misunderstand
- (動)誤解する、思い違いをする
- (動)(人を)誤解する
発音のコツ
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misunderstand は後半の「stan」に第一アクセント、前半の「mis」に第二アクセントがあります。「stan」の「a」は「æ」の音で、口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を強く出します。最後の「d」は弱く発音するか、ほとんど音を飲み込むようにするとネイティブらしい自然な響きになります。
活用形
- 三単現
- misunderstands
- 進行形(-ing)
- misunderstanding
- 過去形
- misunderstood
- 過去分詞
- misunderstood
コアイメージ
言葉通りに受け取らず、誤って別の意味に解釈してしまうことがコアイメージです。相手の意図や状況を正しく把握できていなかった時に使います。
misunderstandの意味・例文
動詞
誤解する、思い違いをする
To fail to understand someone or something correctly.
I completely misunderstood what you were trying to say.
あなたが言おうとしていたことを完全に誤解していました。
相手の発言を間違って解釈した時に使います。
Please let me know if I have misunderstood your email.
もし私があなたのメールを誤解していれば教えてください。
認識のズレがないか確認する丁寧な表現です。
You misunderstand the whole situation.
あなたは状況を全く誤解しています。
相手が事実を正しく捉えていないことを指摘できます。
(人を)誤解する
To form a false opinion about someone's character or intentions.
People often misunderstand him because he is shy.
彼は内気なので、よく人から誤解されます。
性格や態度が正しく評価されていない状況を表します。
She felt deeply misunderstood by her colleagues.
彼女は同僚たちから深く誤解されていると感じていました。
受け身の形で「誤解されている」という心理を描写します。
Don't misunderstand me, I really like your idea.
誤解しないでほしいのですが、あなたのアイデアは本当に好きです。
厳しい意見などを言う前のクッション言葉として頻出します。
語源
misunderstand は、接頭辞 mis-(誤って)と understand(理解する)から成り立っています。「誤って理解する」という成り立ちから、現在の「誤解する」という意味に発展しました。同じ mis-(誤って)の接頭辞を持つ関連語には、mislead(誤解させる、欺く)があります。
派生語・ファミリー
misunderstandの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
misunderstand は意図や言葉を誤って理解し、misinterpret は複雑なデータや発言を誤って解釈し、mistake は A を B と間違えるという取り違えを表します。
“He misinterpreted the survey results.”
→ データなどの複雑な情報を誤って分析したニュアンスです。
よくある間違い
× I mistook what he meant. ○ I misunderstood what he meant. → 人の意図や発言を「誤解する」場合は misunderstand を使います。mistake は「A を B と見間違える」時に使います。
× Don't misunderstand to me. ○ Don't misunderstand me. → misunderstand は他動詞なので、直後に前置詞を置かずに直接目的語(人や物事)をとります。
コラム
豆知識
接頭辞の mis- は古期英語に由来し、「悪く」「誤って」という意味を持ちます。興味深いことに、mistake(間違える)や mischief(いたずら)など、ネガティブな意味を持つ単語の多くにこの接頭辞が使われています。語源を知ると、初めて見る単語の意味も推測しやすくなります。
リアルな使われ方
日常会話では、相手に少し厳しい意見を言う前のクッション言葉として「Don't misunderstand me(誤解しないでほしいんだけど)」をよく使います。相手を否定したいわけではないという配慮を示す、非常に実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
1964 年にリリースされたアニマルズ(The Animals)のヒット曲『Don't Let Me Be Misunderstood(悲しき願い)』は、自分の不器用な性格を「誤解しないでくれ」と恋人に訴える名曲です。この曲のタイトルは、受け身の形で使われる典型的な例です。
イディオム・定型句
誤解しないでほしいのですが
“Don't misunderstand me, I agree with you.”
要点を誤解する、的外れな解釈をする
“You completely misunderstand the point of this meeting.”
misunderstandを使った会話例
オフィスのミーティングルームで
We need to change the design entirely.
Wait, did I misunderstand the client's request?
They want something more modern. I think you misinterpreted their feedback.
I see. That was my misunderstanding.
It is no big deal. We still have time to fix it.
Thank you. I will not misunderstand the instructions this time.
文化的背景
英語圏では、意見の対立やすれ違いが起きた際、相手を直接非難するのではなく「私が誤解していたかもしれません」と自分の責任として伝えることで、円滑なコミュニケーションを図る文化があります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. misunderstand とは?
相手の言葉や意図を誤って理解してしまうことです。『I completely misunderstood your email.(あなたのメールを完全に誤解していました)』のように、コミュニケーションのすれ違いを表す時に使います。
Q. misunderstand と mistake の違いは?
misunderstand は発言や意図を「誤解する」ことで、mistake は人や物を「取り違える」ことです。『I mistook salt for sugar.(塩と砂糖を間違えた)』のように、物理的な取り違えには mistake が適しています。
Q. 人に対して misunderstand を使うことはできますか?
はい、使えます。その人の真意や性格を誤って評価している状況を表します。『You misunderstand him.(あなたは彼を誤解しています)』のように、表面的な態度だけで判断してしまっている時に表現します。
Q. ビジネスメールで「誤解を招く」と言いたい時は?
名詞形の misunderstanding を使って表現するのが一般的です。『I apologize for any misunderstanding.(誤解を招いてしまい申し訳ありません)』は、ビジネスでトラブルを穏便に解決する定番フレーズです。
Q. 「私の誤解でした」と謝る時の自然な表現は?
名詞形を使って『That was my misunderstanding.(私の誤解・勘違いでした)』と言うのが自然です。動詞を使って『I misunderstood you.』と言うこともできますが、名詞形の方が少し柔らかい響きになります。
CHECK QUIZ
Q: 「彼を双子の弟と間違えた」の自然な表現は?
Q: ビジネスメールで「誤解を招いて申し訳ありません」と謝る時の自然な表現は?
Q: 「Don't misunderstand me.」が持つ会話での役割は?