remorse

  • ()深い後悔、良心の呵責
UK/rɪˈmɔrs/

発音のコツ

▶ 表示する

remorse のアクセントは後半の「mor」にあります。「r」の音は舌を巻いて発音し、続く「mɔːr」は口を縦に開けながら長く伸ばします。最後の「se」は濁らずに「ス」と息だけを出して終わります。「リモース」と平坦なカタカナ読みにならず、後半を強く長く発音するよう意識してください。

活用形

複数形
remorses
通常は不可算名詞として扱われます

コアイメージ

自分が犯した過ちに対する強い罪悪感と深い後悔がコアイメージです。単なる後悔ではなく、良心の呵責に苦しむような深刻な場面の時に使います。

remorseの意味・例文

名詞

不可算

深い後悔、良心の呵責

A strong feeling of sadness and guilt for doing something wrong.

ニュース

The criminal showed no remorse for his terrible actions.

犯人は自身の恐ろしい行いに対して全く反省の色を見せませんでした。

show no remorse(反省の色を見せない)はニュースで頻出します。

日常会話

He felt deep remorse after arguing with his best friend.

彼は親友と口論した後に深い後悔の念を抱きました。

feel deep remorse で強い罪悪感を表現できます。

フォーマル

She expressed genuine remorse over the misunderstanding.

彼女はその誤解に対して心からの後悔の意を表明しました。

express remorse は公式な謝罪の場面に適しています。

語源

remorse は接頭辞 re-(再び)とラテン語の mordere(噛む)から成り立っています。過去の自分の行いが、何度も心を「噛むように」痛めつけるという成り立ちから、現在の深い後悔や罪悪感という意味に発展しました。同じ mordere(噛む)の語根を持つ関連語には、morsel(一口分の食べ物)があります。

派生語・ファミリー

形容詞remorseful
形容詞remorseless
副詞remorsefully
副詞remorselessly

remorseの使い方

よく使う組み合わせ

feel remorse (後悔する)show remorse (反省の色を見せる)express remorse (深い後悔を表明する)deep remorse (深い後悔)without remorse (無慈悲に)

使い分け

remorse は過去の悪行に対する深い良心の呵責を、regret は自分の選択や結果に対する一般的な後悔を、guilt は道徳的または法的な罪を犯したという事実や感情を表します。

He was filled with remorse for his crime.

道徳的な過ちに対する強い心の痛みを伴うニュアンスです。

I regret not studying harder in school.

あの時こうしていればよかったという残念な気持ちを表します。

guilt

She felt a deep sense of guilt about lying.

自分が悪いことをしたという責任や罪の意識に焦点を当てます。

よくある間違い

× I feel remorse that I didn't buy the shoes. ○ I regret that I didn't buy the shoes. → remorse は道徳的な過ちに対する深い罪悪感を表します。買い物の失敗など日常的な後悔には regret を使います。

× He showed no remorse of his actions. ○ He showed no remorse for his actions. → 「〜に対する後悔」は前置詞 for を使います。of は不自然な表現になります。

コラム

豆知識

remorse の語源にある「噛む」というイメージは、過去の後悔が心を「チクチクと刺し続ける」様子を表現しています。日本語の「良心の呵責(かしゃく)」の「呵」も責め苛むという意味があり、洋の東西を問わず、罪悪感が心を繰り返し痛めつける感覚は共通しているのが非常に興味深い点です。

リアルな使われ方

ネイティブは、少し大げさに感情を表現したい時に a pang of remorse(ふとした良心の呵責)というフレーズを使います。例えば、ダイエット中に深夜のスイーツを食べてしまった直後の罪悪感など、日常のちょっとした罪悪感をユーモアを交えて表現する際にも登場する生きた表現です。

映画・音楽での使われ方

映画『スター・ウォーズ』シリーズなどの悪役は、しばしば派生語の remorseless(無慈悲な)を用いて形容されます。ダース・ベイダーのような、後悔や罪悪感を一切持たずに冷酷な行動をとるキャラクターの恐ろしさを描写する際、この言葉が非常に効果的な役割を果たしています。

イディオム・定型句

定型句without remorse

容赦なく、無慈悲に

The dictator ruled the country without remorse.

定型句a pang of remorse

ふとした良心の呵責

She felt a sudden pang of remorse.

remorseを使った会話例

ニュースを見ながらリビングで家族と

A

Did you see the news about the trial today?

B

Yes. The defendant showed absolutely no remorse for his actions.

A

It is hard to understand how someone can act without remorse.

B

Exactly. He didn't even seem to feel any guilt.

A

I hope the judge takes his lack of remorse into consideration.

B

I am sure they will. It is a very serious case.

文化的背景

欧米の司法制度において、被告人が remorse(深い反省や後悔の念)を示すかどうかが量刑を左右する重要な判断基準となります。そのため、ニュースや裁判記事で非常に頻出する概念です。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. remorse とは?

自分が犯した過ちに対する強い罪悪感や深い後悔のことです。『He felt deep remorse for his mistake.(彼は自分の過ちに深い後悔の念を抱いた)』のように、良心が咎める深刻な状況で使います。

Q. remorse と regret の違いは?

remorse は道徳的な過ちに伴う深い罪悪感を含み、regret は単なる残念な気持ちにも使えます。『I regret missing the train.(電車を逃して後悔している)』のような日常的な状況で remorse は使いません。

Q. remorse はどんな場面で使われますか?

犯罪の判決や重大な過ちの謝罪など、深刻な場面でよく使われます。『The suspect showed no remorse.(容疑者は反省の色を見せなかった)』はニュース記事で頻出する定型表現です。

Q. remorse の形容詞形は?

形容詞形として remorseful(後悔している)と remorseless(無慈悲な)があります。『He is a remorseless killer.(彼は無慈悲な殺人鬼だ)』のように後者も映画や小説でよく使われます。

Q. remorse と一緒によく使われる動詞は?

feel(感じる)、show(見せる)、express(表明する)などが代表的です。『She expressed genuine remorse.(彼女は心からの後悔を表明した)』のように、公式な謝罪の文脈で役立ちます。

CHECK QUIZ

Q: 「傘を忘れて後悔した」と言うのに最適な動詞は?

Q: 「彼は自分の行いに対して反省の色を見せなかった」の自然な表現は?