retort

  • (動)言い返す、反論する
  • (名)言い返し、痛烈な返答
UK/ˈriˌtɔrt/

発音のコツ

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retort は2音節目の「tort」にアクセントを置きます。最初の「re(rɪ)」は力を抜いて短く発音し、続く「tort(tɔːrt)」は唇を丸めて「オー」と伸ばしながら、舌を丸め上げて「r」の音を響かせます。最後の「t」は息で軽く弾くように発音してください。カタカナの「レトルト」とはリズムが異なります。

活用形

三単現
retorts
進行形(-ing)
retorting
過去形
retorted
過去分詞
retorted
複数形
retorts

コアイメージ

相手の言葉に対して、瞬時に鋭く言葉を打ち返すことがコアイメージです。非難やからかいに対して、負けじと言い返したり反論したりする時に使います。

retortの意味・例文

動詞

transitive / intransitive

言い返す、反論する

To reply quickly to a comment, in an angry, offended, or humorous way.

日常会話

"Mind your own business," he retorted sharply.

「余計なお世話だ」と彼は鋭く言い返しました。

→

小説や日常会話で、相手の発言に素早く反応する場面で頻出します。

ニュース

The politician retorted that the accusations were completely false.

その政治家は、告発は完全に虚偽であると反論しました。

→

批判に対して that節を用いて強く反発する表現です。

ビジネス

She retorted to the criticism with hard facts.

彼女は確たる事実をもってその批判に言い返しました。

→

retort to 〜 で「〜に対して言い返す」という意味になります。

名詞

可算

言い返し、痛烈な返答

A quick, angry, or humorous reply.

フォーマル

She made a sharp retort to the reporter's question.

彼女は記者の質問に対して鋭い言い返しをしました。

→

make a retort で「言い返す」という動作を表します。

SNS・カジュアル

His witty retort got thousands of likes.

彼の機知に富んだ言い返しは数千の「いいね」を獲得しました。

→

怒りだけでなく、ユーモアのある機敏な返答にも使われます。

アカデミック

The lawyer's quick retort completely silenced the witness.

弁護士の素早い反論は、証人を完全に沈黙させました。

→

論争や議論の場で、相手を圧倒するような返答を指します。

語源

retort は接頭辞 re-(後ろへ、反対に)と tort(ねじる、曲げる)から成り立っています。相手から投げられた言葉をねじ曲げて、そのまま相手に投げ返すというイメージから、「鋭く言い返す」という意味に発展しました。同じ tort(ねじる)の語根を持つ関連語には、distort(歪める)や torture(拷問)があります。

派生語・ファミリー

形容詞retortive

retortの使い方

よく使う組み合わせ

an angry retort (怒りのこもった言い返し)a sharp retort (鋭い反論)a quick retort (即座の言い返し)retort angrily (怒って言い返す)make a retort (言い返す)

使い分け

retort は相手の言葉に対して鋭く素早く言い返し、reply は質問や手紙などに一般的に返事や応答をし、counter は相手の主張に対して反対の事実や意見で論理的に反撃します。

“She retorted that it was not her fault.”

→ 非難に対して即座に、感情的に反発するニュアンスです。

“I will reply to your email tomorrow.”

→ 一般的な返事や応答をするニュアンスです。

“He countered my argument with new facts.”

→ 相手の意見に対抗して別の論理や事実をぶつけるニュアンスです。

よくある間違い

× He retorted me that I was wrong. ○ He retorted that I was wrong. → retort は「人」を直接目的語にとれません。that 節をそのまま続けるか、retort to 人の形にします。

× She made angry retort. ○ She made an angry retort. → retort は可算名詞なので、単数形の場合は冠詞 a/an が必要です。make a retort で「言い返す」という意味になります。

コラム

豆知識

retort は食品の「レトルトパウチ(retort pouch)」と同じスペルです。もともと化学実験で使われるガラス製の蒸留器を retort と呼び、それが食品を加熱殺菌する釜の名称として使われたことから「レトルト食品」という言葉が生まれました。「ねじ曲げた形」という語源が共通しています。

リアルな使われ方

日常会話では、相手のからかいや批判に対して皮肉たっぷりに言い返す場面でよく使われます。小説やニュース記事の引用符(" ")の直後に「"...," she retorted.」の形で、登場人物の怒りや反発の感情を描写する表現として頻出します。

イディオム・定型句

定型句in retort

言い返して、反論として

“She smiled in retort to his rude comment.”

定型句quick with a retort

言い返すのが早い、口達者な

“He is always quick with a retort.”

retortを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

The manager said your presentation lacked data.

B

"I sent the data yesterday," I wanted to retort.

A

I know it’s frustrating. But a sharp retort wouldn’t help.

B

You're right. I should reply politely instead of getting angry.

A

Exactly. You can counter his point in the next meeting.

B

Thanks. I will prepare a logical explanation rather than a quick retort.

文化的背景

英語圏の文化では、ユーモアを交えた機知に富んだ言い返し(witty retort)は知性の表れとして肯定的に評価されることがあります。単なる口答えではなく、会話のスキルとして扱われる場面も少なくありません。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. retort とは?

相手の非難や批判に対して、即座に鋭く言い返すことです。『"It's your fault!" he retorted.(「君のせいだ!」と彼は言い返した)』のように、感情的な反論の場面で使います。

Q. retort と reply の違いは?

reply は手紙や質問への一般的な返信を指しますが、retort は相手の言葉への素早く鋭い反発を表します。『She replied with a smile.』は穏やかですが、『She retorted angrily.』は怒りを含みます。

Q. retort は名詞としても使えますか?

はい、可算名詞として「言い返し」や「痛烈な返答」という意味で使えます。『He had a sharp retort ready.(彼は鋭い言い返しを用意していた)』のように、名詞でも頻出します。

Q. retort はビジネスシーンで使えますか?

感情的に言い返すニュアンスが強いため、フォーマルなビジネスメールには不向きです。ビジネスで冷静に反論する場合は、『We must counter their argument.(彼らの主張に反論しなければならない)』のように counter や respond が適しています。

Q. retort の後ろにはどんな言葉が続きますか?

直接発言内容を続けるか、that 節を伴うことが多いです。『She retorted that it was unfair.(彼女はそれは不公平だと言い返した)』のように、相手の意見を否定する内容を繋げます。

CHECK QUIZ

Q: 相手の意見に対して「新しいデータを用いて論理的に反論する」のに適した動詞は?

Q: 「彼は私が間違っていると言い返した」の自然な英語は?

Q: 名詞の retort を使った「彼は鋭い反論をした」の正しい表現は?