reap
- (動)収穫する、刈り取る
- (動)利益を得る、報いを受ける
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
reap の母音 /iː/ は、日本語の「イ」よりも口を横に引き、少し長めに「イー」と発音します。語尾の /p/ は、上下の唇をしっかり閉じてから息を破裂させる無声音です。喉を震わせず、息の音だけを軽く出すように意識すると、ネイティブらしい自然な発音になります。
活用形
- 三単現
- reaps
- 進行形(-ing)
- reaping
- 過去形
- reaped
- 過去分詞
- reaped
コアイメージ
苦労して育てた作物や、努力の結果を刈り取ることがコアイメージです。農作物を収穫する時や、行動に対する報酬や結果を受け取る時に使います。
reapの意味・例文
動詞
収穫する、刈り取る
To cut or gather a crop or harvest.
Farmers reap the wheat in late summer.
農家は夏の終わりに小麦を収穫します。
農作物を物理的に刈り取る最も基本的な使い方です。
They used new machines to reap the crops efficiently.
彼らは作物を効率よく刈り取るために新しい機械を使いました。
機械を使った大規模な収穫作業にも使われます。
It is time to reap the harvest.
収穫の時期が来ました。
収穫物を意味するharvestを目的語にとることもできます。
利益を得る、報いを受ける
To get something, especially something good, as a result of what you have done.
The company will reap huge profits from this investment.
会社はこの投資から莫大な利益を得るでしょう。
投資や努力に対する金銭的な利益を得る場面で頻出します。
You will eventually reap the rewards of your hard work.
あなたは最終的に努力の報酬を得るでしょう。
良い結果を受け取るというポジティブな文脈でよく使います。
The community continues to reap the benefits of the new library.
地域社会は新しい図書館の恩恵を受け続けています。
reap the benefits(恩恵を受ける)は非常によく使われる定型表現です。
語源
reapの語源は、古英語の「repan(鎌で刈り取る)」にさかのぼります。もともとは物理的に農作物を刈り取る行為を指していましたが、そこから派生して「努力の結果や報酬を得る」という比喩的な意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、ripe(熟した)があります。作物が熟したからこそ刈り取れるという、農業に根ざした関係性が言葉の成り立ちから見えてきます。
派生語・ファミリー
reapの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
reapは刃物で切り取って収穫することや恩恵を得ることを、harvestは作物全体を計画的に取り入れることを、gatherは分散しているものを1ヶ所に集めることを表します。
よくある間違い
× You will reap the benefits about the project. ○ You will reap the benefits of the project. → 「〜の恩恵を受ける」は reap the benefits of を使います。about は不自然です。
× He reaped the flowers from the garden. ○ He picked the flowers from the garden. → 花を摘む場合は pick を使います。reap は穀物などの農作物を鎌で刈り取る時に使います。
コラム
豆知識
英語圏では、死神のことを「The Grim Reaper」と呼びます。grim(恐ろしい)と reaper(刈り取る者)が組み合わさった言葉で、大鎌(scythe)を持って人間の命を刈り取る姿として描かれます。reap が持つ「刃物で切り取る」という本来の語義がよく分かるキャラクターです。
リアルな使われ方
ビジネスシーンでは、reap the benefits(恩恵を受ける)や reap the rewards(報酬を得る)というフレーズが頻繁に登場します。長期間のプロジェクトが完了した時や、新しいシステムを導入して業務が効率化された時に、その成果を称える言葉としてネイティブが好んで使います。
映画・音楽での使われ方
映画『ハンガー・ゲーム(The Hunger Games)』には、各地区から若者が選ばれる「Reaping(刈り入れ)」という恐ろしい儀式が登場します。命を奪い合うゲームの参加者を「収穫物」に見立てて集めるという設定で、reap という単語の不吉な側面が象徴的に使われています。
イディオム・定型句
自業自得、因果応報
“Remember that you reap what you sow in life.”
大きな災いを招く
“If you ignore the warnings, you will reap a whirlwind.”
行いの結果を受け入れる
“We are now reaping the harvest of our poor decisions.”
reapを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
We finally launched the new software update.
Yes, it was a lot of work, but we will reap the rewards soon.
I hope so. The marketing team expects to reap huge profits this quarter.
It is true that you reap what you sow. We worked really hard.
Exactly. Should we gather the feedback data next week?
Good idea. We need to analyze it carefully to improve further.
文化的背景
キリスト教の聖書に由来する「蒔いた種は刈り取る(You reap what you sow)」という考え方は、英語圏の文化に深く根付いています。農業に基づいた比喩は非常に多く、英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. reap とは?
農作物を刈り取ることや、努力の結果として利益を得ることです。『We will reap the benefits soon.(私たちはすぐに恩恵を受けるだろう)』のように、ビジネスや日常会話で使います。
Q. reap と harvest の違いは?
どちらも収穫を意味しますが、reapは鎌などで「切り取る」動作や利益を得るという比喩に重点があります。harvestは収穫という「プロセス全体」を指し、『harvest the rice(米を収穫する)』のように使います。
Q. reap はネガティブな意味でも使えますか?
はい、悪い行いの結果を受け取る時にも使えます。『We are reaping the consequences.(私たちはその結果の報いを受けている)』のように、自業自得の状況を表すことができます。
Q. reap を使った有名なことわざは?
『You reap what you sow.(蒔いた種は刈り取らねばならない)』が有名です。『He failed the test, but you reap what you sow.』のように、自分の行いが自分に返ってくるという戒めとして使われます。
Q. ビジネスで reap はどのように使いますか?
努力や投資に対するリターンを表す際によく使われます。『reap the rewards of the investment(投資の報酬を得る)』は、プレゼンやレポートでポジティブな成果を強調する定番フレーズです。
CHECK QUIZ
Q: 「庭に咲いている花を摘む」の自然な表現は?
Q: 「新しいシステムの恩恵を受ける」の自然な表現は?
Q: ことわざ「You reap what you sow.」が表す意味は?