taste
- (動)味がする、味見する
- (名)味、味覚
- (名)好み、センス
- (名)一口、少しの経験
発音のコツ
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taste の母音「eɪ」は、日本語の「エ」と「イ」をはっきり分ける二重母音です。「テースト」と間延びさせず、「テイスト」と口を動かしながら発音してください。語尾の「st」は喉を鳴らさず、息だけで「ス」「トゥ」と軽く弾くように切ると、ネイティブらしい自然な響きになります。
活用形
- 三単現
- tastes
- 進行形(-ing)
- tasting
- 過去形
- tasted
- 過去分詞
- tasted
- 複数形
- tastes
コアイメージ
対象に直接触れて性質を確かめたり、感じ取ったりすることがコアイメージです。食べ物の味を表すだけでなく、芸術などの好みや、物事を少し経験したことを伝えたい時に使います。
tasteの意味・例文
動詞
味がする、味見する
To have a particular flavor, or to test the flavor of food.
This soup tastes salty.
このスープは塩辛い味がします。
食べ物がどんな味がするかを伝える最も一般的な表現です。
The chef tasted the broth carefully.
シェフはスープを慎重に味見しました。
味の良し悪しを確かめる動作を表します。
It tastes like chicken.
それは鶏肉のような味がします。
tastes like 〜 で「〜のような味がする」と例えることができます。
名詞
味、味覚
The flavor of something, or the ability to recognize flavors.
I love the sweet taste of this fruit.
私はこの果物の甘い味が大好きです。
食べ物が持つ具体的な味の特徴を表現します。
The medicine has a bitter taste.
その薬には苦い味があります。
物質が本来持っている味覚の性質を表します。
Loss of taste is a common symptom.
味覚の喪失はよくある症状です。
五感の一つである味覚そのものを指す場合に使います。
好み、センス
A person's preference or ability to judge what is good.
She has excellent taste in clothes.
彼女は服のセンスが抜群です。
have good taste in 〜 で「〜のセンスが良い」となります。
His jokes are in bad taste.
彼の冗談は悪趣味です。
in bad taste で「不適切で悪趣味な」というニュアンスになります。
The decor reflects his refined taste.
その装飾は彼の洗練された好みを反映しています。
芸術や美に対する高い評価能力を示します。
一口、少しの経験
A small amount of food or a brief experience of something.
Can I have a taste of your dessert?
あなたのデザートを一口もらえませんか?
ほんの少しだけ試食させてもらう時のお決まりのフレーズです。
The internship gave me a taste of the real world.
そのインターンシップで実社会を少し経験できました。
物事の雰囲気を短期間だけ味わうことを比喩的に表します。
The team finally got a taste of victory.
そのチームはついに勝利の味を経験しました。
感情や状況を実感したことを文学的に表現します。
語源
taste は古フランス語の taster(触れる、味わう)に由来し、さらに遡るとラテン語の taxare(評価する、触れる)にたどり着きます。もともとは「直接触って確かめる」という意味でしたが、そこから食べ物を「味わって評価する」という意味に発展しました。同じ語根を持ち、価値を評価して課す tax(税金)も関連語です。
派生語・ファミリー
tasteの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
taste は舌で感じる基本的な味覚や好みを、flavor は香りやスパイスを含んだ総合的な風味を、savor は食べ物や経験を時間をかけてじっくり味わうことを表します。
よくある間違い
× This soup tastes strongly. ○ This soup tastes strong. → taste が「〜の味がする」という状態を表す場合、直後には副詞ではなく形容詞を置きます。
× He has a good taste in music. ○ He has good taste in music. → 「センスが良い」という意味の taste は不可算名詞として扱うため、冠詞の a は不要です。
コラム
豆知識
ワインやコーヒーの専門的なテイスティング(tasting)では、味だけでなく香りや色合いも評価されます。taste の語源がラテン語の「評価する」であることからも、単なる味覚以上の深い分析が含まれていることが分かります。
リアルな使われ方
ネイティブは嫌な経験をした後に「leave a bad taste in my mouth(後味が悪かった)」とよく言います。食事だけでなく、失礼な態度をとられた時や納得のいかない会議の後など、日常のあらゆる不快な出来事に対して使える便利な比喩表現です。
映画・音楽での使われ方
音楽配信サービス Spotify には「Tastebuds(味蕾)」という機能や関連アプリがあり、友人と音楽の「好み(taste)」を共有して楽しむことができます。taste が食べ物だけでなく音楽の趣味にも使われる良い例です。
イディオム・定型句
人の好みは説明できない
“Everyone is different; there is no accounting for taste.”
後味が悪い、嫌な気分にさせる
“The unfair decision left a bad taste in my mouth.”
自業自得、自分がした嫌なことをやり返されること
“He finally got a taste of his own medicine.”
tasteを使った会話例
休日の午後、カフェで友人と
This coffee tastes a bit bitter to me.
Really? Let me have a quick taste.
Sure. I think I prefer a sweeter flavor.
Oh, this is an espresso blend. It's an acquired taste.
I see. My taste in coffee is still developing.
Everyone has different tastes. There is no accounting for taste.
文化的背景
英語圏では、食べ物の味だけでなく、服装やインテリアに対する「センス」を褒める時にも taste を日常的に使います。他人の好みを尊重する文化があるため、英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. taste とは?
食べ物の味や、人が持つ好み・センスを表す言葉です。『This cake tastes delicious.(このケーキは美味しい)』や『She has good taste.(彼女はセンスが良い)』のように使います。
Q. taste は食べ物以外にも使えますか?
はい、服や音楽などの「好み・センス」や、物事の「短い経験」を表す時にも使います。『My taste in movies is changing.(私の映画の好みが変わってきた)』のように日常会話でよく登場します。
Q. taste は進行形にできますか?
「味がする」という状態を表す時は進行形にしませんが、「味見をしている」という動作を表す時は進行形にできます。『The chef is tasting the soup.(シェフがスープを味見している)』のように使い分けます。
Q. taste と flavor の違いは?
taste は舌で感じる甘味や塩味などの基本的な感覚です。一方の flavor は、taste に加えて香りや食感なども含めた総合的な風味を指し、『a unique flavor(独特な風味)』のように使います。
Q. acquired taste とはどういう意味ですか?
最初は苦手でも、何度も試すうちに好きになる味や物事のことです。『Black coffee is an acquired taste.(ブラックコーヒーは大人の味だ)』のように、慣れが必要なものを表現する定番フレーズです。
CHECK QUIZ
Q: 香辛料などを加えた「総合的な風味」を表す単語は?
Q: 「このケーキは美味しい」の自然な表現は?
Q: 「an acquired taste」の意味は?