syndrome
- (名)症候群
- (名)行動パターン、現象
発音のコツ
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syndrome の発音は /ˈsɪndroʊm/ です。アクセントは最初の音節「syn(シン)」にあります。「シ」の母音は「イ」と「エ」の中間のようなリラックスした短い音です。後半の「drome(ドローム)」は「オゥ」と二重母音になるため、カタカナの「ドローム」と平坦に伸ばすのではなく、「ドロゥム」と口をすぼめながら発音するとネイティブらしくなります。
活用形
- 複数形
- syndromes
コアイメージ
複数の症状や特徴が同時に現れる状態がコアイメージです。医学的な症候群を指す時や、特定の行動パターンや社会現象を説明する時に使います。
syndromeの意味・例文
名詞
症候群
A group of symptoms which consistently occur together.
The patient was diagnosed with a rare genetic syndrome.
その患者はまれな遺伝子症候群と診断されました。
医学的な文脈で、複合的な症状を持つ状態を指します。
Metabolic syndrome increases the risk of heart problems.
メタボリックシンドロームは心臓病のリスクを高めます。
生活習慣病に関連する用語として頻出します。
He shows all the signs of this particular syndrome.
彼はこの特有の症候群のあらゆる兆候を示しています。
特定の症状の集合体であることを明確に表します。
行動パターン、現象
A characteristic combination of opinions, emotions, or behavior.
Many new managers experience imposter syndrome at work.
多くの新任マネージャーが職場でインポスター症候群を経験します。
心理的なプレッシャーや状態を表すのによく使われます。
Empty nest syndrome affects parents when children leave home.
空の巣症候群は、子供が家を出た時の親に影響を与えます。
人生の転換期に起こる心理的変化を説明できます。
The internet has created a new kind of social syndrome.
インターネットは新しい種類の社会現象を生み出しました。
社会全体に見られる特有の傾向や問題にも適用されます。
語源
syndrome はギリシャ語の syn-(共に)と drome(走る)から成り立っています。複数の症状が足並みを揃えて一緒に走る、つまり同時に現れるという成り立ちから、現在の意味に発展しました。同じ drome(走る・コース)の語根を持つ関連語には、velodrome(自転車競技場)があります。
派生語・ファミリー
syndromeの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
syndrome は複数の症状が同時に現れる状態を、disease は明確な原因がある特定の病気を、symptom は病気によって引き起こされる個々の症状を指します。
よくある間違い
× He has a cold syndrome. ○ He has cold symptoms. → 単なる風邪の個別の症状には symptom を使います。syndrome は複合的な症候群を指します。
× The doctor cured my syndrome. ○ The doctor treated my syndrome. → 症候群は原因不明なことが多いため、完治させる cure より対処する treat の方が自然です。
コラム
豆知識
語源の「syn(共に)+drome(走る)」は、症状が足並みを揃えて現れる様子を見事に表しています。原因が一つでなくても、特定の症状セットが「一緒に走ってくる」状態を古代ギリシャ人はこう名付けました。
リアルな使われ方
若者の間でよく使われる「main character syndrome(主人公症候群)」は、自分が世界の中心であるかのように振る舞う人を指すSNS発祥の言葉です。「She has main character syndrome.」のように使われます。
映画・音楽での使われ方
2004 年のピクサー映画『Mr.インクレディブル』には、「シンドローム(Syndrome)」という名前の悪役が登場します。ヒーローへの執着という彼の歪んだ心理状態が、名前そのものに暗示されています。
イディオム・定型句
空の巣症候群
“She experienced empty nest syndrome after her son left.”
ストックホルム症候群
“The hostages seemed to develop Stockholm syndrome.”
インポスター症候群
“Imposter syndrome makes you feel like a fake.”
syndromeを使った会話例
カフェで友人と
I got promoted, but I feel like I do not deserve it.
That sounds like classic imposter syndrome.
Really? I just think everyone will realize I am a fake.
It is a common symptom of success. Do not worry.
How do people deal with this syndrome?
Just accept your achievements. You earned this role.
文化的背景
現代の英語圏では、医学用語としてだけでなく、社会現象や心理状態に「〜syndrome」と名付けることがよくあります。特定の行動パターンを端的に表す便利なラベルとして、日常会話やメディアで頻繁に登場します。
よくある質問
Q. syndrome とは?
複数の症状が一緒に現れる状態のことです。医学用語だけでなく、『imposter syndrome(インポスター症候群)』のように心理的な状態や社会現象にも使われます。
Q. syndrome と disease の違いは?
disease は原因がはっきりしている病気です。一方の syndrome は原因が完全には解明されておらず、複数の症状が同時に起こる状態を指します。『a rare disease(まれな病気)』のように使い分けます。
Q. 日常会話で syndrome はどう使われますか?
特定の行動パターンや心理状態を指す時によく使います。『He has Peter Pan syndrome.(彼にはピーターパン症候群がある)』のように、大人になりきれない人を表現する際などに便利です。
Q. ビジネスでよく聞く imposter syndrome とは?
自分の実力を信じられず、周囲を騙しているように感じる心理状態のことです。『I suffer from imposter syndrome.(私はインポスター症候群に悩んでいる)』のように使われます。
Q. 発音の注意点は?
最初の「syn」にアクセントを置きます。『I researched the syndrome.(その症候群について調べた)』のように発音するとき、「シン」を強く、「ドローム」は弱めに発音するのがコツです。
CHECK QUIZ
Q: 「熱や咳などの個別の兆候」を指すのに最も適切な単語は?
Q: 「インポスター症候群に苦しむ」の自然な表現は?