perilous

  • ()非常に危険な
  • ()危機的な、困難な
UK/ˈpɛrələs/

発音のコツ

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perilous のアクセントは最初の音節「per」にあります。唇を閉じてから息を破裂させるように「ペ」と強く発音し、続く「r」で舌を丸めます。後半の「ilous」は力を抜いて曖昧な母音(シュワー)にし、「イラス」と軽く添えるように発音します。日本語のように平坦な「ペリラス」にならないようメリハリをつけるのがコツです。

コアイメージ

命に関わるような非常に大きな危険が潜んでいることがコアイメージです。単なる危険を超えて、一歩間違えれば致命的な結果を招くような深刻な状況の時に使います。

perilousの意味・例文

形容詞

非常に危険な

full of danger or risk

ニュース

The refugees survived a perilous journey across the sea.

難民たちは海を渡る危険な旅を生き延びました。

命がけの過酷な移動を表す際によく使われます。

日常会話

Climbing that mountain in winter is highly perilous.

冬にあの山に登るのは極めて危険です。

冒険や自然の脅威に対して使われることが多いです。

アカデミック

The explorers documented their perilous expedition to the Arctic.

探検家たちは北極への危険な遠征を記録しました。

探検や未知の領域への挑戦を表現するのに適しています。

危機的な、困難な

exposed to imminent risk of disaster or ruin

ビジネス

The company is in a perilous financial situation.

その会社は危機的な財務状況にあります。

倒産など、致命的な結果を招きかねない状態を表します。

ニュース

The peace talks have reached a perilous stage.

和平交渉は危機的な段階に達しています。

失敗すれば大きな影響が出る重要な局面に使われます。

フォーマル

We must navigate these perilous times together.

私たちはこの困難な時代を共に乗り越えなければなりません。

社会的・政治的に不安定で危険な時期を表現します。

語源

perilous はラテン語の periculum(危険、試み)と接尾辞 -ous(〜に満ちた)から成り立っています。物事を危険を冒して試みるという成り立ちから、現在の「非常に危険な」という意味に発展しました。同じ「試みる」という語根を持つ関連語には、experience(経験)や experiment(実験)があります。

派生語・ファミリー

名詞peril
副詞perilously

perilousの使い方

よく使う組み合わせ

a perilous journey (危険な旅)a perilous situation (危機的状況)a perilous state (危険な状態)perilous times (危機的な時代)highly perilous (極めて危険な)

使い分け

perilous は一歩間違えれば命を落とすような極めて深刻な危険を、dangerous は日常の怪我から重大な事故まで幅広い一般的な危険を、hazardous は有害物質など健康や環境に対する予測可能なリスクを表します。

The climbers faced a perilous descent.

命の危険を伴う極めて深刻な状況というニュアンスです。

It is dangerous to walk alone at night.

日常的な危険や害を及ぼす可能性があるニュアンスです。

Workers handle hazardous chemicals daily.

健康や環境に対する予測可能なリスクというニュアンスです。

よくある間違い

× The wet floor is extremely perilous. ○ The wet floor is extremely dangerous. → 日常的な怪我のリスクに perilous を使うと大げさです。一般的な危険には dangerous を使います。

× The country is in great perilous. ○ The country is in great peril. → in great peril(大きな危機に瀕して)という名詞の定型表現です。perilous は形容詞として使います。

コラム

豆知識

perilous の語根「per-」は「試みる」「危険を冒す」という意味を持ちます。興味深いことに、experience(経験)や expert(専門家)も同じ語根から派生しています。危険を冒して試行錯誤を繰り返すことが、経験や専門知識に繋がるという言葉の深い歴史を感じさせます。

リアルな使われ方

日常会話よりも、ニュースやドキュメンタリーでよく耳にします。例えば、難民のボートでの過酷な移動を a perilous journey と表現したり、経済の崩壊寸前の状態を a perilous state と表現したりと、深刻さを視聴者に強く訴えかける際に効果的な言葉です。

映画・音楽での使われ方

ファンタジー作品には perilous という言葉がよく似合います。J.R.R.トールキンの『指輪物語』のエッセイに登場する「The Perilous Realm(危険な領域)」という表現は、妖精郷の美しさと恐ろしさを見事に表しています。壮大な世界観を演出するのにぴったりの単語です。

イディオム・定型句

定型句perilous waters

困難や危険が伴う予測不能な状況

The company is navigating perilous waters.

定型句a perilous path

破滅を招きかねない危険な方針や進路

He is walking a perilous path by ignoring the rules.

定型句perilous times

社会や政治が不安定で危機的な時代

We must support each other in these perilous times.

perilousを使った会話例

山のキャンプ場での朝、ガイドツアー前に

A

Are we taking the ridge trail today?

B

No, the guide said it is a perilous route after the heavy rain.

A

Really? I thought it was just a bit dangerous.

B

He warned us that one slip could lead to a perilous situation.

A

I understand. We should not walk such a perilous path.

B

Exactly. Let's play it safe and take the valley trail instead.

文化的背景

perilous は日常的な小さな危険には使われず、冒険小説やファンタジー、または深刻なニュース報道などで好まれるフォーマルで文語的な響きを持つ単語です。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. perilous とは?

命に関わるような非常に大きな危険が潜んでいることです。『They survived a perilous journey.(彼らは危険な旅を生き延びた)』のように、冒険や深刻な状況で使います。

Q. perilous と dangerous の違いは?

dangerous は一般的な危険を指しますが、perilous は一歩間違えれば致命的な結果を招く極めて深刻な危険を強調します。『a dangerous dog』とは言いますが、perilous は大げさすぎます。

Q. ビジネスシーンで perilous は使えますか?

はい、企業の存続に関わるような深刻な危機を表す時に使います。『The company is in a perilous situation.(その会社は危機的状況にある)』のように、重大な局面を表現できます。

Q. perilous の名詞形は何ですか?

名詞形は peril(危険)です。『at your own peril』で「自己責任で」という決まり文句になります。『Ignore this at your own peril.(自己責任でこれを無視しなさい)』のように使います。

Q. perilous の発音のコツは?

最初の「per」にアクセントを置き、「ペ」と強く発音します。『It was a highly perilous mission.』のように発音する際、後半の「ilous」は力を抜いて「イラス」と曖昧に流すのがポイントです。

CHECK QUIZ

Q: 「濡れた床が滑りやすくて危険だ」と注意する際に最適な単語は?

Q: 「自己責任で」を意味する定型句「at your own ( )」に入る名詞は?

Q: 企業が倒産寸前の「危機的状況」にあることを表す自然な表現は?