put up with

  • ()〜を我慢する、〜に耐える
UK/pʊt ˈʌp wɪð/

発音のコツ

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put up with は3つの単語がリンキング(連結)して発音されます。「プット・アップ・ウィズ」と区切らず、「プタプウィズ」のように繋げましょう。put の /t/ が母音に挟まれてラ行のような音(フラップT)になり、「プラプウィズ」と聞こえることもあります。語尾の with は舌先を軽く噛んで息をこすらせる /ð/ の音で、しっかり息を吐き出すのがコツです。

活用形

三単現
puts up with
進行形(-ing)
putting up with
過去形
put up with
現在形と同形で、put は不規則変化します
過去分詞
put up with
過去形と同形で、不規則変化します

コアイメージ

不快な状況や人を、仕方なく受け入れて耐えることがコアイメージです。文句を言わずに嫌なことを我慢する時に使います。

put up withの意味・例文

動詞

他動詞

〜を我慢する、〜に耐える

To accept an unpleasant situation or person without complaining.

日常会話

I can't put up with this heat anymore.

この暑さにはもう我慢できません。

日常の不快なことに対する限界を表現する定番フレーズです。

ビジネス

We have to put up with a tight budget this year.

今年は厳しい予算に耐えなければなりません。

ビジネスで不便な状況を仕方なく受け入れる時に使います。

SNS・カジュアル

How do you put up with his bad jokes?

彼のひどい冗談をどうやって我慢しているの?

面倒な人や性格に対して渋々付き合っている状況を表します。

ニュース

Citizens had to put up with frequent power outages.

市民は頻繁な停電を我慢しなければなりませんでした。

社会的な不便や困難に耐える文脈でも使用される表現です。

語源

put(置く)、up(上に)、with(一緒に)の3語から成り立っています。かつては「人を家に泊める」という意味でしたが、見知らぬ人や不便な状況と一緒に「身を置く」ことから、仕方なく「我慢する」「耐える」という意味に発展しました。同じ put を持つ関連語には、put off(延期する)があります。

派生語・ファミリー

形容詞put-up

put up withの使い方

よく使う組み合わせ

put up with the pain (痛みを我慢する)put up with the noise (騒音を我慢する)put up with bad behavior (悪い態度を我慢する)put up with stress (ストレスに耐える)put up with the heat (暑さを我慢する)

使い分け

put up with は日常の不快な状況に仕方なく耐え、tolerate は規則や方針として客観的に許容し、endure は終わりの見えない長期的な苦痛や困難にじっと耐え抜きます。

I can't put up with this noise.

不快なものに文句を言わずに耐える日常的なニュアンスです。

The school will not tolerate bullying.

規則や方針として許容しないという客観的なニュアンスです。

He had to endure years of pain.

終わりの見えない長期的な苦痛に耐え抜くニュアンスです。

よくある間違い

× I can't put up with anymore. ○ I can't put up with it anymore. → with は前置詞なので、直後に名詞や代名詞などの目的語が必須です。

× He put up with to work late. ○ He put up with working late. → with の後に動詞を続ける場合は、to 不定詞ではなく動名詞にします。

コラム

豆知識

put up with の語源には諸説ありますが、かつて旅人を家に「泊める(put up)」際、見知らぬ人や不便さと「一緒に(with)」過ごさなければならなかったことが由来とされています。そこから不快な状況を受け入れる意味になりました。

リアルな使われ方

ネイティブはこれ以上我慢できない限界の時に「I can't put up with this anymore!(もうこれ以上我慢できない!)」と叫びます。日常会話やドラマで怒りや不満を爆発させる前の決まり文句として頻出します。

映画・音楽での使われ方

映画『スター・ウォーズ』シリーズでおしゃべりなドロイド C-3PO に対し、相棒の R2-D2 や他のキャラクターが彼の口うるささを put up with する描写がよく見られます。面倒な相手に渋々付き合う状況にぴったりの表現です。

イディオム・定型句

定型句put up a fight

抵抗する、奮闘する

They will put up a fight against the new rule.

定型句put someone up

人を家に泊める

We can put you up for the night.

イディオムput up or shut up

行動で示すか黙るか

It is time to put up or shut up.

put up withを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

How was your business trip to New York?

B

It was okay, but I had to put up with terrible traffic.

A

That sounds stressful. Did you have to endure a long flight too?

B

Yes. I can hardly put up with sitting in small seats for hours.

A

I understand. Our boss won't tolerate any complaints about travel expenses, though.

B

True. I guess I just have to put up with it for now.

文化的背景

英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。ネイティブの日常会話では、tolerate や endure よりも put up with が圧倒的に多く使われます。不快な状況に対して「仕方ない」と割り切る姿勢を示すため、愚痴をこぼす際によく登場する表現です。

よくある質問

Q. put up with とは?

不快な状況や人に文句を言わずに我慢することです。『I put up with the noise.(騒音を我慢した)』のように、仕方なく受け入れる日常的な場面で使います。

Q. put up with と stand の違いは?

どちらも「我慢する」という意味ですが、stand は否定文で使われ強い嫌悪感を表します。『I can't stand him.(彼には耐えられない)』のように感情的に拒絶するニュアンスです。

Q. put up with の後には何が来ますか?

with は前置詞なので、名詞や代名詞、動名詞(-ing)が続きます。『put up with his complaining(彼の愚痴を我慢する)』のように、具体的な嫌な物事を置きます。

Q. put up with をビジネスでフォーマルに言い換えると?

tolerate が適しています。『We cannot tolerate delays.(遅延は容認できません)』のように、規則や基準として許容できないことを明確に伝えることができます。

Q. put を使った他の有名な句動詞は?

『put off(延期する)』が代表的です。『They put off the meeting.(会議を延期した)』のように使われ、スケジュール変更の多いビジネスシーンで頻出する重要な表現です。

CHECK QUIZ

Q: 「長期的な闘病生活に耐える」のに最適な動詞は?

Q: 「彼女のわがままを我慢した」の正しい英語は?

Q: 「これ以上我慢できない」の自然な表現は?