reminiscence
- (名)回想、追憶、思い出
- (名)(複数形で)回顧録、思い出話
発音のコツ
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reminiscence は「レミニセンス」のように発音しますが、アクセントは 3 音節目の「ni(ニ)」に置きます。最初の「re」は短く「レ」、次の「mi」も弱く「ミ」と発音し、「ni」を最も強くはっきりと発音します。最後の「scence」は「センス」と息だけを吐くように「s」の音で終わらせます。日本語の平坦な発音にならないよう、強弱のリズムを意識してください。
活用形
- 複数形
- reminiscences
コアイメージ
過去の出来事や経験を心に呼び起こし、懐かしく思い返すことがコアイメージです。自分自身の思い出に深く浸ったり、昔の出来事を人に語ったりする時に使います。
reminiscenceの意味・例文
名詞
回想、追憶、思い出
A story told about a past event remembered by the narrator, or the act of remembering.
He shared a fond reminiscence of his childhood.
彼は子供時代の懐かしい思い出を語りました。
過去の温かい記憶を振り返る場面で使われます。
We spent the evening in quiet reminiscence.
私たちは静かな回想にふけって夜を過ごしました。
不可算名詞として「回想すること」という行為そのものを表します。
The novel is based on the author's personal reminiscences.
その小説は著者の個人的な回想に基づいています。
自身の経験や記憶を文学的な文脈で用いる際に適しています。
(複数形で)回顧録、思い出話
A spoken or written account of one's memorable experiences.
The former president published his reminiscences last year.
元大統領は昨年、自身の回顧録を出版しました。
著名人が書き残した過去の記録や伝記的要素を指します。
Her reminiscences of the early days of the company are fascinating.
会社の創業期に関する彼女の思い出話は魅力的です。
組織の歴史や過去の出来事を振り返る際にも使われます。
I love listening to my grandfather's reminiscences.
私は祖父の思い出話を聞くのが大好きです。
年配者が語る昔話や人生経験を表すのによく使われます。
語源
reminiscence は、接頭辞の re-(再び)とラテン語の minisci(心に留める、思い出す)が組み合わさってできました。過去の出来事を再び心に呼び起こすという成り立ちから、現在の「回想」や「追憶」といった意味に発展しました。同じく「心」や「考えること」に関わる語根を持つ関連語には、mind(心)や mental(精神の)があります。
派生語・ファミリー
reminiscenceの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
reminiscence は過去の出来事を語ったり思い返したりする行為、recollection は記憶を努力して呼び起こすこと、nostalgia は過去に対する感傷的な憧れや切なさを表します。
よくある間違い
× I have a reminiscence to do my homework. ○ I have a reminder to do my homework. → reminiscence は過去の思い出を指します。未来の予定を思い出すための通知には reminder を使います。
× He reminiscences about his school days. ○ He reminisces about his school days. → 動詞として使う場合は reminisce になります。reminiscence は名詞なので述語動詞にはなれません。
コラム
豆知識
reminiscence は、ラテン語で「心」を意味する mens(メンス)という語根に由来しています。この語根は、mental(精神の)や mind(心)、さらには dementia(認知症)など、人間の思考や記憶に関わる多くの英単語のベースとなっています。語源を知ると、記憶に関する単語のつながりが見えてきます。
リアルな使われ方
ネイティブは、昔の懐かしい話を友人や家族と楽しむ時に、この単語の動詞形である reminisce をよく使います。「We were just reminiscing about high school.(ちょうど高校時代の思い出話をしてたんだ)」というフレーズは、同窓会や旧友との再会シーンで非常に頻繁に耳にする定番の表現です。
映画・音楽での使われ方
映画や文学のタイトル、または作中の重要なテーマとして過去の回想が描かれる際に、reminiscence という言葉が効果的に使われます。2021年のSF映画『レミニセンス(Reminiscence)』は、人々の記憶(回想)を潜入・体験させる装置をめぐるサスペンスであり、この単語の持つ「過去の記憶への強い執着」というニュアンスが物語の核心となっています。
イディオム・定型句
回想にふける、思い出に浸る
“She sat by the window, lost in reminiscence.”
思い出にふける
“They gathered to indulge in reminiscence.”
reminiscenceを使った会話例
会社の設立記念パーティーの翌日、オフィスで同僚と
The CEO's speech at the anniversary party was full of reminiscence.
Yes, she shared many interesting stories about the company's early days.
I loved her reminiscences about the first office they rented.
It made me feel a bit of nostalgia, even though I wasn't there.
We should probably ask her to publish her reminiscences someday.
That's a great idea. It would be a valuable record for all of us.
文化的背景
英語圏では、著名人だけでなく一般の人も自身の人生を振り返る reminiscences(回顧録)を家族や後世のために書き残す文化があります。過去の経験を共有し、そこから教訓を得たり絆を深めたりする行為が重視されているためです。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. reminiscence とは?
過去の出来事や経験を思い返したり、それを語ったりすることです。『I enjoyed her reminiscences.(彼女の思い出話を楽しんだ)』のように、懐かしさを伴う文脈でよく使われます。
Q. reminiscence と memory の違いは?
memory は記憶そのものや記憶力を指す一般的な単語です。一方の reminiscence は、過去の経験を意識的に思い返して味わったり語ったりする行為に焦点を当てます。『a childhood reminiscence』と言うと、語り手の思い入れが強く感じられます。
Q. reminiscence は日常会話でよく使われますか?
ややフォーマルで文学的な響きがあるため、日常会話よりも文章やスピーチで好まれます。普段の会話では『He shared a reminiscence.』よりも『He told a story from his past.』のように言う方が自然に聞こえることが多いです。
Q. reminiscence の動詞形はどう使いますか?
動詞形は reminisce(思い出を語る)で、前置詞 about と組み合わせてよく使われます。『We reminisced about our college days.(私たちは大学時代の思い出を語り合った)』のように、複数の人が昔を懐かしむ場面にぴったりです。
Q. reminiscence を簡単な言葉で言い換えると?
日常的な表現に言い換えるなら、memories や stories of the past が適しています。例えば『publish one's reminiscences(回顧録を出版する)』は『publish one's memories』と言い換えても意味は十分に伝わります。
CHECK QUIZ
Q: あの曲を聴くと「過去への切ない憧れ」を感じる、と言いたい時に最適な単語は?
Q: 「私たちは大学時代について思い出話をした」の空欄に入る適切な語は? We ( ) about our college days.
Q: The former president published his ( ) last year.(元大統領は昨年、自身の回顧録を出版した。)