prestige
- (名)名声、威信
- (名)高級さ、一流
発音のコツ
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prestigeは後半の「tiːʒ」にアクセントを置きます。最初の「pres」は力を抜いて「プレス」と短く発音し、続く「tiː」で「ティー」と長く伸ばします。最後の「ʒ」は唇を少し前に突き出し、息をこすらせながら「ジュ」と濁らせてください。日本語の「プレステージ」と平坦にならないよう注意しましょう。
活用形
- 複数形
- prestiges
- 基本的には不可算名詞として扱われます
コアイメージ
社会的地位や過去の実績に基づき、周囲から受ける高い評価や尊敬がコアイメージです。ブランド、学校、職業などの権威や格式の高さを表現したい時に使います。
prestigeの意味・例文
名詞
名声、威信
Respect and admiration given to someone or something based on past achievements.
The company has gained international prestige over the years.
その会社は長年にわたって国際的な名声を得てきました。
企業や組織に対する高い評価を表します。
The university's prestige attracts top students from around the world.
その大学の威信が世界中からトップクラスの学生を惹きつけます。
学術機関の格式の高さを示す際によく使われます。
The scandal severely damaged the president's prestige.
そのスキャンダルは社長の威信をひどく傷つけました。
damageやloseと組み合わせて名声の失墜を表現できます。
高級さ、一流
The high quality and status associated with expensive products or lifestyles.
They are targeting the market for prestige cosmetics.
彼らは高級化粧品の市場をターゲットにしています。
名詞の前に置いて「高級な」という形容詞的な働きをします。
Owning such a car is a symbol of prestige.
そのような車を所有することは一流の証です。
a symbol of prestigeで「ステータスシンボル」を表します。
He bought a prestige brand watch to impress his clients.
彼は顧客に良い印象を与えるために高級ブランドの時計を買いました。
prestige brandはマーケティングや日常で頻出する表現です。
語源
prestigeはラテン語のpraestigiae(手品、幻覚)から派生しました。prae-(前に)とstringere(縛る)が組み合わさった言葉です。元々は「目をくらませるもの」というネガティブな意味でしたが、フランス語を経て「人を魅了するほどの威光」へと肯定的に変化しました。同じstringereの語根を持つ関連語にstrict(厳しい)があります。
派生語・ファミリー
prestigeの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
prestigeは社会的地位や実績に伴う威光を、honorは道徳的な正しさや尊敬されるべき名誉を、gloryは輝かしい勝利や大成功による栄光を表します。
よくある間違い
× He has a great prestige. ○ He has great prestige. → prestigeは不可算名詞なので、不定冠詞aは付けずに使います。
× It is a prestige university. ○ It is a prestigious university. → 「名門大学」と言う場合、形容詞形のprestigiousを使うのが一般的です。
コラム
豆知識
prestigeの語源は、ラテン語で「手品」や「幻覚」を意味する言葉でした。元々は人を騙すトリックというネガティブなニュアンスがありましたが、時代が進むにつれて「人を魅了する魔法のような威光」という意味に変化しました。言葉の意味が全く逆の肯定的なものへと進化した珍しい歴史を持っています。
リアルな使われ方
ビジネスやマーケティングの世界では、prestige brand(高級ブランド)という表現がよく使われます。単に価格が高いだけでなく、歴史や格式、社会的地位を象徴する商品に対して用いられます。顧客にあえて高い価格を提示し、ブランド価値を高める戦略をprestige pricingと呼びます。
映画・音楽での使われ方
2006年公開のクリストファー・ノーラン監督映画『プレステージ(The Prestige)』は、19世紀の天才マジシャンたちの対立を描いたサスペンス作品です。このタイトルは、語源である「手品・幻覚」と、現代の意味である「名声・偉業」の両方の意味が見事に掛け合わされています。
イディオム・定型句
威信に関わる問題、メンツ
“Winning this match is a matter of prestige.”
威信をかけた大事業
“The government invested heavily in the prestige project.”
高品質なテレビドラマ
“We are living in the golden age of prestige TV.”
prestigeを使った会話例
オフィスで同僚と、新プロジェクトについて
Our company won the bid for the new national stadium!
That's amazing! It's definitely a matter of prestige for us.
Exactly. It will bring us great glory and international recognition.
But we can't afford to mess it up, or we might lose prestige.
Right. We need to maintain our status as a prestigious firm.
Let's form the best team to handle this prestige project.
文化的背景
イギリス英語では /presˈtiːdʒ/ と発音されることもありますが、アメリカ英語では /presˈtiːʒ/ が一般的です。階級や学歴を重んじる文化において、ブランドや学校の価値を測る重要な概念として日常的に使われます。
よくある質問
Q. prestige とは?
社会的な地位や過去の実績に基づき、周囲から受ける高い評価や名声のことです。『The university has great prestige.(その大学は高い名声を持っている)』のように、権威や格式を表す時に使います。
Q. prestige と status の違いは?
status は単なる社会的な「地位」や「身分」を指し、良い意味でも悪い意味でも使われます。一方の prestige は、その地位に伴う「名声」や「威信」という肯定的な評価を含みます。『He seeks high status and prestige.』のように使い分けます。
Q. prestige は数えられますか?
prestige は目に見えない概念を表すため、基本的には不可算名詞として扱います。『He gained a lot of prestige.(彼は多くの名声を得た)』のように、量を示す a lot of や much を伴って表現します。
Q. prestige を使った日常的な表現は?
メンツや威信に関わることを表す『a matter of prestige』が便利です。『Winning this game is a matter of prestige.(この試合に勝つことは威信に関わる問題だ)』のように、負けられない状況で使います。
Q. prestige の形容詞形はどう使いますか?
形容詞形は prestigious(名声のある、一流の)です。『She works for a prestigious law firm.(彼女は一流の法律事務所で働いている)』のように、名門企業や学校を修飾する際に頻出します。
CHECK QUIZ
Q: 「道徳的な正しさや敬意」を表すのに最適な名詞は?
Q: 「一流の法律事務所」を自然に英語で表現すると?
Q: 「威信を失う」の自然な英語表現は?