velocity

  • ()速度、速さ
  • ()進行スピード、回転率
UK/vəˈlɑːsəti/

発音のコツ

▶ 表示する

アクセントは第2音節の「lo」にあります。最初の「ve」は上の歯で下唇を軽く噛んで摩擦音を出し、「və」と弱く発音します。続く「lo」は口を大きく開けて「ラ」と「ロ」の中間の音を響かせてください。全体が「ベロシティ」と平坦なカタカナ読みにならないよう、v と l の音の違いに注意して発音しましょう。

活用形

複数形
velocities

コアイメージ

特定の方向に向かって移動する専門的な速度であることがコアイメージです。物理学やビジネスなどで、方向性を持った速さや進行スピードを客観的に表したい時に使います。

velocityの意味・例文

名詞

countable / uncountable

速度、速さ

Speed in a particular direction or rate of motion.

アカデミック

The wind velocity is expected to increase tonight.

今夜は風速が増加すると予想されています。

wind velocity は気象学で頻出する表現です。

ニュース

The spacecraft successfully reached escape velocity today.

宇宙船は本日、脱出速度に無事到達しました。

重力を振り切るための専門的な速度を表します。

日常会話

A bullet travels at a very high velocity.

弾丸は非常に高い速度で飛んでいきます。

日常会話でも物理的な速さを客観的に伝える際に使います。

不可算

進行スピード、回転率

The speed at which something happens or is done.

ビジネス

We need to increase the velocity of our sales process.

販売プロセスの進行スピードを上げる必要があります。

業務やプロジェクトが進む速さを表します。

ビジネス

The velocity of money is a key economic indicator.

貨幣の流通速度は重要な経済指標です。

経済学で資金が市場を回るペースを指す専門用語です。

フォーマル

The new project is moving forward with great velocity.

新しいプロジェクトは猛烈なスピードで前進しています。

抽象的な物事の進展の速さを強調できます。

語源

ラテン語で「速い」を意味する velox が語源です。単に動くのが速いという状態から、学術的・物理的な「速度」を表す専門用語として英語に取り入れられ、現在では特定の方向への速さを示す言葉として定着しました。同じ語源を持つ関連語には、初期の自転車を意味する velocipede があります。

派生語・ファミリー

名詞velocimeter

velocityの使い方

よく使う組み合わせ

high velocity (高速)wind velocity (風速)escape velocity (脱出速度)terminal velocity (終端速度)initial velocity (初速)

使い分け

velocity は特定の方向を持つ専門的な速度を、speed は方向を問わない一般的な速さを、pace は歩みや作業の一定のリズムを表します。

The rocket reached escape velocity.

特定の方向に向かう物理的な速度というニュアンスです。

He was driving at a high speed.

単にどれだけ速く動いているかという一般的なニュアンスです。

We walked at a slow pace.

人や物事が進む一定のリズムや歩調というニュアンスです。

よくある間違い

× He drove the car with a high velocity. ○ He drove the car at a high speed. → 日常の車の速さには speed を使い、専門用語と区別します。

× The car's velocity is 60 miles. ○ The car's speed is 60 miles per hour. → 日常の速さには speed を使い、単位も正確に補うのが自然です。

コラム

豆知識

物理学の世界では、speed(速さ)と velocity(速度)は明確に区別されます。speed はスカラー量(大きさのみ)ですが、velocity はベクトル量(大きさと方向)です。そのため、円軌道を一定の「速さ」で飛ぶ衛星は、常に方向が変わっているため「速度」は変化し続けていることになります。

リアルな使われ方

ビジネスシーン、特にアジャイルソフトウェア開発において、チームの処理能力を示す言葉として velocity が頻繁に使われます。「What is our sprint velocity?(今回のスプリントの作業速度は?)」のように、効率性を測るバズワードとして定着しています。

映画・音楽での使われ方

SF映画や宇宙を舞台にした作品では、escape velocity(脱出速度)という言葉がよく登場します。地球の重力を振り切って宇宙へ飛び出すために必要な速度のことで、ロケット打ち上げの緊迫したシーンを演出する定番の専門用語です。

イディオム・定型句

定型句at high velocity

高速で

The fragment was ejected at high velocity.

定型句terminal velocity

終端速度

The falling object finally reached terminal velocity.

定型句sales velocity

販売のスピード、売上速度

We must track our sales velocity this quarter.

velocityを使った会話例

オフィスの会議室で、開発チームの同僚と

A

Did you review the flight data from yesterday's test?

B

Yes. The prototype didn't quite reach escape velocity.

A

That is disappointing. Was the wind velocity a factor?

B

It might be. We need to analyze the data at a faster pace.

A

Agreed. Let's increase our team's velocity to find the issue.

B

I will schedule a meeting to discuss the speed of our next steps.

文化的背景

英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。IT業界やスタートアップ企業では、チームが一定期間内に完了できる作業量を「velocity」と呼び、生産性を測る重要な指標として日常的に使われています。

よくある質問

Q. velocity とは?

特定の方向へ向かう専門的な速度や速さのことです。『The wind velocity is increasing.(風速が増している)』のように、物理学や気象学などの学術的な場面で頻出します。

Q. velocity と speed の違いは?

speed は方向を問わない一般的な速さですが、velocity は「方向性を持った速度」という専門的な意味合いが含まれます。『measure the velocity of light(光の速度を測る)』のように使います。

Q. ビジネスで velocity は使われますか?

はい、プロジェクトの進行スピードや資金の回転率を表す際によく使われます。『increase the team's velocity(チームの作業速度を上げる)』はアジャイル開発などで定番の表現です。

Q. velocity を一般的な言葉で言い換えると?

日常会話では speed や rate に言い換えられます。『the velocity of the river』を『the speed of the river(川の速さ)』とすると、専門用語を使わずに自然に伝わります。

Q. velocity を含む専門用語には何がありますか?

『terminal velocity(終端速度)』や『escape velocity(脱出速度)』などが有名です。『The rocket reached escape velocity.(ロケットは脱出速度に達した)』のように科学の文脈で登場します。

CHECK QUIZ

Q: 「彼は猛スピードで車を運転していた」の自然な表現は?

Q: IT系の会議で「increase our velocity」と言われた場合、何を意味する?

Q: 「高速で」を意味する「at high ( )」に入る単語は?