monster
- (名)怪物、化け物
- (名)非道な人、冷酷な人
- (形)特大の、巨大な
発音のコツ
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monster のアクセントは最初の音節にあります。母音の「o」は日本語の「オ」ではなく、口を縦に大きく開けて「ア」に近い音を出します。「マンスター」のように発音し、後半の「ster」は舌を少し引きながら弱く「ター」と響かせるのがコツです。平坦なカタカナの「モンスター」にならないよう注意してください。
活用形
- 複数形
- monsters
コアイメージ
恐ろしい怪物や、規格外に巨大・異質なものがコアイメージです。架空の化け物を指す時や、人並外れた大きさや残酷さを持つ人や物を表現したい時に使います。
monsterの意味・例文
名詞
怪物、化け物
An imaginary creature that is typically large, ugly, and highly terrifying.
The little boy is afraid of the monster under his bed.
その小さな男の子はベッドの下の怪物を怖がっています。
子供が想像する架空の怖い生き物を指す定番の表現です。
Many ancient myths feature a hero fighting a terrible monster.
多くの古代神話には、恐ろしい怪物と戦う英雄が登場します。
神話や伝説に登場する異形の存在によく使われます。
Rumors of a sea monster have circulated in this town for decades.
海の怪物の噂がこの町で何十年も広まっています。
未確認生物や伝説の生き物を報道する際に登場します。
非道な人、冷酷な人
A person of unnatural or extreme cruelty or wickedness.
The serial killer was described as an absolute monster by the police.
その連続殺人犯は警察から完全な冷酷人間だと評されました。
道徳的に許されない残虐な行為をした人を強く非難します。
How could you say something so cruel? You are a monster.
どうしてそんな残酷なことが言えるのですか。あなたは非道な人です。
相手の思いやりのない発言や行動を非難する時に使います。
My former boss was a monster who made everyone work overtime.
私の元上司は、全員に残業を強いる冷酷な人でした。
職場などで過酷な扱いをする人物を誇張して表現できます。
形容詞
特大の、巨大な
Extraordinarily large or successful in scale or size.
The new smartphone became a monster hit worldwide.
新しいスマートフォンは世界中で特大のヒットとなりました。
a monster hit は大成功や特大ヒットを表す定型句です。
A monster storm is approaching the coastal area this weekend.
今週末、巨大な嵐が沿岸地域に接近しています。
自然災害の規模が規格外に大きいことを強調します。
He drove a monster truck right into the muddy field.
彼は巨大なトラックを泥だらけの野原に直接乗り入れました。
名詞の前で形容詞のように使い、並外れた大きさを表します。
語源
monster はラテン語の monstrum(神からの警告、凶兆)に由来します。古代ローマでは自然界の異常な現象を神の怒りのサインとして捉えていたため、そこから「恐ろしい怪物」という意味に発展しました。同じ monere(警告する)という語根を持つ関連語には、monitor(監視する)があります。
派生語・ファミリー
monsterの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
monster は恐ろしい架空の怪物や非常に残酷な人を指し、beast は四足歩行の大きな野生動物や野獣のような荒々しさを持つものを指し、creature は未知の生命体や架空の生き物を含めた生き物全般を指します。
よくある間違い
× I saw a big monster in the zoo. ○ I saw a big beast in the zoo. → 実在する野生動物には beast や animal を使います。monster は架空の怪物や異形の存在を指します。
× He is a very monster. ○ He is an absolute monster. → monster は名詞なので very で直接修飾できません。強調する場合は absolute などの形容詞を使います。
コラム
豆知識
monster の語源であるラテン語の monstrum は、元々「神からの警告」や「凶兆」を意味していました。古代ローマでは、自然界の異常な現象や奇形を神の怒りのサインと捉えていたため、それが次第に「恐ろしい怪物」という意味に変化していきました。古代の宗教観が反映された興味深い単語です。
リアルな使われ方
日常会話では、手に負えないいたずらっ子を愛情と呆れを込めて little monster と呼ぶことがあります。また、ビジネスシーンでは a monster hit(特大ヒット)のように、名詞の前に置いて「規格外に巨大な」という意味の形容詞のように使う用法も頻出します。文脈で柔軟に使い分けられます。
映画・音楽での使われ方
ピクサーのアニメーション映画『モンスターズ・インク(Monsters, Inc.)』は、子供の悲鳴をエネルギー源にする怪物たちの世界を描いた作品です。この映画は、欧米の「クローゼットに潜む怪物」という定番の文化的背景を逆手にとった設定で大ヒットしました。怪物のイメージを覆す名作です。
イディオム・定型句
嫉妬、嫉妬心
“Beware of the green-eyed monster.”
制御不能になった自作のもの
“The new software became Frankenstein's monster.”
手に負えないいたずらっ子
“Her son can be a little monster.”
monsterを使った会話例
映画館の帰り道、友人と
That horror movie was terrifying. The monster looked so realistic.
I know! I was hiding behind my popcorn. What a scary creature.
The director really knows how to build suspense in the story.
Absolutely. I heard the film is already a monster hit at the box office.
It makes sense. Though the villain was an absolute monster to his friends.
True. Let's walk home quickly before a real beast appears.
文化的背景
欧米の家庭では、子供が夜寝る時に「ベッドの下やクローゼットに monster が潜んでいる」と怖がるのが定番の文化です。親が「怪物なんていないよ」と安心させる場面がよく見られます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. monster とは?
架空の恐ろしい怪物や、非道な人物、規格外に巨大なものを指す単語です。『There is a monster under the bed.(ベッドの下に怪物がいる)』のように使われます。
Q. monster と beast の違いは?
monster は架空の恐ろしい化け物を指すことが多いです。一方の beast は『a wild beast(野生の猛獣)』のように、四足歩行の大きな実在の動物や野獣を指す点が異なります。
Q. 人に対して monster と言うことはありますか?
はい、非常に残酷で非道な行いをする人を非難する時に使います。『He is an absolute monster.(彼は完全な冷酷人間だ)』のように、道徳的に許されない人物を表現できます。
Q. green-eyed monster とはどういう意味ですか?
人を破滅させる「嫉妬心」を表す有名なイディオムです。『Beware of the green-eyed monster.(嫉妬心には気をつけろ)』のように、シェイクスピアの戯曲に由来する表現として使われます。
Q. monster は名詞以外にも使えますか?
口語では名詞の前に置いて「規格外の、巨大な」という意味の形容詞のように使うことができます。『The song became a monster hit.(その曲は特大ヒットになった)』のように規模感を強調します。
CHECK QUIZ
Q: 動物園でトラやライオンなどの猛獣を見た時の自然な表現は?
Q: 「その新商品は特大の大ヒットとなった」の自然な表現は?
Q: 「green-eyed monster」が表す人間の感情は?