nasty

  • (形)不快な、ひどい
  • (形)意地悪な、悪意のある
UK/ˈnæsti/

発音のコツ

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nasty は最初の母音「æ」に強勢を置きます。口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を長めに出してください。アメリカ英語では「ナァスティ」に近い音ですが、イギリス英語では「ɑː」となり「ナースティ」と発音されることが多いです。続く「sty」は息を漏らさず短く「スティ」と発音しましょう。

活用形

比較級
nastier
最上級
nastiest

コアイメージ

物理的または心理的にひどく不快で、嫌悪感を抱かせる状態がコアイメージです。人の意地悪な態度や、悪臭、ひどい怪我など、直視したくないものについて話す時に使います。

nastyの意味・例文

形容詞

不快な、ひどい

Highly unpleasant, especially to the senses or physically severe.

日常会話

The food in the fridge had a nasty smell.

冷蔵庫の中の食べ物はひどい悪臭がしました。

→

嗅覚や味覚に対する強い不快感を表します。

ニュース

The driver suffered a nasty head injury in the accident.

運転手は事故で頭にひどい怪我を負いました。

→

怪我や痛みが深刻で痛ましい状態を示します。

ビジネス

We are facing a nasty financial situation this quarter.

私たちは今四半期、ひどく困難な財政状況に直面しています。

→

状況が非常に悪く厄介であることを表現できます。

意地悪な、悪意のある

Behaving in an unkind and unpleasant way.

日常会話

Please do not be so nasty to your little brother.

弟にそんなに意地悪をしないでください。

→

家族や友人に対する悪意ある態度をたしなめる定番表現です。

SNS・カジュアル

Someone left a nasty comment on my latest post.

誰かが私の最新の投稿に悪意のあるコメントを残しました。

→

ネット上の誹謗中傷や嫌がらせにも使われます。

ビジネス

She has a nasty habit of interrupting others during meetings.

彼女には会議中に他人の話を遮るという悪い癖があります。

→

a nasty habit で「不快な悪い癖」という意味になります。

語源

nasty の語源は諸説ありますが、中英語で「鳥の巣(nest)のように汚れた状態」を表す言葉に由来するという説が有力です。そこから「不潔な」「ひどく不快な」という意味に発展し、現代では人の性格や怪我の程度など、幅広い嫌悪感を表すようになりました。同じ語根を持つ関連語には、nest(巣)があります。

派生語・ファミリー

名詞nastiness
副詞nastily

nastyの使い方

よく使う組み合わせ

nasty weather (ひどい悪天候)a nasty shock (ひどいショック)a nasty cut (ひどい切り傷)a nasty smell (ひどい悪臭)a nasty habit (不快な悪い癖)

使い分け

nasty は物理的・心理的な不快感や悪意が非常に強いことを、unpleasant は単に心地よくないことを、mean は人に対して意地悪で思いやりがないことを表します。

“He suffered a nasty cut on his arm.”

→ 怪我や状況がひどく、強い不快感を伴うニュアンスです。

“The medicine has an unpleasant taste.”

→ 嫌悪感というより、単純に好ましくないニュアンスです。

“It was mean of you to say that.”

→ 人に対する思いやりがなく、意地悪なニュアンスです。

よくある間違い

× She was nasty with me. ○ She was nasty to me. → 「人に対して意地悪だ」と言う時は、前置詞 to を使います。with ではないので注意しましょう。

× We had a nasty weather yesterday. ○ We had nasty weather yesterday. → weather は不可算名詞なので、不定冠詞の a を付けずにそのまま使います。

コラム

豆知識

nasty の語源は諸説ありますが、中英語で「鳥の巣(nest)のように汚れた状態」を表す言葉に由来するという説が有名です。鳥の巣の中はフンや泥で不潔になりやすいことから、「不潔な」「ひどく不快な」という意味へと発展しました。この背景を知ると、単なる意地悪だけでなく、物理的な汚さや悪臭にも使われる理由が納得できます。

リアルな使われ方

スポーツの実況やSNSでは、nasty が「えげつないほど素晴らしい」という最高の褒め言葉として使われることがあります。例えば、野球のピッチャーが打者の手が出ないような鋭い変化球を投げた時に「That pitch was nasty!(あの球はエグい!)」と表現します。文脈によって意味が反転する面白い用法です。

映画・音楽での使われ方

ジャネット・ジャクソンが 1986 年に発表した大ヒット曲『Nasty』は、この単語のニュアンスを知るのに最適です。路上で馴れ馴れしく声をかけてくる男性たちに対して「Nasty boys(嫌な男たち)」と言い放ち、自立した女性の強さを歌い上げました。この曲は当時のポップカルチャーに大きな影響を与えました。

イディオム・定型句

イディオムa nasty piece of work

とても嫌な奴、タチの悪い人

“Stay away from him, he is a nasty piece of work.”

イディオムleave a nasty taste in one's mouth

後味が悪い、不快な気分を残す

“The argument left a nasty taste in my mouth.”

定型句a nasty shock

ひどいショック、非常に不快な驚き

“The news of his sudden resignation was a nasty shock.”

nastyを使った会話例

金曜の夕方、カフェで友人と

A

I got a nasty shock when I checked my credit card bill today.

B

Oh no, was the amount much higher than you expected?

A

Yes. It seems someone used my card to buy expensive electronics.

B

That is terrible. Dealing with fraud can be a really nasty business.

A

Exactly. I already called the bank, but it left a nasty taste in my mouth.

B

I understand. Whoever stole your information is a nasty piece of work. That is just so mean.

A

I just hope the bank can resolve this quickly so I can relax.

B

I am sure they will. Let me know if you need any help.

文化的背景

イギリス英語では a nasty piece of work(タチの悪い奴)という表現が日常的によく使われます。また、アメリカの若者言葉やスポーツの分野では、nasty が逆説的に「えげつないほど素晴らしい」「ヤバいくらい上手い」という褒め言葉として使われることもあります。

よくある質問

Q. nasty とは?

物理的または心理的にひどく不快で、嫌悪感を抱かせる状態のことです。『That is a nasty smell.(ひどい悪臭だ)』のように、直視したくないものに対して使います。

Q. nasty と mean の違いは?

mean は主に人の性格が意地悪であることを指しますが、nasty は人だけでなく物や状況のひどさも表します。『a nasty wound(ひどい怪我)』のように物理的な痛ましさにも使えます。

Q. nasty はどんな場面で使いますか?

人の意地悪な発言、ひどい怪我、悪臭、悪天候など、強い不快感を伴う場面全般で使います。『We had nasty weather.(ひどい悪天候だった)』のように日常会話で頻出します。

Q. nasty な怪我とはどんな状態ですか?

見た目が痛々しい、深刻でひどい怪我のことです。『He got a nasty cut.(彼はひどい切り傷を負った)』のように、単なる擦り傷ではなく、縫う必要があるような怪我を表します。

Q. nasty を使った有名なイディオムはありますか?

『a nasty piece of work(タチの悪い人)』が代表的です。『He is a nasty piece of work.』のように、非常に性格が悪く、関わらない方が良い人物を指す時に使われます。

CHECK QUIZ

Q: 「彼はひどい切り傷を負った」の自然な表現は?

Q: 「彼女は私に意地悪だった」の正しい表現は?

Q: スポーツ実況での「That pitch was nasty!」の意味は?