propensity
- (名)(好ましくない)傾向、性質
発音のコツ
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propensity は第2音節の「pen」にアクセントを置きます。「pə-PEN-sə-tee」のように発音し、最初の「pro」は口をリラックスさせて曖昧な「プラ」または「プロ」の音にします。「pen」は日本語の「ペン」より少し口を縦に開けてはっきりと発音し、最後の「sity」は力を抜いて軽く添えるように発音しましょう。
活用形
- 複数形
- propensities
コアイメージ
人が生まれつき持っている、または深く根付いた行動の偏りがコアイメージです。好ましくない癖や、特定の行動を取りがちな性質を客観的に表現したい時に使います。
propensityの意味・例文
名詞
(好ましくない)傾向、性質
A natural inclination or tendency to behave in a particular way, often a bad one.
He has a propensity to lose his keys.
彼はよく鍵をなくす傾向があります。
個人の深く根付いたよくない癖や性質を表す際によく使われます。
The study examines the human propensity for violence.
その研究は人間の暴力に対する傾向を調査しています。
心理学や社会学などの学術的な論文で頻出する客観的な表現です。
Investors showed a propensity to take higher risks.
投資家たちはより高いリスクを取る傾向を示しました。
経済やビジネスにおける集団的な行動パターンにも使えます。
The suspect had a known propensity for aggressive behavior.
容疑者には攻撃的な行動をとる傾向があることが知られていました。
犯罪や事件の報道で、人物の過去の性質を説明する時に登場します。
語源
propensity は接頭辞 pro-(前に)とラテン語の pendere(ぶら下がる)、名詞を作る接尾辞 -ity から成ります。心が特定の方向へ前傾姿勢になり、引き寄せられる状態から現在の意味に発展しました。同じ pendere(ぶら下がる)の語根を持つ関連語には、depend(依存する)や suspend(吊るす)があります。
派生語・ファミリー
propensityの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
propensity は深く根付いた生来の傾向を、tendency は人や物事の一般的な傾向を、inclination は個人の好みや気持ちに基づく傾向を表します。
よくある間違い
× He has a propensity of complaining. ○ He has a propensity to complain. → propensity の後には to 不定詞か for +名詞が続きます。of は使わないので注意しましょう。
× The weather has a propensity to change. ○ The weather has a tendency to change. → propensity は主に人の性質に使われ、天気や物価など無生物の傾向には tendency を使います。
コラム
豆知識
propensity は「心が前(pro)に傾く(pendere)」という語源から生まれました。物理的に体が前のめりになる様子から、特定の行動や考え方に引かれてしまう心理的な偏りを表すようになりました。振り子を意味する pendulum と同じ語根を持つと知ると、心が特定の方向に振れるイメージが湧きやすいでしょう。
リアルな使われ方
ネイティブは、犯罪報道や心理分析などでこの単語をよく使います。特に a propensity for violence(暴力的な傾向)や a propensity to lie(嘘をつく性質)のように、直したくても直せないようなネガティブで根深い性質を指摘する際に登場する実用的な表現です。
映画・音楽での使われ方
犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド(Criminal Minds)』などのプロファイリングシーンでは、犯人の行動パターンを分析する際に propensity が頻繁に登場します。異常な執着や犯罪への傾倒を表現するのに欠かせない、心理学的な響きを持ったキーワードです。
イディオム・定型句
〜の傾向がある、〜の癖がある
“He has a propensity for exaggeration.”
限界消費性向
“The marginal propensity to consume is high.”
〜する傾向がある
“She has a propensity to talk too much.”
propensityを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
I noticed that John has a propensity to miss our deadlines.
Yes, he has a tendency to take on too much work at once.
It is becoming a problem. His propensity for making excuses is not helping either.
My natural inclination is to help him, but maybe we should talk to the manager.
I agree. We cannot ignore his propensity to break team rules.
Let's schedule a brief meeting with the boss on Monday.
文化的背景
propensity はフォーマルで学術的な響きを持つ単語です。日常会話で「〜しがちだ」と言う場合は tend to や have a habit of が好まれますが、ニュース報道や心理学の分析などで人物の深い性質を客観的に表現する際に頻繁に使用されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. propensity とは?
人や動物が特定の行動をとりがちな、深く根付いた性質や傾向のことです。『He has a propensity for violence.(彼には暴力的な傾向がある)』のように、好ましくない文脈でよく使われます。
Q. propensity と tendency の違いは?
propensity は個人の深く根付いた性質を表し、特にネガティブな癖に使われます。一方の tendency は『a tendency of the market(市場の傾向)』のように、物事の一般的な傾向にも使えます。
Q. propensity の後ろにはどんな前置詞が続きますか?
主に to または for が続きます。『a propensity to lie(嘘をつく傾向)』のように to 不定詞を置くか、『a propensity for taking risks(リスクを取る傾向)』のように for +名詞を置きます。
Q. propensity はポジティブな意味でも使えますか?
基本的にはネガティブな文脈で使われることが多いですが、ポジティブな意味でも使えます。『She has a propensity for helping others.(彼女には他人を助ける性質がある)』のように表現することも可能です。
Q. propensity は日常会話で頻繁に使われますか?
日常会話よりも、ニュースや心理学などのフォーマルな場面で好まれます。日常会話では『He tends to be late.(彼は遅刻しがちだ)』のように tend を使う方が自然です。
CHECK QUIZ
Q: 「最近の物価は上昇する傾向がある」の自然な表現は?
Q: 空欄に入るのは? He has a propensity ___ getting angry.
Q: 経済学で「限界消費性向」を表す定型フレーズは?