nomad

  • ()遊牧民、放浪者
  • ()ノマドワーカー
UK/ˈnoʊˌmæd/

発音のコツ

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nomad の発音は、最初の母音にアクセントを置くのがポイントです。日本語の「ノ」とは異なり、唇を丸めて「オゥ」と二重母音で発音します。続く「mad」の部分は、口を横に開きながら「マァッド」と発音します。全体として「ノーマッド」のようにリズムをつけると、自然な英語の響きになります。

活用形

複数形
nomads

コアイメージ

定住せずに水や草、あるいは仕事を求めて常に移動し続けることがコアイメージです。一つの場所に留まらず、あちこちを渡り歩きながら生活する人やスタイルを表したい時に使います。

nomadの意味・例文

名詞

可算

遊牧民、放浪者

A member of a group of people who move from place to place.

アカデミック

The nomads herd their sheep from place to place.

遊牧民は場所を転々としながら羊の群れを飼育します。

伝統的な遊牧民を指す最も基本的な使い方です。

ニュース

The documentary follows a tribe of nomads in the desert.

そのドキュメンタリーは砂漠の遊牧民の部族を追っています。

特定の地域で移動生活を送る集団を表します。

日常会話

He has always been a nomad at heart.

彼は根っからの放浪者です。

物理的な移動だけでなく、定着を好まない性格も表せます。

可算

ノマドワーカー

A person who works remotely while traveling.

ビジネス

She works remotely as a digital nomad.

彼女はデジタルノマドとしてリモートで働いています。

ITを活用して旅しながら働く現代的な用法です。

SNS・カジュアル

Being a nomad allows me to travel the world.

ノマドワーカーでいることで、世界中を旅することができます。

場所に縛られない自由なライフスタイルを表現します。

日常会話

Many young professionals want to become nomads.

多くの若い専門職の人々がノマドワーカーになりたがっています。

新しい働き方を目指す人々を指す際によく使われます。

語源

nomad は、ギリシャ語の nemo(分配する、家畜に草を食ませる)に由来しています。もともとは家畜のために牧草地を求めて移動する「遊牧民」を指していましたが、現代では定住しない「放浪者」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、eco(家)と結びついた economy(経済、家の管理)があります。

派生語・ファミリー

形容詞nomadic
名詞nomadism

nomadの使い方

よく使う組み合わせ

a digital nomad (デジタルノマド)live as a nomad (遊牧民として暮らす)a modern nomad (現代の放浪者)a tribe of nomads (遊牧民の部族)become a nomad (放浪者になる)

使い分け

nomad は目的を持って移動する遊牧民やノマドワーカー、wanderer はあてもなく歩き回る人、drifter は定職や定住地を持たず風来坊のように漂う人を指します。

He is a digital nomad working from cafes.

目的や手段を持って移動する生活スタイルです。

wanderer

She is a restless wanderer traveling the world.

特定の目的地を持たず、あちこちを歩き回るニュアンスです。

drifter

The man lived as a drifter for years.

社会的な定位置を持たず、あてもなく漂うネガティブな響きを含みます。

よくある間違い

× He lives a nomad lifestyle. ○ He lives a nomadic lifestyle. → nomad は名詞です。ライフスタイルなどを修飾する形容詞として使う場合は nomadic になります。

× I want to be digital nomad. ○ I want to be a digital nomad. → nomad は数えられる名詞(可算名詞)なので、単数形の場合は必ず a や the などの冠詞が必要です。

コラム

豆知識

歴史上、人類の多くは狩猟採集を行う nomad(遊牧民・放浪者)でした。農耕が始まり人々が定住するようになるまで、移動生活はごく当たり前のスタイルだったのです。現代において再びノマド的な生き方が注目されているのは、歴史の面白い巡り合わせと言えます。

リアルな使われ方

日常会話やSNSでは、特定の拠点を持たずにカフェを転々として勉強や仕事をする人をカジュアルに nomad と呼ぶことがあります。「I'm a cafe nomad today.(今日はカフェノマドだよ)」のように、身近な移動生活を表現する際にも使える便利な言葉です。

映画・音楽での使われ方

2020年の映画『ノマドランド(Nomadland)』は、キャンピングカーで車上生活をしながら季節労働の現場を渡り歩く現代のノマドたちを描き、アカデミー賞を受賞しました。アメリカの新しい放浪者たちのリアルな姿を知ることができる名作です。

イディオム・定型句

定型句digital nomad

ITを活用して旅しながら働く人

She makes a living as a digital nomad.

定型句global nomad

世界中を渡り歩いて生活する人

He considers himself a global nomad.

nomadを使った会話例

カフェで友人と近況について

A

Have you heard from Tom recently? He sold his apartment.

B

Yes, he is living as a digital nomad now.

A

That sounds amazing. Is he traveling around Europe?

B

Exactly. He says being a nomad gives him so much freedom.

A

I envy him. But I am more of a settler, to be honest.

B

Me too. I prefer having a stable home base rather than wandering.

文化的背景

伝統的にはモンゴルや中東の遊牧民を指す言葉でしたが、近年はIT技術の発展により、場所に縛られずに働く「デジタルノマド(digital nomad)」という新しいライフスタイルを指す言葉として定着しました。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. nomad とは?

定住せずに移動しながら生活する「遊牧民」や「放浪者」のことです。『She is a digital nomad.(彼女はデジタルノマドです)』のように、近年はリモートワーカーを指すことも多いです。

Q. nomad は現代ではどのように使われますか?

パソコン1台で世界中を旅しながら働く人を指す言葉として頻繁に使われます。『He became a digital nomad last year.(彼は昨年デジタルノマドになった)』のように、新しい働き方を表す際によく登場します。

Q. nomad と settler の違いは?

nomad が定住せずに移動し続ける人であるのに対し、settler は特定の場所に定着する「開拓者」や「定住者」を意味します。『The settlers built a town.(定住者たちは町を築いた)』のように対義語として使われます。

Q. nomad の発音の注意点は?

最初の「ノ」は「ノー」と伸ばし、アクセントを置きます。『I met a nomad.』と発音する際は、日本語のように「ノマド」と平坦に読まず、「ノーマッド」のようにメリハリをつけるのがコツです。

Q. nomad の形容詞形は何ですか?

形容詞形は nomadic(ノマディック)です。「遊牧の」「放浪の」という意味になり、『They lead a nomadic life.(彼らは放浪生活を送っている)』のように、ライフスタイルなどを修飾する時によく使われます。

CHECK QUIZ

Q: 「あてもなく漂う風来坊」を意味する最もネガティブな語は?

Q: 「彼は放浪生活を送っている」の自然な表現は?

Q: 「遊牧民として生きる」の自然な表現は?