rope

  • ()ロープ、綱
  • ()ロープで縛る、ロープを張る
UK/roʊp/

発音のコツ

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rope の母音 /oʊ/ は「オウ」という二重母音です。日本語の「ロープ」のように「ロー」と平坦に伸ばすのではなく、口を丸めて「オ」と発音した直後に、口をすぼめて「ウ」の音をしっかり添えます。語尾の /p/ は唇を閉じてから息を軽く破裂させ、余計な母音を入れないように注意してください。

活用形

三単現
ropes
進行形(-ing)
roping
過去形
roped
過去分詞
roped
複数形
ropes

コアイメージ

太くて丈夫な繊維をより合わせた綱で、物をしっかりと結びつけたり引っ張ったりすることがコアイメージです。物理的なロープだけでなく、仕事のコツや窮地など比喩的な状況を表現したい時にも使います。

ropeの意味・例文

名詞

countable / uncountable

ロープ、綱

A strong, thick string made of long twisted threads.

日常会話

Please tie the box with this rope.

このロープで箱を縛ってください。

物理的なロープを指す最も一般的な表現です。

ニュース

The rescue team threw a rope to the stranded climber.

救助隊は立ち往生した登山者にロープを投げました。

救助活動やアウトドアの文脈で頻出します。

SNS・カジュアル

We used a thick rope for the tug-of-war.

綱引きのために太いロープを使いました。

tug-of-war は綱引きという意味の単語です。

動詞

他動詞

ロープで縛る、ロープを張る

To tie or enclose something with a rope.

日常会話

We need to rope the luggage to the roof of the car.

車の屋根に荷物をロープで縛り付ける必要があります。

動詞として使うと、ロープを使って固定する動作を表します。

ニュース

Police roped off the area around the accident scene.

警察は事故現場の周囲にロープを張って立ち入り禁止にしました。

rope off で「ロープで仕切る」という句動詞になります。

ビジネス

The VIP section was roped off for the special guests.

VIPエリアは特別ゲストのためにロープで仕切られていました。

イベント会場などで特定の区画を制限する際にも使われます。

語源

rope は古英語の rap(太い紐)に由来しています。植物の繊維などをより合わせて作られた丈夫な綱を指す言葉として古くから使われてきました。そこから派生して、現代では物理的なロープだけでなく、比喩的に「仕事のコツ」や「限界状態」を表す表現にも発展しました。関連語にはロープを作る職人を指す roper があります。

派生語・ファミリー

名詞roper
形容詞ropy

ropeの使い方

よく使う組み合わせ

a piece of rope (一本のロープ)jump rope (縄跳びをする)tie a rope (ロープを結ぶ)pull the rope (ロープを引っ張る)thick rope (太いロープ)

使い分け

rope は太くて非常に丈夫な綱を、cord は電化製品などに使われる少し太めの紐を、string は荷造りなどに使う細くて軽い紐を指します。

The ship was tied to the dock with a thick rope.

船を係留するような太く丈夫な綱のニュアンスです。

Please plug the power cord into the wall.

電化製品のコードや、ロープより細い丈夫な紐のニュアンスです。

She tied the package with a piece of string.

手で簡単にちぎれたり結んだりできる細い紐のニュアンスです。

よくある間違い

× I learned the rope of my new job. ○ I learned the ropes of my new job. → 「仕事のコツ」と言う場合は必ず複数形の the ropes になります。船の帆を操作する無数のロープが語源です。

× He jumped the rope in the park. ○ He jumped rope in the park. → 「縄跳びをする」は jump rope という決まったフレーズで、冠詞の the は不要です。

コラム

豆知識

「know the ropes(仕事のコツを知っている)」という表現は、19世紀の帆船時代に由来します。当時の船乗りは、帆を操るための複雑で無数のロープの配置を完璧に覚える必要がありました。その過酷な訓練の名残が、現代のビジネス用語として生き残っています。

リアルな使われ方

ネイティブは誰かを面倒な仕事やイベントに無理やり巻き込む時に rope someone in という表現をよく使います。「I got roped into organizing the party.(パーティーの幹事をやらされた)」のように、受け身の形で不満を軽く表現する時に便利です。

映画・音楽での使われ方

ボクシング映画の金字塔『ロッキー(Rocky)』シリーズでは、主人公がリングのロープに追い詰められながらも反撃するシーンが印象的です。この状態から生まれた on the ropes(絶体絶命で)というイディオムは、スポーツだけでなくビジネスのニュースでも頻出します。

イディオム・定型句

ことわざGive someone enough rope and they will hang themselves.

自由にさせておけば自滅する

Just give him enough rope and he will hang himself.

イディオムknow the ropes

やり方を知っている、コツをつかんでいる

She knows the ropes around this office.

イディオムon the ropes

絶体絶命で、窮地に立たされて

The company is currently on the ropes.

定型句rope someone in

人を巻き込む、引きずり込む

I got roped into helping with the event.

ropeを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

How is the new project going? Have you learned the ropes yet?

B

Slowly but surely. It is much more complicated than I expected.

A

I know. The previous manager completely roped me into this mess.

B

Really? I thought you volunteered because you like a challenge.

A

Not at all. But now that we are in it, we cannot leave the team on the ropes.

B

Agreed. Let's pull together and get this done.

文化的背景

英語圏ではかつて帆船の操作において無数のロープを扱う技術が必須だった名残から、現代でも仕事のコツや状況を表す比喩表現に rope が頻繁に使われます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. rope とは?

太くて丈夫な紐状のもので、物を縛ったり引っ張ったりする道具です。『He tied the boat with a rope.(彼はボートをロープで結んだ)』のように使います。

Q. rope と string の違いは?

rope は人が登れるほど太くて丈夫な綱を指し、string は荷物を縛るような細い紐を指します。『a piece of string(1本の細い紐)』のように日常で使い分けます。

Q. 「仕事のコツ」を rope で表現できますか?

はい、複数形の ropes を使って表現できます。『I finally learned the ropes.(ついに仕事のコツをつかんだ)』はビジネスでよく使われる定番フレーズです。

Q. 「立ち入り禁止にする」を rope でどう言いますか?

rope off という句動詞を使います。『The police roped off the crime scene.(警察は犯罪現場をロープで囲った)』のように、物理的に区画を仕切る時に便利です。

Q. on the ropes とはどういう意味ですか?

ボクシングで選手がロープに追い詰められた状態から転じて、「絶体絶命のピンチ」を意味します。『The company is on the ropes.(その会社は倒産寸前だ)』のように使います。

CHECK QUIZ

Q: 郵便局で小包を縛るための「細い紐」を指すのに最適な単語は?

Q: 「ついに新しい職場のコツをつかんだ」の自然な表現は?