or
- (接)または、〜か〜
- (接)すなわち、言い換えれば
- (接)さもないと
発音のコツ
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or の発音は /ɔːr/ です。唇を丸めて突き出し、「オー」と長く伸ばしながら、最後に舌を丸めて「ル」の音を軽く響かせます。文中で弱く発音される時は /ər/ となり、「アー」と短く曖昧な音に変化することに注意してください。強形と弱形を使い分けることで、英語らしい自然なリズムが生まれます。
活用形
- 複数形
- ors
- 論理演算子や文字そのものを複数形で指す場合
コアイメージ
複数の選択肢の中からどれか一つを選ぶことがコアイメージです。相手に代替案を提示したり、条件に対する結果を警告したりする時に使います。
orの意味・例文
接続詞
または、〜か〜
Used to link alternatives or choices.
Would you like tea or coffee?
紅茶かコーヒーはいかがですか?
二つ以上の選択肢から一つを選ぶよう促す最も基本的な使い方です。
You can pay by cash or credit card.
現金またはクレジットカードでお支払いいただけます。
複数の支払い方法や手段を提示する時に使います。
Students must choose French or Spanish.
学生はフランス語かスペイン語を選択しなければなりません。
履修科目などの選択肢を明確に区切る役割を果たします。
すなわち、言い換えれば
Introducing a synonym or explanation of a preceding word.
Botany, or the study of plants, is fascinating.
植物学、すなわち植物の研究は魅力的です。
専門用語を分かりやすい言葉で言い換える時に使います。
The CEO, or the chief executive officer, will speak next.
CEO、すなわち最高経営責任者が次に話します。
略語の正式名称を補足説明する際に便利です。
He suffers from arachnophobia, or fear of spiders.
彼はクモ恐怖症、つまりクモに対する恐怖を抱えています。
難解な用語の直後にカンマを伴って説明を加えます。
さもないと
Introducing the consequence of not doing something.
Hurry up, or you will miss the bus.
急ぎなさい、さもないとバスに乗り遅れますよ。
命令文の後に続けて、行動しない場合のマイナスの結果を示します。
Submit the report today, or we will lose the client.
今日レポートを提出してください、さもないと顧客を失います。
期限や条件を守らなかった際のリスクを強調します。
Stop doing that, or I am leaving.
それをやめて、さもないと私は帰るよ。
相手の行動を制止する強い警告として使われます。
語源
or は、古英語の「other(他の)」が短縮されて生まれた言葉です。もともとは「もう一つの選択肢」という概念を表していましたが、日常会話で頻繁に使われるうちに音が削られ、現在のたった2文字の形に落ち着きました。同じく「他の」という意味を持つ語根からは、otherwise(さもないと)という関連語も派生しており、別の選択肢を提示する働きを共有しています。
派生語・ファミリー
orの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
or は選択肢を提示しどちらか一方を選び、and は複数の要素を並列に追加し、nor は否定文で両方の要素を完全に否定します。
よくある間違い
× I don't eat meat and fish. ○ I don't eat meat or fish. → 否定文で「AもBも〜ない」と全否定する場合は、and ではなく or を使います。
× Both A or B are acceptable. ○ Either A or B is acceptable. → 「AかBのどちらか」と言う時は both ではなく either と組み合わせます。
コラム
豆知識
or の語源は古英語の「other(他の)」の変形に由来します。もともとは「もう一つの選択肢」を意味する長い言葉でしたが、日常会話で何度も繰り返されるうちに音が削ぎ落とされ、現在のたった2文字の形になりました。機能語ならではの進化の歴史です。
リアルな使われ方
ネイティブは会話の中で、相手に選択肢を委ねる時に文末に or を置いて言葉を濁すことがあります。「Do you want to go out, or...?(出かけたい?それとも…)」のように使うと、相手に別の提案をする余地を与える柔らかい表現になります。
映画・音楽での使われ方
シェイクスピアの戯曲『ハムレット』の有名なセリフ「To be, or not to be」は、生きるべきか死ぬべきかという究極の選択を表現しています。or の持つ「二者択一」の緊迫感が最も美しく表れた文学作品の一つと言えます。
イディオム・定型句
一か八か、のるかそるか
“It is sink or swim for our new business.”
成功か失敗かの分かれ目となる
“This presentation will make or break his career.”
多かれ少なかれ、だいたい
“The project is more or less finished.”
orを使った会話例
水曜の午後、オフィスで同僚と
Are we meeting on Tuesday or Wednesday next week?
Let's meet on Wednesday. I have a make or break presentation on Tuesday.
Understood. Do you prefer the morning or the afternoon?
The afternoon is better. I can focus more easily then.
Great. Please send me the agenda by Monday, or we won't have enough time to prepare.
I will. The draft is more or less finished anyway.
文化的背景
英語圏のレストランやカフェでは「Soup or salad?(スープかサラダか)」と聞かれるのが定番です。選択肢を明確に提示する文化があるため、or を使って自分の意思をはっきり伝えることがコミュニケーションにおいて非常に重要です。
よくある質問
Q. or とは?
複数の選択肢をつなぎ、「〜か、または〜」と代替案を示す接続詞です。『Would you like tea or coffee?(紅茶かコーヒーか)』のように日常会話で頻繁に使われます。
Q. 命令文の後に続く or の意味は?
「さもないと」という警告や条件を表します。『Hurry up, or you will be late.(急ぎなさい、さもないと遅刻しますよ)』のように、行動しない場合の結果を示します。
Q. 否定文で or を使うとどうなりますか?
否定語の後に or を置くと、「AもBも〜ない」という全否定の意味になります。『I do not smoke or drink.(私はタバコも吸わないし、お酒も飲みません)』のように使います。
Q. or をフォーマルに言い換えると?
文脈によっては alternatively(あるいは)に言い換えることができます。『You can email us. Alternatively, call this number.(メールか、あるいは電話をください)』のように響きます。
Q. or を使った便利な定型句は?
『more or less(多かれ少なかれ、だいたい)』が便利です。『The draft is more or less finished.(原稿はだいたい終わりました)』のように、状況を大まかに伝える時に役立ちます。
CHECK QUIZ
Q: 「Hurry up, or you will be late.」の or の意味は?
Q: 否定文で「犬も猫も飼っていない」と言う自然な表現は?
Q: 「遅かれ早かれ真実は明らかになる」の空欄に入るのは? The truth will come out ( ) or later.