when it comes to
- (前)〜のことになると、〜に関して
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
when it comes to は、単語同士をつなげて滑らかに発音するのがコツです。「when」と「it」が連結して「ウェニット」のようになり、「comes」の「s」と「to」の「t」は連続しますが、別々に発音しつつ「t」を少し弱めに添えます。全体で「ウェニッ・カムズ・トゥ」と一つの単語のように流れるリズムを意識して発音しましょう。
活用形
- 過去形
- when it came to
- 過去の話題について言及する場合に使う形
コアイメージ
特定の話題や分野に限定して話を進めることがコアイメージです。自分の得意分野やこだわり、あるいは誰かの特徴について「〜のことになると」と強調したい時に使います。
when it comes toの意味・例文
前置詞
〜のことになると、〜に関して
as for something; speaking about a particular topic
When it comes to cooking, my father is amazing.
料理のことになると、私の父は素晴らしいです。
得意分野や特技を強調する際によく使われます。
We must be careful when it comes to the budget.
予算のことになると、私たちは慎重にならなければなりません。
ビジネスシーンで特定の議題に焦点を当てる時に適しています。
When it comes to video games, I never lose.
テレビゲームのことになると、私は絶対に負けません。
自分のこだわりや自信をカジュアルに表現できます。
語源
when it comes to は、直訳すると「それが〜にやって来る時」となります。ここでの it は特定の話題や状況を指しており、話の流れが「そのテーマに到達した時」というイメージから、「〜のことになると」という現在の意味に発展しました。同じ come(来る)を語根に持つ関連語には、become(〜になる)があります。
派生語・ファミリー
when it comes toの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
when it comes to は特定の分野に話題を絞り評価する時に、speaking of は直前の話題に関連して思い出したように切り出す時に、regarding はフォーマルに主題を示す時に使います。
“Speaking of sports, did you watch the game?”
→ 直前の会話から連想して新しい話題を切り出すニュアンスです。
よくある間違い
× When it comes to choose a restaurant... ○ When it comes to choosing a restaurant... → この to は前置詞なので、後ろには動詞の原形ではなく動名詞(-ing)または名詞を置きます。
× When he comes to sports, he is active. ○ When it comes to sports, he is active. → この表現の主語は常に it で固定されています。人を主語にして he や she に変えることはできません。
コラム
豆知識
when it comes to は「話題がその地点に到達した時」という直訳から生まれた表現です。it は漠然とした状況や話題の進行を表しており、話の焦点が特定の分野にピタリと合った瞬間を捉えるイメージを持っています。日常会話でよく使われる便利なフレーズです。
リアルな使われ方
ネイティブは行動について語る際、when it comes to の直後に動名詞(-ing)をよく置きます。例えば「When it comes to making decisions(決断を下すことになると)」のように、具体的なアクションに対する態度や能力を示す時に頻出する実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
イギリスのロックバンド、ダイアー・ストレイツ(Dire Straits)の楽曲に『When It Comes to You』という作品があります。タイトル通り「君のことになると」という特別な感情や葛藤が歌われており、特定の対象に対する強い思いを表現するのに適したフレーズであることが分かります。
イディオム・定型句
結局のところ、いざとなれば
“When it comes down to it, family is the most important.”
そういえば、考えてみれば
“Come to think of it, I haven't seen him today.”
(困難な状況)を受け入れる
“She finally came to terms with the loss.”
when it comes toを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Are we ready for the event next week?
Yes, but I am a bit worried about the catering.
Don't worry. When it comes to food, Sarah is an expert.
That is true. Speaking of Sarah, is she coming today?
Yes, she will be here soon. When it comes down to it, we can always rely on her.
Great. I will email her regarding the final menu.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。個人の趣味や特技、こだわりを語る際によく登場し、相手の得意分野を褒めたり、逆に自分の苦手な分野を謙遜して伝えたりする時に便利な表現です。日常会話からビジネスシーンまで幅広く活用されています。
よくある質問
Q. when it comes to とは?
特定の話題や分野に限定して「〜のことになると」と述べる表現です。『When it comes to music, she knows everything.(音楽のことになると、彼女は何でも知っている)』のように、得意分野や特徴を強調する時に使います。
Q. when it comes to と speaking of の違いは?
when it comes to は特定の分野を強調して評価を述べる時に使います。一方の speaking of は『Speaking of travel, where did you go?(旅行と言えば、どこに行ったの?)』のように、前の話題から連想して話を切り出す時に使います。
Q. when it comes to の後ろにはどのような形が来ますか?
名詞または動名詞(-ing形)が来ます。ここでの to は不定詞ではなく前置詞だからです。『When it comes to studying English, consistency is key.(英語学習に関しては、継続が鍵だ)』のように使います。
Q. when it comes to はビジネスシーンでも使えますか?
はい、ビジネスでも特定の議題に焦点を当てる際によく使われます。『When it comes to budget, we need to be careful.(予算に関しては、慎重になる必要があります)』のように、会議やメールで話題を絞る時に活用できます。
Q. when it comes to をよりフォーマルに言い換えると?
regarding や in terms of に言い換えられます。『When it comes to sales...』を『Regarding our sales...(売上に関しましては)』とすると、ビジネス文書に適した客観的で硬い印象になります。
CHECK QUIZ
Q: 「新しい言語を学ぶことになると」の自然な表現は?
Q: 直前の話題から連想して「旅行と言えば」と切り出す表現は?
Q: When it comes down to it に続く自然な文脈は?