start-up
- (名)スタートアップ企業、新興企業
- (名)立ち上げ、開始、起動
- (形)立ち上げの、新興の
発音のコツ
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start-up は最初の「stɑ́r」にアクセントを置きます。「a」は口を大きく開けて「アー」と伸ばし、舌を丸めて「r」の音を作ります。続く「t」と「up」の母音がくっつき(リンキング)、「タープ」のように聞こえるのが特徴です。平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
活用形
- 複数形
- start-ups
コアイメージ
新しいビジネスや機械などをゼロから立ち上げることがコアイメージです。主に急成長を目指す新興企業や、システムの起動・事業の開始を表す時に使います。
start-upの意味・例文
名詞
スタートアップ企業、新興企業
A newly established business, especially one intended to grow rapidly.
She works for a fast-growing tech start-up.
彼女は急成長中のテクノロジー系スタートアップ企業で働いています。
IT業界などの新しい企業を指す代表的な使い方です。
The start-up raised ten million dollars in funding.
その新興企業は1000万ドルの資金を調達しました。
ニュースでは資金調達の話題とともによく登場します。
My friend decided to launch his own start-up.
私の友人は自分のスタートアップ企業を立ち上げることを決めました。
launch a start-up で「新興企業を立ち上げる」という意味になります。
立ち上げ、開始、起動
The action or process of setting something in motion.
We experienced an error during the system start-up.
システムの起動中にエラーが発生しました。
コンピューターや機械が動き出す過程を指します。
The start-up of the new factory is scheduled for May.
新工場の稼働開始は5月に予定されています。
施設や大規模なプロジェクトが始まる時にも使われます。
Please follow the manual for the initial start-up.
初回起動時はマニュアルに従ってください。
initial start-up で「初回起動」という定型表現になります。
形容詞
立ち上げの、新興の
Relating to the beginning of a new business or process.
You need to calculate the start-up costs carefully.
初期費用を慎重に計算する必要があります。
start-up costs はビジネス計画で必須のフレーズです。
They are looking for start-up capital from investors.
彼らは投資家から開業資金を募っています。
start-up capital で事業を始めるための資金を表します。
The company is still in its start-up phase.
その会社はまだ立ち上げ段階にあります。
企業や事業の初期段階であることを強調する表現です。
語源
start(始める)と up(完全に、上へ)から成り立っています。up には「起動して稼働状態にする」というニュアンスがあり、新しい事業や機械をゼロから完全に動かし始める過程から、新興企業そのものを指すようになりました。同じ up(完全に)を持つ関連語には、set up(設立する)があります。
派生語・ファミリー
start-upの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
start-up は急成長を目指す新しい企業、enterprise は規模を問わず事業や企業全般、venture はリスクを伴う新規事業を指します。
よくある間違い
× I want to start-up my own company. ○ I want to start up my own company. → 動詞として使う場合はハイフンなしの start up(句動詞)にします。
× He works for start-up. ○ He works for a start-up. → 企業を指す場合は可算名詞なので、単数形には a などの冠詞が必要です。
コラム
豆知識
start-up という言葉が広く普及したのは、1990年代後半のドットコム・バブル期です。当時はインターネット関連の新興企業が次々と誕生し、ガレージから始まった小さな会社が数年で巨大企業になるというアメリカン・ドリームの象徴となりました。
リアルな使われ方
ネイティブのビジネス会話では、名詞の startup とハイフンなしで表記されることが非常に多いです。SNSやニュース記事でもハイフンなしが主流になりつつありますが、正式な文書では start-up が好まれることもあります。
映画・音楽での使われ方
2014年から放送されたアメリカのコメディドラマ『シリコンバレー』は、IT系の start-up を立ち上げた若者たちの奮闘を描いています。起業家精神や投資家との駆け引きなど、リアルな業界の裏側を知ることができます。
イディオム・定型句
スタートアップ特有の社風
“They thrive in a fast-paced start-up culture.”
リーン・スタートアップ手法
“The lean start-up methodology minimizes initial risks.”
起業支援の生態系
“The city built a strong start-up ecosystem.”
start-upを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you hear about the new AI start-up?
Yes, I read they just secured a lot of venture capital.
They are planning to hire fifty engineers for their start-up phase.
That is a very aggressive operation to start up.
Exactly. They aim to establish a strong enterprise quickly.
Working in that fast-paced start-up culture must be exciting.
文化的背景
シリコンバレーを中心に発展したビジネス文化を象徴する言葉です。単なる「新しい会社」ではなく、テクノロジーを駆使して短期間で急成長を目指す企業を指す傾向があります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. start-up とは?
新しいビジネスやシステムの立ち上げを指す名詞です。『He works for a tech start-up.(彼はIT系スタートアップで働いている)』のように、急成長を目指す新興企業を指してよく使われます。
Q. start-up、startup、start up の違いは?
start-up と startup は名詞・形容詞として同じ意味で使われ、ハイフンの有無はスタイルの違いです。一方、start up は『The machine will start up soon.』のように動詞として使います。
Q. start-up と venture の違いは?
start-up は設立直後で急成長を目指す企業を指します。一方の venture は『a new business venture(新規事業)』のように、リスクを伴う新しい試みという側面に焦点を当てます。
Q. start-up は企業以外にも使えますか?
はい、機械やシステムの起動・立ち上げにも使えます。『We experienced a delay during the system start-up.(システムの起動中に遅延が発生した)』のように表現します。
Q. start-up に関連するビジネス用語は?
資金調達に関連する用語が多くあります。『They are raising start-up capital.(彼らは開業資金を集めている)』のように、capital(資金)や costs(費用)とよく組み合わせて使います。
CHECK QUIZ
Q: 「自分の会社を立ち上げる」の正しい表記は?
Q: ビジネスシーンで「開業資金」を意味する自然な表現は?
Q: リスクや不確実性を伴う「新規事業」を強調する単語は?