paragraph
- (名)段落、パラグラフ
- (名)(新聞・雑誌の)短い記事
発音のコツ
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paragraph の発音は最初の「pæ」に強いアクセントがあり、口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出します。真ん中の「rə」は力を抜いた曖昧な母音にし、最後の「graph」は再び「ア」と「エ」の中間音を出しつつ、下唇を軽く噛んで摩擦音の「f」で息を抜きます。「パラグラフ」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- paragraphs
- 進行形(-ing)
- paragraphing
- 過去形
- paragraphed
- 過去分詞
- paragraphed
- 複数形
- paragraphs
コアイメージ
文章の中で、一つの主題についてまとめられた意味のまとまり(段落)がコアイメージです。長い文章を読みやすく区切ったり、論理的な構成を説明したりする時に使います。
paragraphの意味・例文
名詞
段落、パラグラフ
A distinct section of a piece of writing, usually dealing with a single theme.
Each paragraph should focus on one main idea.
各段落は一つの主題に焦点を当てるべきです。
論文やエッセイの書き方を指導する際の基本表現です。
Please read the second paragraph on page three.
3ページの第2段落を読んでください。
資料の特定の箇所を指し示す時によく使われます。
I only read the first paragraph of the email.
そのメールの最初の段落しか読んでいません。
文章の冒頭部分だけを確認した状況を表せます。
(新聞・雑誌の)短い記事
A short article or piece of news in a newspaper or magazine.
The newspaper published a short paragraph about the incident.
新聞はその事件に関する短い記事を掲載しました。
見出し程度の短いニュースを指すことがあります。
I saw a paragraph mentioning our company in the magazine.
雑誌で我が社に言及している短い記事を見かけました。
メディアでのちょっとした紹介などを表現できます。
Did you catch that paragraph on the back page?
最終ページのあの短い記事に気づきましたか?
新聞などの小さなコラムやベタ記事を指します。
語源
paragraph は接頭辞 para-(傍らに)と graph(書く)から成り立っています。昔の書物で、新しい話題が始まる箇所の「傍らに書かれた記号」が本来の意味でした。そこから記号が示す「文章の区切り」や「段落」そのものを指すように発展しました。同じ graph(書く)の語根を持つ関連語には、photograph(写真=光で書かれたもの)があります。
派生語・ファミリー
paragraphの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
paragraph は一つの主題をまとめた文章の段落、passage は本や演説から抜き出した一節、section は文章や書物を大きく分けた章や節を表します。
よくある間違い
× Make a new paragraphing here. ○ Make a new paragraph here. → 段落そのものを指す名詞は paragraph です。paragraphing は「段落分け」という行為を指します。
× I wrote a paragraph of the book. ○ I wrote a section of the book. → paragraph は数行程度の短い「段落」です。本のまとまった一部分を指す場合は section や chapter が適切です。
コラム
豆知識
paragraph の語源であるギリシャ語の「傍らに書かれたもの」は、かつて文章が単語のスペースや改行なしに連続して書かれていた時代に由来します。当時、新しい話題の始まりを示すために本文の横に記された「¶(パラグラフ記号)」が、現在の段落という概念を生み出しました。
リアルな使われ方
ネイティブは長文のメッセージやメールを受け取った際、改行がなく読みにくい文章を「wall of text(文字の壁)」と呼んで嫌います。ビジネスメールでも「Please use paragraphs.(段落を分けて)」と指摘されることがあり、適切な段落分けは最低限のマナーとされています。
映画・音楽での使われ方
音楽の世界では、歌詞のまとまりを paragraph とは呼ばず verse(Aメロなどの平歌)や stanza(連)と呼びます。エド・シーランの楽曲作りを追ったドキュメンタリー映画『Songwriter』でも、歌詞の構成について語る際にこれらの単語が使い分けられています。
イディオム・定型句
前の段落で
“As mentioned in the preceding paragraph, the results were positive.”
新しい段落を始める、改行する
“You should start a new paragraph for each new idea.”
5段落エッセイ
“Students are taught to write a standard five-paragraph essay.”
paragraphを使った会話例
大学の図書館で、課題について話す学生たち
Can you review my essay? I think the second paragraph is too long.
Let me see. Yes, you should split it and start a new paragraph here.
Good idea. Should I add a transition sentence at the end of the first section?
Exactly. Each paragraph needs to connect smoothly to the next one.
I struggle with that. The passage I quoted makes it a bit confusing.
Try to explain the quote in your own words. It will make the paragraph clearer.
文化的背景
英語の文章構成では「1段落=1トピック(One paragraph, one idea)」という厳格なルールがあります。段落の冒頭にトピックセンテンス(主題文)を置き、その後に詳細な説明を続ける論理的な展開が、英米の教育現場やビジネスシーンで強く求められます。
よくある質問
Q. paragraph とは?
文章の中で、一つの主題についてまとめられた数行のまとまり(段落)のことです。『Read the first paragraph.(最初の段落を読んでください)』のように、文章の構造を示す際によく使われます。
Q. paragraph はどのくらいの長さを指しますか?
通常、3〜5文程度で構成される数行のまとまりを指します。『Write a short paragraph about your hobby.(趣味について短い段落を書いてください)』のように、長すぎないのが一般的です。
Q. paragraph と passage の違いは?
paragraph は構造上の「段落」を指しますが、passage は文章から切り取られた「一節」を指します。『He quoted a passage from the novel.(彼は小説の一節を引用した)』のように、段落をまたぐこともあります。
Q. 新しい paragraph を始める時のルールはありますか?
英語では新しい段落を始める際、最初の行を少し字下げ(インデント)するか、段落の間に空白行を入れます。『Start a new paragraph for each topic.(話題ごとに新しい段落を始めてください)』のように指導されます。
Q. five-paragraph essay とは何ですか?
英語圏の学校で教えられる標準的な小論文の型です。導入・3つの本論・結論の計5段落で構成されます。『We have to write a five-paragraph essay.(5段落エッセイを書かなければなりません)』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 「聖書の有名な一節を暗唱する」の「一節」に最適な単語は?
Q: 「One paragraph, one idea」という英語のライティング原則が意味することは?
Q: 「新しい段落を始める(改行する)」を意味する自然な動詞は?