mishap
- (名)ちょっとした事故、災難
発音のコツ
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mishap は最初の母音「ɪ」にアクセントを置きます。日本語の「ミ」より口をリラックスさせ、短く発音します。続く「hæp」は「ハ」と「ヘ」の中間の音で、息をしっかり吐き出しながら発音してください。「ミシャップ」と繋げて読まず、「ミス・ハップ」のように h の音をはっきり出すのが自然に聞こえるコツです。
活用形
- 複数形
- mishaps
コアイメージ
意図せず起きてしまった、ちょっとした不運や軽い事故がコアイメージです。深刻な被害はないものの、計画が狂ったり恥ずかしい思いをしたりした時に使います。
mishapの意味・例文
名詞
ちょっとした事故、災難
An unlucky event or a small accident that is not serious.
I had a slight mishap in the kitchen.
キッチンでちょっとした事故がありました。
料理中の小さな失敗などを報告する時に使います。
The event went off without mishap.
イベントは事故なく無事に終了しました。
without mishap で「無事に」という定型表現になります。
A minor mishap delayed the train for ten minutes.
小さなトラブルが原因で電車が10分遅れました。
深刻な被害はないものの、計画に影響が出た状況を表します。
She laughed off the embarrassing mishap.
彼女はその恥ずかしいやらかしを笑い飛ばしました。
服を汚すなどの恥ずかしい失敗を指すのにも適しています。
語源
mishap は、接頭辞 mis-(悪い、誤った)と hap(運、偶然)から成り立っています。悪い偶然が重なって起きる出来事という成り立ちから、現在のような「ちょっとした事故」という意味に発展しました。同じ hap(運、偶然)の語根を持つ関連語には、happen(偶然起こる)や happy(運が良い、幸せな)があります。
派生語・ファミリー
mishapの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
mishap は怪我や深刻な被害を伴わない軽い事故を、accident は怪我や損害を伴う一般的な事故を、disaster は非常に大規模で壊滅的な被害をもたらす災害を表します。
よくある間違い
× He died in a tragic mishap. ○ He died in a tragic accident. → mishap は深刻な被害を伴わない軽い事故を指すため、死亡事故などの重大な事態には使いません。
× The mishap was done by him. ○ The mishap was caused by him. → 事故やトラブルは do ではなく cause(引き起こす)や have(遭う)を使って表現します。
コラム
豆知識
語源的に mishap の hap は happen や happy と同じ語根を持っています。hap(運)に mis(悪い)がついて「悪い運」となりました。幸せ(happy)と不運(mishap)が同じ根っこから生まれているのは、言葉の面白い歴史です。
リアルな使われ方
ネイティブは服にコーヒーをこぼしたり、お皿を割ってしまったりした時に「I had a slight mishap.(ちょっとやらかしちゃった)」と言います。謝罪や言い訳をする前に、場の空気を和ませるクッション言葉として日常会話で大活躍します。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマのコメディシーンでは、登場人物のドジな行動を mishap と表現することが多々あります。Netflix の人気ドラマ『サバイバー: 宿命の大統領』などの政治ドラマでも、軽い外交上のミスを a diplomatic mishap と呼んで処理する場面が登場します。
イディオム・定型句
無事に、何事もなく
“The journey was completed without mishap.”
立て続けの不運
“A series of mishaps ruined our vacation.”
災難に遭う
“He suffered a minor mishap at work.”
mishapを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Good morning. How was your weekend trip?
It was mostly good, but we had a minor mishap on the way.
Oh no. Did you have a car accident?
No, nothing that serious. We just took the wrong train.
I see. Did you arrive at the hotel without mishap after that?
Yes, we finally made it, though we were two hours late.
文化的背景
英語圏では、自分の小さな失敗を軽く笑い飛ばすユーモアとして mishap を使うことがよくあります。深刻な事故と区別することで、相手に余計な心配をかけずにトラブルを報告できます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. mishap とは?
意図せず起きてしまった、深刻ではない不運やちょっとした事故のことです。『I had a slight mishap.(ちょっとした事故がありました)』のように、軽い失敗やトラブルを報告する時に使います。
Q. mishap と mistake の違いは?
mishap は自分ではコントロールできない外部要因による不運な出来事に焦点を当てます。一方の mistake は『make a mistake(間違いを犯す)』のように、自身の判断や行動の誤りを指します。
Q. mishap はどんな場面で使いますか?
計画が少し狂ったり、日常の軽いトラブルが起きたりした場面で使います。『The event went off without mishap.(イベントは無事に終わった)』のように、トラブルがなかったことを強調する際にも便利です。
Q. mishap をフォーマルに言い換えると?
より公式な場では incident(出来事、事案)や complication(複雑な問題)に言い換えられます。『A minor incident occurred.(軽微な事案が発生した)』とすると、客観的な報告のニュアンスになります。
Q. mishap とよく一緒に使われる形容詞は?
minor(軽微な)や slight(ちょっとした)といった、規模の小ささを強調する形容詞とよく結びつきます。『It was just a minor mishap.(ほんの些細な事故でした)』のように、相手を安心させる時によく使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「高速道路での多重衝突事故」を報告するのに最適な名詞は?
Q: 「イベントは何事もなく(無事に)終了した」の自然な表現は?
Q: 「I had a minor mishap this morning.」と言われた時の適切な返答は?