nut
- (名)ナッツ、木の実
- (名)変人、マニア
- (名)ナット、留め具
発音のコツ
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nut の母音 /ʌ/ は、日本語の「ア」よりも口をあまり開けず、喉の奥から短く「アッ」と発音します。「ナッツ」と口を大きく開けてカタカナ読みしないように注意しましょう。最後の /t/ は舌先を歯茎の裏に当てて息を止め、軽く破裂させて終わります。
活用形
- 複数形
- nuts
コアイメージ
硬い殻に覆われた中身、またはボルトを固定する硬い小さな部品がコアイメージです。木の実を指すほか、日常会話では「熱狂的な人」や「変人」を表す時にも使います。
nutの意味・例文
名詞
ナッツ、木の実
A fruit consisting of a hard shell around an edible kernel.
I usually eat a handful of nuts as a snack.
おやつによく一握りのナッツを食べます。
eat a handful of nuts で「一握りのナッツを食べる」という意味です。
The company imports various nuts from around the world.
その会社は世界中から様々なナッツを輸入しています。
食品産業や貿易の文脈で頻出する表現です。
Some people are highly allergic to tree nuts.
木の実に対して強いアレルギーを持つ人がいます。
tree nuts は木になる実全般を指す医学的・科学的な表現です。
変人、マニア
A crazy person, or someone who is very enthusiastic about something.
My brother is a total health nut.
私の兄は完全な健康マニアです。
health nut で「健康オタク」「健康マニア」を表します。
You are driving me nuts!
あなたのせいで頭がおかしくなりそう!
drive someone nuts は「人をイライラさせる」という定番フレーズです。
He must be a nut to do such a dangerous thing.
あんな危険なことをするなんて、彼は変人に違いない。
常軌を逸した行動をとる人を指すカジュアルな表現です。
ナット、留め具
A small piece of metal with a hole in it, used with a bolt.
I need a wrench to tighten this nut.
このナットを締めるためにレンチが必要です。
tighten a nut で「ナットを締める」という動作を表します。
The factory produces millions of bolts and nuts every day.
その工場は毎日何百万ものボルトとナットを生産しています。
製造業や建設業の文脈で使われます。
Ensure the nut is securely fastened to the machine.
ナットが機械にしっかりと固定されていることを確認してください。
技術的なマニュアルや指示書でよく見られる表現です。
語源
古英語の hnutu(硬い殻の種)が語源です。硬い頭蓋骨に見立てて「頭」を指すようになり、そこから「頭がおかしい人」や「何かに熱中している人」という比喩的な意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、wealh(外国の)と組み合わさってできた walnut(クルミ)があります。
派生語・ファミリー
nutの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
nut は硬い殻に覆われた木の実、seed は植物が育つ元となる種全般、bean はマメ科の植物の種子や実を指します。
よくある間違い
× He is a health nuts. ○ He is a health nut. → 単数形の人物を指す場合、a health nut と単数形で使います。
× I bought a bag of nut. ○ I bought a bag of nuts. → 食べ物として複数を指す場合は、必ず複数形の nuts にします。
コラム
豆知識
nut は「硬い殻に包まれたもの」というイメージから、19世紀頃の英語では人間の「頭」を指すスラングとして使われていました。そこから派生して「頭がおかしい」「変人」という意味が生まれ、現在でもカジュアルな場面で頻繁に使われています。見た目の硬さと人間の頑固さやクレイジーさを結びつけたユニークな表現です。
リアルな使われ方
ネイティブは「気が狂いそうだ」「イライラする」と言いたい時に drive me nuts という表現を頻繁に使います。例えば、パソコンがフリーズした時や騒音がひどい時に「This is driving me nuts!」と言うと、怒りや苛立ちの感情が自然に伝わります。日常会話に欠かせない実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
映画『チャーリーとチョコレート工場』には、賢いリスたちがクルミ(walnut)の殻を割る有名なシーンが登場します。欧米の童話や映画では、リスとナッツの組み合わせは冬支度の象徴としてよく描かれます。自然界の営みと結びついた、親しみやすいイメージを持つ単語です。
イディオム・定型句
人をイライラさせる、気が狂いそうにさせる
“This loud noise is driving me nuts.”
基本的な仕組み、具体的な要点
“Let's discuss the nuts and bolts of the plan.”
解決が難しい問題、扱いにくい人
“That math problem is a tough nut to crack.”
nutを使った会話例
週末に友人の家で
I brought some mixed nuts for a snack.
Thanks! I'm actually a total health nut these days.
That's great. Are you still running every morning?
Yes, but my alarm clock is driving me nuts.
Oh, I know that feeling. It's a tough nut to crack.
I might need to replace the batteries soon.
文化的背景
欧米ではピーナッツバターやナッツ類が日常的なおやつとして非常に親しまれています。一方で、重篤なナッツアレルギーを持つ人も多いため、食品の成分表示や学校への持ち込みには厳しいルールが設けられています。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. nut とは?
硬い殻に覆われた木の実のことです。また、日常会話では『He is a health nut.(彼は健康マニアだ)』のように、何かに熱中している人を指す時にも使われます。
Q. 「I am nuts about ~」とはどういう意味ですか?
「〜に夢中である」「〜が大好きである」という意味のカジュアルな表現です。『I am nuts about jazz music.(ジャズ音楽に夢中です)』のように使います。
Q. nut と seed の違いは?
nut はクルミやアーモンドのように硬い殻に覆われた実を指します。一方の seed はヒマワリの種のように植物を育てるための種全般を指し、『plant seeds(種をまく)』のように使います。
Q. ボルトとナットのナットも nut ですか?
はい、金属部品のナットも nut と呼びます。また、『the nuts and bolts of the business(ビジネスの基本)』のように、物事の基礎や要点を示す比喩表現としても頻出します。
Q. drive someone nuts はフォーマルな場面で使えますか?
いいえ、非常にカジュアルな表現なのでビジネス文書などには不向きです。フォーマルな場面では『The noise is very irritating.(その騒音はとても苛立たしい)』のように言い換えます。
CHECK QUIZ
Q: 「庭にヒマワリの種をまく」の自然な表現は?
Q: 「The noise is driving me nuts.」の意味は?
Q: 「Let's discuss the nuts and bolts of the project.」が意味するものは?