warn
- (動)警告する、注意する
- (動)忠告する、前もって知らせる
発音のコツ
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warn の発音は /wɔːrn/ です。最初の /w/ は唇をしっかり丸めて突き出してから音を出します。続く母音 /ɔː/ は口を縦に大きく開けずに「オー」と長く伸ばし、舌を後ろに引きながら /r/ の音を響かせます。最後に鼻から息を抜いて /n/ を発音します。「ワーン」ではなく「ウォーン」に近い音になるよう意識してください。
活用形
- 三単現
- warns
- 進行形(-ing)
- warning
- 過去形
- warned
- 過去分詞
- warned
コアイメージ
これから起こる危険や悪い事態を事前に知らせ、相手に備えさせることがコアイメージです。事故やトラブルなどを未然に防ぐために、強く注意を促したい時に使います。
warnの意味・例文
動詞
警告する、注意する
To tell someone about a possible danger or problem.
The police warned us about the upcoming storm.
警察は私たちに近づいてくる嵐について警告しました。
天災や事故などの危険を知らせる最も一般的な使い方です。
We must warn our clients about the security risk.
顧客にセキュリティリスクについて警告しなければなりません。
ビジネス上の重大なリスクを通知する際に使われます。
Scientists warn that climate change is accelerating.
科学者たちは気候変動が加速していると警告しています。
専門家が社会に向けて警鐘を鳴らす文脈で頻出します。
忠告する、前もって知らせる
To advise someone not to do something or to inform them in advance.
My parents warned me not to trust him.
両親は彼を信用しないよう私に忠告しました。
相手のためを思って行動を制限するよう促すニュアンスです。
The doctor warned her against eating too much sugar.
医師は彼女に糖分の摂りすぎに注意するよう忠告しました。
warn against doing で「〜しないよう注意する」を表します。
I warned you that this movie was super scary!
この映画はすごく怖いって前もって言ったよね!
事前に知らせておいた事実を念押しする際にも使えます。
語源
warn は古英語の wearnian(注意を払う、警告する)に由来します。さらに遡ると、ゲルマン祖語で「守る」「警戒する」を意味する語根に行き着きます。相手を危険から守るために注意を促すという成り立ちから、現在の「警告する」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、wary(用心深い)や aware(気づいている)があります。
派生語・ファミリー
warnの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
warn は差し迫った危険を知らせて備えさせ、alert は緊急事態に対して迅速に行動できるよう警戒を促し、caution は失敗や危険を避けるために慎重に行動するよう忠告します。
よくある間違い
× I warned to lock the door. ○ I warned him to lock the door. → warn は他動詞として「人に〜するよう警告する」という形をとるため、直後に目的語が必要です。
× She warned me to not go there. ○ She warned me not to go there. → 「〜しないよう警告する」と否定の不定詞を使う場合は、to の前に not を置くのが正しい語法です。
コラム
豆知識
警察が容疑者を逮捕する際に行う「ミランダ警告(Miranda warning)」は、アメリカの法制度における有名な warn の例です。「あなたには黙秘権がある」というあのセリフは、容疑者の権利を守るための重要な事前通知として機能しています。
リアルな使われ方
ネイティブは相手に強い忠告をした後、念押しとして「You have been warned.(警告はしたからな)」と言うことがあります。アドバイスを無視して失敗しても自分の責任だぞ、と伝える際によく使われる決まり文句です。
映画・音楽での使われ方
映画『ジュラシック・パーク』のポスターや宣伝文句には、恐竜の危険性を知らせる警告メッセージが効果的に使われています。物語の中でも、科学者たちが自然の力を甘く見ないよう warn する場面が度々登場し、テーマの核心となっています。
イディオム・定型句
警告はしたからな、自己責任だぞ
“I won't help you again. You have been warned.”
人に近づかないよう警告する
“The guard dog warned the strangers off.”
warnを使った会話例
オフィスの会議室で、プロジェクトリーダーと同僚が
Did you warn the team about the upcoming server maintenance?
Yes, I sent an email this morning. I also alerted the IT department.
Good. We should caution everyone to save their work frequently.
Exactly. I warned them not to leave any files unsaved.
Hopefully, we won't have any data loss this time.
I made it very clear. They have been warned.
文化的背景
英語圏では、警告や注意書きに対して「自己責任」の考え方が強く根付いています。商品パッケージや公共の場での強い警告を無視して起きたトラブルは、個人の責任とされるのが一般的です。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. warn とは?
これから起こる危険や問題を事前に知らせることです。『They warned us about the heavy rain.(彼らは大雨について警告してくれた)』のように、相手に備えさせるために使います。
Q. warn の後ろに続く前置詞は?
文脈によって使い分けます。危険な事態を知らせる時は of や about を使い、『warn of the danger』となります。一方、ある行動をしないよう警告する時は against を使い、『warn against smoking』のように表現します。
Q. warn someone not to と warn someone against の違いは?
どちらも「〜しないよう警告する」という意味ですが、文法構造が異なります。『warn him not to go』のように not to の後ろには動詞の原形が続き、『warn him against going』のように against の後ろには動名詞が続きます。
Q. warn と threaten の違いは?
warn は相手を助けるために危険を知らせる善意の行動です。一方の threaten は、相手に危害を加えると脅す悪意のある行動であり、『He threatened to hurt me.(彼は私を傷つけると脅した)』のように使います。
Q. ビジネスメールで warn は使えますか?
使えますが、非常に強い響きを持つため注意が必要です。単なる注意事項を伝えるなら『Please note that ~(〜にご留意ください)』の方が適しています。重大な契約違反などを伝える際にのみ『We must warn you that ~』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 「詐欺に気をつけるよう警告する」の自然な表現は?
Q: 「彼は私にそこへ行かないよう警告した」の正しい英文は?
Q: 警報機が火災を「迅速に知らせた」に最適な動詞は?