adoption
- (名)養子縁組、里親になること
- (名)導入、採用、採択
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
adoption は第2音節の「dop」にアクセントを置きます。最初の「a」は口をリラックスさせた曖昧な「ア」です。「dop」の「o」は口を縦に大きく開けて「ア」に近い「オ」の音を出します。最後の「tion」は「ション」と強く発音せず、力を抜いて短く「shən」と発音しましょう。
活用形
- 複数形
- adoptions
コアイメージ
自ら選び取って、自分のものとして受け入れることがコアイメージです。子供を家族に迎える「養子縁組」や、新しいシステムや方針を「導入・採用」する時に使います。
adoptionの意味・例文
名詞
養子縁組、里親になること
The legal process of becoming the parents of a child.
They are considering the adoption of a baby.
彼らは赤ちゃんの養子縁組を検討しています。
子供を家族として迎え入れる最も一般的な表現です。
The number of international adoptions has decreased recently.
国際養子縁組の数は最近減少しています。
具体的な縁組の件数を指す場合は可算名詞になります。
The agency facilitates the adoption process for families.
その機関は家族のための養子縁組の手続きを支援します。
adoption process で「養子縁組の手続き」を意味します。
導入、採用、採択
The act of starting to use a new idea, method, or technology.
The widespread adoption of AI will change our industry.
AIの幅広い導入は私たちの業界を変えるでしょう。
widespread adoption(幅広い導入・普及)はビジネスで頻出です。
We recommend the adoption of this new teaching method.
この新しい教授法の採用を推奨します。
the adoption of A で「Aの採用・導入」を表します。
The committee announced the adoption of the new policy.
委員会は新方針の採択を発表しました。
法律や方針を正式に受け入れる「採択」の意味でも使われます。
語源
adoption は接頭辞 ad-(〜へ)とラテン語の optare(選ぶ)、名詞化の接尾辞 -ion から成ります。「自分の方へと選び取る」という成り立ちから、子供を家族として迎える「養子縁組」や、新しい技術や方針を受け入れる「採用・導入」という意味に発展しました。同じ optare を語根に持つ関連語には、option(選択肢)があります。
派生語・ファミリー
adoptionの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
adoption は新しいものを自ら選び取って受け入れること、implementation は選んだ計画やシステムを実際に実行・稼働させること、acceptance は提案や状況を好意的に受け入れることを表します。
よくある間違い
× The adoption of new staff is ongoing. ○ The employment of new staff is ongoing. → adoption は「制度や技術」の採用です。人を雇う意味での採用には employment や hiring を使います。
× The adaption of the new policy took time. ○ The adoption of the new policy took time. → adaption は「適応」、adoption は「採用・導入」です。スペルが似ているため注意が必要です。
コラム
豆知識
IT業界には「テクノロジー普及のライフサイクル」という有名なモデルがあり、新製品をいち早く取り入れる人々を early adopters(初期採用者)と呼びます。この adopter は adoption の派生語であり、マーケティング用語として定着しています。
リアルな使われ方
ペットの保護施設から犬や猫を引き取る際、「買う(buy)」のではなく「adopt(養子にする)」という動詞を使うのが一般的です。これに伴い、保護施設での譲渡会や手続きのことは adoption event や adoption process と呼ばれます。
映画・音楽での使われ方
映画『アベンジャーズ』シリーズに登場するロキは、オーディンの養子です。劇中でソーが「He's adopted.(彼は養子だ)」と言い訳をするコミカルなシーンがあり、英語圏における adoption の概念が分かりやすく描かれています。
イディオム・定型句
養子(里子)に出す
“The rescued kittens were put up for adoption.”
早期導入、早期採用
“The company is known for its early adoption of cloud computing.”
普及を促進する、定着させる
“We need a better strategy to drive user adoption.”
adoptionを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と新しいツールの導入について
Did you hear about the adoption of the new project management tool?
Yes. I think its implementation will start next month.
Some people are worried, but we need to drive user adoption quickly.
True. Early adoption will give us a big advantage.
By the way, how is your puppy? I heard you got him from an adoption center.
He is doing great! The adoption process was surprisingly smooth.
文化的背景
アメリカでは養子縁組(adoption)が日本よりも一般的で、オープンに語られることが多いです。またビジネスシーンでは、新しいテクノロジーやソフトウェアが市場に受け入れられ普及していく過程を指す重要なキーワードとして日常的に使われます。
よくある質問
Q. adoption とは?
新しい技術や方針を導入すること、または子供を家族に迎える養子縁組のことです。『The adoption of AI is increasing.(AIの導入が増えている)』のようにビジネスでも頻出します。
Q. adoption と hiring の違いは?
日本語ではどちらも「採用」と訳されますが、対象が異なります。adoption は技術や方針を取り入れることで、hiring は人を雇うことです。『We are hiring new engineers.(新しいエンジニアを採用中だ)』のように使い分けます。
Q. adoption と adaption の違いは?
スペルが似ていますが意味が全く異なります。adoption は「採用・導入(選んで取り入れること)」、adaption(または adaptation)は「適応(環境に合わせて変えること)」です。『The adaptation to the new environment was hard.』のように使います。
Q. ビジネスでよく使う adoption のフレーズは?
ユーザーに新しいサービスを定着させることを意味する user adoption がよく使われます。『How can we increase user adoption?(どうすればユーザーの定着率を上げられるか?)』のように、IT業界などで頻出する表現です。
Q. ペットの里親探しにも使えますか?
はい、人間の子供だけでなく、保護犬や保護猫などの里親になる際にも使われます。『We are looking for an adoption center.(私たちは譲渡センターを探しています)』のように、ペットの文脈でも一般的な単語です。
CHECK QUIZ
Q: ビジネス文脈での「user adoption」の意味として最も適切なものは?
Q: 「新入社員を5人採用した」と言う場合、空欄に入る最も自然な単語は? We announced the [ ] of five new employees.
Q: 「保護された犬たちは里親募集に出された」の自然な表現は? The rescued dogs were put [ ] adoption.