subside

  • ()弱まる、静まる
  • ()下がる、沈下する
UK/səbˈsaɪd/

発音のコツ

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subside は後半の「side(saɪd)」にアクセントを置きます。最初の「sub」は口をあまり開けず、曖昧な「サブ」と発音します。アクセントのある「saɪd」は「アイ」としっかり二重母音を発音し、最後の「d」は舌先を上前歯の裏に当てて軽く息を破裂させます。「サブサイド」と平坦に読まず、後半を強調するリズムを意識してください。

活用形

三単現
subsides
進行形(-ing)
subsiding
過去形
subsided
過去分詞
subsided

コアイメージ

高い状態や激しい状態にあったものが、徐々に下がって落ち着くことがコアイメージです。痛みや感情、嵐などの自然現象が次第に弱まったり、静まったりする時に使います。

subsideの意味・例文

動詞

自動詞

弱まる、静まる

To become less strong, loud, or severe.

日常会話

The pain in my head finally began to subside.

頭の痛みがようやく和らぎ始めました。

頭痛や痛みなどが徐々に弱まる際によく使います。

ニュース

The storm is expected to subside by tomorrow morning.

嵐は明日の朝までに静まる見込みです。

風や雨などの激しい自然現象が落ち着く時に適しています。

アカデミック

The public anger over the new policy did not subside.

新政策に対する大衆の怒りは収まりませんでした。

激しい感情や社会的な騒動が沈静化する文脈で使われます。

自動詞

下がる、沈下する

To go down to a lower or normal level.

ニュース

Flood waters started to subside after three days.

洪水は 3 日後に引き始めました。

上がっていた水位が元の状態に戻ることを表します。

日常会話

The ground subsided slightly due to the heavy rain.

大雨の影響で地面がわずかに沈下しました。

物理的に地面などが沈み込む現象を説明できます。

ビジネス

We must wait for the market volatility to subside.

市場の変動が落ち着くまで待たなければなりません。

数値や波が下がり安定する様子を比喩的に表現します。

語源

subside は接頭辞 sub-(下に)とラテン語の sidere(座る、沈む)から成り立っています。「下に座り込む」という物理的な動きから、水が引いて水位が下がる様子を表すようになり、現在では痛みや嵐、感情などが「落ち着いて静まる」という意味に発展しました。同じ sidere(座る)の語根を持つ関連語には、reside(居住する)があります。

派生語・ファミリー

名詞subsidence

subsideの使い方

よく使う組み合わせ

pain subsides (痛みが和らぐ)storm subsides (嵐が静まる)anger subsides (怒りが収まる)wind subsides (風が弱まる)gradually subside (徐々に静まる)

使い分け

subside は高ぶった状態から落ち着くことを、abate は不快なものや勢いが弱まることを、diminish はサイズや重要性が徐々に減少することを表します。

The heavy rain will subside soon.

高まった勢いが元に戻り落ち着くニュアンスです。

The severe storm began to abate.

脅威や不快なものの激しさが和らぐニュアンスです。

His influence will diminish over time.

量や大きさ、影響力などが減っていくニュアンスです。

よくある間違い

× I will subside the volume of the TV. ○ I will lower the volume of the TV. → subside は自動詞なので、目的語をとって「〜を弱める」という意味では使えません。

× The number of students subsided this year. ○ The number of students decreased this year. → subside は数や量の減少ではなく、激しさや状態が落ち着くことを表します。

コラム

豆知識

subside は「下に座る」というラテン語の語源を持ちます。議会や会議で激しい議論が交わされた後、人々が席に座り直して場が静まる様子を想像すると、この単語が持つ「落ち着く」というコアイメージが掴みやすくなります。

リアルな使われ方

日常会話では、薬を飲んだ後に「痛みが引く」ことを表す際によく使われます。医師や薬剤師が「Take this pill and wait for the pain to subside.(この薬を飲んで痛みが和らぐのを待ってください)」と指示する定番の表現です。

映画・音楽での使われ方

映画やドラマの緊迫したシーンで、パニックに陥った人々に対し「Let the panic subside.(パニックが収まるのを待て)」とリーダーが呼びかけるセリフがしばしば登場します。危機的状況が落ち着くのを待つ際の決まり文句です。

イディオム・定型句

定型句wait for the pain to subside

痛みが引くのを待つ

You should wait for the pain to subside.

定型句until the storm subsides

嵐が静まるまで

We will stay indoors until the storm subsides.

定型句wait for things to subside

事態が落ち着くのを待つ

Let us wait for things to subside before acting.

subsideを使った会話例

悪天候の午後、オフィスで同僚と

A

Do you think the storm will subside soon?

B

I hope so. The wind is still quite strong outside.

A

We should wait here until things subside.

B

Agreed. It is not safe to drive right now.

A

Did the radio say when the rain might abate?

B

They said it should start subsiding around evening.

A

Good. I will let everyone know to stay indoors.

B

Yes, safety first until the weather improves.

文化的背景

英語圏のニュースでは、ハリケーンや洪水などの自然災害が落ち着く過程を報じる際に頻繁に登場します。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. subside とは?

痛みや嵐、激しい感情などが弱まり、落ち着いた状態になることです。『The wind finally subsided.(風がようやく静まった)』のように、高ぶっていたものが元に戻る時に使います。

Q. subside はどのような主語と一緒に使われますか?

主に pain(痛み)、storm(嵐)、anger(怒り)、wind(風)など、一時的に激しくなる現象や感情を主語にとります。『Wait for the pain to subside.(痛みが引くのを待ってください)』のように使われます。

Q. subside と decrease の違いは何ですか?

decrease は数や量が減ることを指しますが、subside は勢いや激しさが弱まることを指します。そのため『The population decreased.(人口が減った)』とは言えますが、ここに subside を使うのは不自然です。

Q. subside は他動詞として使えますか?

いいえ、subside は自動詞のみで使われます。したがって「あなたが何かを静める」と言いたい場合は『He calmed the angry customer.(彼は怒っている客をなだめた)』のように別の動詞を選びます。

Q. subside の名詞形は何ですか?

名詞形は subsidence(沈下、減退)です。地盤沈下や建物の沈み込みを表す専門的な響きがあり、『The building suffered from subsidence.(その建物は地盤沈下の被害を受けた)』のように使われます。

CHECK QUIZ

Q: 「私は彼の怒りを静めた」の自然な英訳は?

Q: 次の空欄に入る最も適切な単語は? "The flood waters slightly ____."

Q: 「予算が年々減少している」と言うのに最適な動詞は?