wrap
- (動)包む、覆う
- (動)終える、まとめる
- (名)巻くもの、ラップサンド
発音のコツ
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wrap は最初の「w」を発音せず、「r」の音から始まります。舌を丸めて上あごに当てずに「ル」の構えを作り、「æ」の音へつなげてください。「æ」は口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間音を出します。最後の「p」は唇を閉じてから息を破裂させ、軽く発音します。「ラップ」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- wraps
- 進行形(-ing)
- wrapping
- 過去形
- wrapped
- 過去分詞
- wrapped
- 複数形
- wraps
コアイメージ
対象物を周囲からぐるりと覆い隠す、またはまとめることがコアイメージです。物を紙や布で包む時や、仕事や会議を終わらせてまとめる時に使います。
wrapの意味・例文
動詞
包む、覆う
To cover or enclose something in paper or soft material.
I need to wrap this gift for my mother.
母へのプレゼントを包む必要があります。
贈り物を包装する際によく使われる表現です。
Please wrap the fragile items carefully.
壊れやすい品物は慎重に包んでください。
梱包作業を指示する時にも適しています。
The mountains were wrapped in thick fog.
山々は深い霧に包まれていました。
物理的な物だけでなく、霧や煙に覆われる状態も表せます。
終える、まとめる
To finish or bring something to a conclusion.
Let's wrap up this meeting before noon.
正午までにこの会議を終わらせましょう。
会議や仕事を切り上げる際の大定番フレーズです。
We should wrap things up and go home.
そろそろ切り上げて帰りましょう。
wrap up で「物事をまとめる、終える」という意味になります。
The police wrapped up the investigation yesterday.
警察は昨日、その調査を終了しました。
公式な活動や捜査を完了させる文脈でも使われます。
名詞
巻くもの、ラップサンド
A piece of clothing or food rolled in a flatbread.
I bought a chicken wrap for lunch.
昼食にチキンラップを買いました。
具材をトルティーヤなどで巻いた食べ物を指します。
Don't forget to bring a warm wrap.
暖かいショールを持っていくのを忘れないで。
肩や体を覆う防寒用の布や衣類を表します。
The project is being kept under wraps.
そのプロジェクトは秘密にされています。
under wraps で「秘密にされて」という定型表現になります。
語源
wrap の語源は、14世紀の中英語 wrappen(包む、覆う)に由来し、さらに古くは布などを「折りたたむ、巻く」という動作から来ているとされます。そこから、物をすっぽりと覆い隠す意味へと発展し、現代では「物事をまとめる」という比喩的な使い方にも広がりました。同じく「覆う」というニュアンスを持つ関連語には、envelop(包み込む)があります。
派生語・ファミリー
wrapの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
wrap は紙や布で対象物の周囲をぐるりと巻き込むように包み込み、cover は対象物の上部や表面を上から覆い隠し、envelop は対象物を四方八方から完全に取り囲んで見えなくします。
よくある間違い
× I wrapped the baby by a blanket. ○ I wrapped the baby in a blanket. → 「〜で包む」という場合、材料や手段を表す in や with を使います。by は不自然です。
× Let's wrap up it quickly. ○ Let's wrap it up quickly. → wrap up を代名詞とともに使う場合、代名詞は必ず wrap と up の間に置きます。
コラム
豆知識
映画の撮影現場で監督が「It's a wrap!(撮影終了!)」と叫ぶのを聞いたことがあるかもしれません。これはもともと「Wind, Reel, And Print(フィルムを巻き取り、現像せよ)」の頭文字から来ているという説がありますが、単純に「まとめる」という意味から定着したとも言われています。
リアルな使われ方
ネイティブは寒い日に「Wrap up warm!(暖かく着込んでね!)」と声をかけます。コートやマフラーで体をぐるりと包み込むイメージから生まれた表現で、家族や友人への思いやりを示す日常的なフレーズとしてよく使われます。冬の挨拶として覚えておくと非常に便利です。
映画・音楽での使われ方
2004年の映画『The Stepford Wives』などのサスペンス作品では、秘密の計画が kept under wraps(秘密にされる)状態であることが物語の鍵を握ることが多いです。布で覆い隠して見えなくする物理的なイメージが、秘密を隠す心理的な描写にうまく活用されています。
イディオム・定型句
〜を理解する、〜を受け入れる
“I can't wrap my head around this problem.”
終える、まとめる
“Let's wrap up the discussion for today.”
秘密にされて
“Keep this information under wraps.”
wrapを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
It's already 5 PM. Should we wrap up this meeting?
Yes, let's finish the discussion and go home.
Also, remember to keep the new product details under wraps.
Of course. I won't reveal anything to the press yet.
Great. I will wrap the prototype in protective film now.
Thanks. Have a good weekend!
文化的背景
欧米ではクリスマスや誕生日のプレゼントを自分で美しく wrap(包装)する文化が根付いています。また、ランチとして手軽に食べられる wrap(トルティーヤで具材を巻いたサンドイッチ)もカフェの定番メニューとして広く親しまれています。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. wrap とは?
物を紙や布でぐるりと包むことや、転じて物事を終わらせてまとめることを意味します。『Could you wrap this item?(この品物を包んでいただけますか?)』のように日常的に使います。
Q. 会議を終わらせる時、wrap はどのように使いますか?
句動詞の wrap up を使い、「切り上げる」「まとめる」という意味を表現します。『Let's wrap up the meeting.(会議を終わらせましょう)』はビジネスで非常に頻出するフレーズです。
Q. wrap my head around とはどういう意味ですか?
複雑な事象や信じがたい事実を「理解する」「受け入れる」という意味のイディオムです。『I cannot wrap my head around it.(私にはそれがどうしても理解できません)』のように否定形でよく使われます。
Q. wrap と cover の違いは何ですか?
wrap は対象物の周囲をぐるりと巻き込むように包む動作に焦点があります。一方の cover は『cover the pot(鍋に蓋をする)』のように、上から覆い隠す点に焦点があります。
Q. under wraps とはどういう意味ですか?
計画や情報が「秘密にされて」「公開されずに」いる状態を指す定型表現です。『The project is kept under wraps.(そのプロジェクトは秘密にされています)』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: ビジネス会議での「wrap up」が表す意味は?
Q: 「テーブルにクロスを被せる」と言う時に適切な動詞は?
Q: 「その計画は秘密にされている」の自然な表現は?