transfusion
- (名)輸血
- (名)注入、テコ入れ
発音のコツ
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transfusion は2音節目の「fu(フュー)」にアクセントを置きます。「trans」は「トランス」と平坦に読まず、「tr」で唇を丸めて「チュ」のように発音してから「r」に繋げます。語尾の「sion」は「ジョン」ではなく、舌を上顎に近づけて息を摩擦させる有声音の「zhun(ジュン)」と発声してください。
活用形
- 複数形
- transfusions
コアイメージ
液体を別の場所へ注ぎ移すこと、特に血液を体内に取り入れることがコアイメージです。医療現場で輸血を必要とする時や、組織に新しい活力を吹き込む時に使います。
transfusionの意味・例文
名詞
輸血
The process of adding blood to someone's body medically.
He needs a blood transfusion immediately.
彼はすぐに輸血が必要です。
blood transfusion で「輸血」を表す最も一般的な表現です。
The hospital currently lacks blood for transfusions.
その病院は現在、輸血用の血液が不足しています。
医療機関の血液不足を報じる際によく使われます。
Blood transfusion protocols have been strictly updated.
輸血のプロトコルが厳格に更新されました。
医療や看護の専門的な文脈でも頻出します。
注入、テコ入れ
The introduction of a new element to improve a situation.
The struggling company needs a transfusion of cash.
その経営不振の会社は資金の注入を必要としています。
倒産寸前の組織に資金援助を行うことを意味します。
We require a transfusion of young talent.
私たちは若い才能の注入を必要としています。
組織の若返りや新しい人材の採用を表現できます。
A transfusion of fresh ideas will help us.
斬新なアイデアの注入が私たちの助けになるでしょう。
停滞した状況を打破するための新しい要素を指します。
語源
transfusion は接頭辞 trans-(越えて、別の場所へ)と fus(注ぐ)と -ion(名詞化)から成り立っています。別の場所へ液体を注ぎ移すという成り立ちから、医療における「輸血」や「注入」という意味に発展しました。同じ fus(注ぐ)の語根を持つ関連語には、confuse(一緒に注いで混ぜる→混乱させる)があります。
派生語・ファミリー
transfusionの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
transfusion は主に血液を他者から移し入れること、infusion は薬液や水分を時間をかけて点滴すること、injection は注射器で薬を素早く体内に入れることを表します。
“The patient needs an infusion of antibiotics.”
→ 点滴などで時間をかけて液体を入れるニュアンスです。
よくある間違い
× I got a blood injection. ○ I got a blood transfusion. → 血液を体内に入れる「輸血」には transfusion を使います。injection は少量の薬液の「注射」です。
× The doctor did a blood transfusion to him. ○ The doctor gave him a blood transfusion. → 輸血を行うときは give や perform を使い、do は使いません。受ける側は receive や get です。
コラム
豆知識
「輸血」の歴史は非常に古く、17世紀のヨーロッパでは動物の血を人間に輸血するという危険な実験が行われていました。現代のように安全な輸血が可能になったのは、20世紀初頭にカール・ラントシュタイナーがABO式血液型を発見してからのことです。医学の進歩とともに意味が定着した単語です。
リアルな使われ方
ネイティブはビジネスやスポーツの話題で、弱った組織を立て直すことを a transfusion of new blood(新しい血の注入)と表現します。ここでの blood は「人材」や「活力」を暗喩しており、ニュース記事や会議などで頻繁に登場する非常に実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
2008年のヴァンパイア映画『トワイライト(Twilight)』をはじめとする吸血鬼作品では、血を吸う行為や他者の血を取り入れる描写が頻繁に登場します。医療的な transfusion とは異なりますが、西洋文化において「血の移動」は生命力や不老不死を象徴する重要なテーマとして描かれます。
イディオム・定型句
資金の注入
“The startup survived thanks to a transfusion of cash.”
新しい人材の注入
“The board approved a transfusion of new blood into the management team.”
transfusionを使った会話例
病院の廊下で、医師と看護師が
How is the patient in room 204 doing?
His blood pressure is dropping. He might need a blood transfusion.
Let's prepare two units of blood just in case.
Understood. Should I also start an infusion of saline?
Yes, please. We need to stabilize him before we transfuse the blood.
I will get the IV ready right away.
文化的背景
医療ドラマやニュースで blood transfusion(輸血)という言葉は日常的に耳にします。経済ニュースで倒産寸前の企業への「資金注入」を意味する表現としてもよく使われ、英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. transfusion とは?
血液を他者の体内に移し入れる「輸血」のことです。比喩的に資金や活力を吹き込む「注入」という意味でも使われます。『He needs a blood transfusion.(彼は輸血が必要です)』のように医療現場で頻出します。
Q. transfusion と infusion の違いは?
transfusion は主に「血液」を他者から移し入れることに使われます。一方の infusion は『an intravenous infusion(静脈点滴)』のように、薬液や水分を時間をかけて体内に入れる点滴を指すことが多いです。
Q. 「輸血を受ける」はどう言いますか?
動詞 receive や get、have を使います。『She received a blood transfusion.(彼女は輸血を受けた)』が標準的な表現です。逆に医師が「輸血を行う」場合は give や perform を使います。
Q. transfusion を比喩的に使うとどうなりますか?
組織や計画に「新しい要素(資金・人材など)を注入する」という意味になります。『The company needs a transfusion of cash.(その会社は資金の注入を必要としている)』のようにビジネスの文脈で使われます。
Q. transfusion の動詞形は?
動詞形は transfuse(輸血する、注入する)です。『The doctor decided to transfuse two units of blood.(医師は血液2単位を輸血することに決めた)』のように、医療の専門的な文脈で使われます。
CHECK QUIZ
Q: 腕に「痛み止めの注射」を打ってもらう時の自然な表現は?
Q: 「倒産寸前の会社に資金を注入する」の自然な表現は?
Q: 「彼は昨日、輸血を受けた」の自然な表現は?