toward または to を使います。『He felt antagonism toward the system.(彼はその制度に反感を抱いた)』のように、感情が向かう先を示します。

Q. 日常会話でもよく使いますか?

日常的な軽い不満よりも、政治やビジネスなどのフォーマルな文脈で好まれます。日常会話で軽く言いたい場合は『I have a strong dislike for it.(それが大嫌いだ)』のように言い換えるのが自然です。

Q. antagonism の動詞形は?

動詞形は antagonize(反感を買う、敵に回す)です。『Do not antagonize your customers.(顧客を敵に回してはいけない)』のように、ビジネスシーンでも頻繁に登場する重要な単語です。

CHECK QUIZ

Q: 「彼に対する強い反感」を英語にする際、自然な前置詞は?

Q: 「暴力的な行動を伴う直接的な敵意」を表すのに最も適した単語は?

Q: 「彼を敵に回したくない」という文の空欄に入る適切な語は? "I don't want to [ ] him."