parrot
- (名)オウム
- (動)オウム返しする、受け売りする
発音のコツ
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parrot は最初の母音「æ」にアクセントを置きます。口を少し横に開きながら「ア」と「エ」の中間の音を出してください。続く「r」の音は舌先をどこにも触れさせずに丸めて発音し、最後の「t」は息を鋭く吐き出して軽く破裂させます。「パロット」と日本語の平坦な発音にならないよう、最初の音を強く長めに発音することがポイントです。
活用形
- 三単現
- parrots
- 進行形(-ing)
- parroting
- 過去形
- parroted
- 過去分詞
- parroted
- 複数形
- parrots
コアイメージ
色鮮やかな鳥のオウムや、他人の言葉を意味も分からずそのまま繰り返すことがコアイメージです。人の言葉を真似する鳥を指す時や、自分の考えを持たずに他人の意見を受け売りする様子を批判する時に使います。
parrotの意味・例文
名詞
オウム
A tropical bird with a curved beak and colorful feathers.
My grandfather keeps a colorful parrot as a pet.
私の祖父は色鮮やかなオウムをペットとして飼っています。
鳥の種類やペットとしてのオウムを指す最も一般的な使い方です。
The researcher studied the communication skills of the African grey parrot.
その研究者はヨウムのコミュニケーション能力を研究しました。
生物学や動物行動学の文脈でも頻繁に登場します。
Look at this cute parrot talking on the video!
動画でしゃべっているこの可愛いオウムを見て!
人の言葉を話す鳥としての特徴がよく話題になります。
動詞
オウム返しする、受け売りする
To repeat exactly what someone else says without understanding it.
He just parrots the CEO's opinions during the meetings.
彼は会議中、CEOの意見をただ受け売りしているだけです。
自分の考えを持たず、他人の意見をそのまま繰り返す人を批判する表現です。
Stop parroting everything I say!
私の言うことをいちいちオウム返しするのはやめてください!
相手が自分の言葉をそのまま真似してくる時に使います。
The politician merely parroted his party's official statement.
その政治家は党の公式声明をそのまま繰り返しただけでした。
内容を深く理解せずに公式見解を述べる様子を表します。
語源
parrotは、フランス語の男性名「Pierre」の愛称「Perrot」に由来します。昔はペットの鳥に人の名前を付ける習慣があり、それが鳥の種類を示す言葉として定着しました。後に、オウムが人の言葉を真似る習性から「意味を理解せずに言葉を繰り返す」という動詞へ発展しました。同じく人名由来の関連語に、robin(コマドリ、Robertの愛称)があります。
派生語・ファミリー
parrotの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
parrot は意味を理解せずに他人の言葉をそのまま繰り返し、mimic は声や仕草をからかいや娯楽の目的でそっくりに真似し、echo は他人の意見や発言に同意して同調するように繰り返します。
よくある間違い
× He parroted about the news. ○ He parroted the news. → parrot は他動詞なので、直後に前置詞を置かずに直接目的語をとります。
× He parrots his original ideas. ○ He parrots his boss's ideas. → parrot は他人の言葉をそのまま繰り返すことを意味するため、自分の独自のアイデアには使いません。
コラム
豆知識
オウムは非常に知能が高い鳥として知られていますが、英語の parrot には「意味を理解せずにただ言葉を繰り返す」というネガティブなニュアンスがあります。実際には、ヨウム(African grey parrot)などの一部のオウムは、単に音を真似るだけでなく、言葉の意味を理解して人間とコミュニケーションを取ることができると科学的に証明されています。
リアルな使われ方
イギリスでは、スポーツの試合などで負けてひどく落胆している状態を sick as a parrot と表現します。特にサッカーの監督や選手がインタビューで使う定番のフレーズとして知られています。直訳すると「オウムのように病気である」となりますが、なぜオウムなのかは諸説あり、はっきりしていません。
映画・音楽での使われ方
ディズニー映画『アラジン(Aladdin)』に登場する悪役ジャファーの相棒である鳥のイアーゴ(Iago)は、言葉を話すオウムです。彼は単なるオウム返し(parroting)をするだけでなく、自分の意思を持って皮肉を言う非常に賢いキャラクターとして描かれており、物語の中で重要な役割を果たしています。
イディオム・定型句
ひどくがっかりして、ひどく落胆して
“He was sick as a parrot when his team lost.”
意味を考えずに、丸暗記で
“The students learned the poem parrot-fashion.”
言われたことをそのままオウム返しする
“Don't just parrot back what I tell you.”
parrotを使った会話例
オフィスの休憩室で同僚と
Did you hear what John said in the meeting?
Yes, he just parroted the CEO's opinions again.
Exactly. He never shares his own thoughts.
It is frustrating. We need people who can create, not just echo others.
I agree. By the way, how is your pet parrot doing?
She is doing great. She learned to mimic my laugh perfectly.
文化的背景
英語圏では、オウムは言葉を丸暗記して繰り返す動物の象徴とされています。そのため、動詞として人に対して使うと「自分の頭で考えていない」「他人の受け売りをしているだけ」という強い批判や軽蔑のニュアンスが含まれます。ビジネスや学術的な場で他人の意見をそのまま述べる人を非難する際によく使われます。
よくある質問
Q. parrot とは?
色鮮やかな鳥のオウムや、他人の言葉を意味も分からずそのまま繰り返すことです。『He just parrots the news.(彼はニュースの受け売りをしているだけだ)』のように使います。
Q. parrot と mimic の違いは?
parrot は言葉の意味を理解せずにそのまま繰り返すことに重点があります。一方の mimic は声や動作をそっくりに真似ることに重点があり、『mimic his voice(彼の声を真似る)』のように使います。
Q. 動詞の parrot はどんな場面で使いますか?
他人の意見や考えを、自分の頭で考えずにそのまま受け売りしている人を批判する場面でよく使われます。『Stop parroting your boss.(上司の受け売りはやめなさい)』のように表現します。
Q. parrot を人に対して使うと失礼になりますか?
はい、人に対して動詞として使うと「自分で考えていない」という強い批判や軽蔑のニュアンスを含みます。『She is just parroting others.』と言うと、相手を見下す表現になるため注意が必要です。
Q. parrot を使った有名な表現は?
『sick as a parrot(ひどく落胆して)』というイギリス英語のイディオムがあります。『I was sick as a parrot.』のように、スポーツの試合に負けた時などに使われる口語表現です。
CHECK QUIZ
Q: 友達が有名人の声や仕草を面白おかしく「真似する」のに最適な動詞は?
Q: 「He learned the text parrot-fashion.」の意味として最も適切なものは?