misgiving
- (名)不安、疑念、懸念
発音のコツ
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misgiving は /mɪsˈɡɪvɪŋ/ と発音し、アクセントは中央の「giv」に置きます。最初の「mis」は弱めに発音し、続く「giv」の「g」は喉の奥でしっかりと音を出し、母音の「i」は「イ」と「エ」の中間のような短い音にします。最後の「ing」は鼻に抜ける「ng」の音で、はっきりと「グ」と発音しないように注意してください。
活用形
- 複数形
- misgivings
コアイメージ
未来の結果や他人の行動に対して、心が悪い予感や疑念を抱くことがコアイメージです。何かがうまくいくかどうか、不安やためらいを感じる時に使います。
misgivingの意味・例文
名詞
不安、疑念、懸念
A feeling of doubt or apprehension about the outcome or consequences of something.
I have serious misgivings about the new business plan.
新しい事業計画について深刻な懸念を抱いています。
have misgivings about で「〜について不安を抱く」という定番表現です。
The government expressed deep misgivings over the proposed policy.
政府は提案された政策に対して深い疑念を表明しました。
express misgivings で「懸念を表明する」と訳します。
Despite her misgivings, she agreed to go on the trip.
不安はあったものの、彼女は旅行に行くことに同意しました。
despite one's misgivings は「不安を抱えつつも」という意味で便利です。
He accepted the offer without any misgiving.
彼は何の疑念も抱かずにその申し出を受け入れました。
単数形で without misgiving とすると「ためらいなく」を意味します。
語源
misgiving は接頭辞 mis-(誤って、悪く)と動詞 give(与える)、名詞化接尾辞 -ing から成り立っています。心が自分に対して「悪い予感を与える」という成り立ちから、現在の「不安」や「疑念」という意味に発展しました。同じ mis-(誤って)の接頭辞を持つ関連語には、mistake(間違い)があります。
派生語・ファミリー
misgivingの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
misgiving は未来の結果に対する心の内なる不安を、doubt は事実や真実に対する疑いを、apprehension はこれから起こる悪いことへの強い恐れを表します。
よくある間違い
× I have a misgiving for the project. ○ I have misgivings about the project. → misgiving は通例複数形で用いられ、対象を示す前置詞には about を使います。
× He looked at me with misgivings. ○ He looked at me with suspicion. → 人の行動を疑いの目で見る場合は suspicion を使います。misgiving は未来の結果への不安です。
コラム
豆知識
misgiving の動詞形である misgive は「(心が人に)疑念を起こさせる」という意味ですが、現代英語ではほとんど使われません。かつてはシェイクスピアの作品などで「My mind misgives me(心が騒ぐ)」のように用いられましたが、現在では名詞形の misgiving だけが生き残って広く使われています。
リアルな使われ方
ビジネスシーンで相手の提案を角を立てずに断ったり、再考を促したりする時に「I have some misgivings about...(〜について少し懸念があります)」という表現が重宝されます。直接的な反対を避けつつ、リスクを冷静に指摘するプロフェッショナルな言い回しです。
映画・音楽での使われ方
1994年の映画『ショーシャンクの空に(The Shawshank Redemption)』などの文学的なナレーションやセリフの中で、登場人物が未知の未来へ踏み出す際の心理描写として misgiving が使われることがあります。深い感情の揺れ動きを表現するのに適した言葉です。
イディオム・定型句
深刻な懸念を抱く
“I have serious misgivings about his proposal.”
一瞬のためらいもなく
“She accepted the challenge without a moment's misgiving.”
良心の呵責と疑念
“He proceeded despite his qualms and misgivings.”
misgivingを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Have you reviewed the new contract with the supplier?
Yes, but I have serious misgivings about their delivery schedule.
I agree. I doubt they can meet our strict deadlines.
Exactly. I expressed my misgivings to the manager yesterday.
What did she say? Did she share your apprehension?
She did. We need to renegotiate the terms without a moment's misgiving.
That sounds like a safe approach. Let's prepare for the meeting.
I will draft an email to them this afternoon.
文化的背景
misgiving はややフォーマルで文学的な響きを持つ単語です。日常的な軽い不安には worry や doubt が好まれますが、ビジネスや政治の場において、計画や方針に対する慎重な姿勢を示す際によく使われます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. misgiving とは?
未来の結果や相手の行動に対して、心が悪い予感や不安を抱くことです。『I have misgivings about the plan.(その計画に不安がある)』のように使います。
Q. misgiving と qualm の違いは?
misgiving は結果に対する不安や疑念を表します。一方の qualm は道徳的なためらいや良心の呵責に重点があり、『I have no qualms about leaving.(去ることに罪悪感はない)』のように使います。
Q. misgiving は単数形と複数形のどちらで使いますか?
日常会話やビジネスシーンでは、複数形の misgivings として使われるのが一般的です。『She expressed her misgivings.(彼女は不安を口にした)』のように、漠然とした複数の懸念事項を指すためです。
Q. misgiving をより一般的な言葉で言い換えると?
日常的な会話であれば doubts や reservations に言い換えられます。『I have some reservations about it.(それには少し懸念があります)』とすると、より自然で柔らかい響きになります。
Q. misgiving の後ろにはどの前置詞が来ますか?
対象を示す場合は about や over を使います。『He had misgivings about moving abroad.(彼は海外移住に不安を抱いていた)』のように、何に対する不安かを明確にできます。
CHECK QUIZ
Q: 「彼の話が真実かどうか( )だ」に最適な名詞は?
Q: 「その決定について懸念を抱いている」の自然な表現は?
Q: 「一瞬のためらいもなく」を意味するフレーズは?