me

  • ()私を(直接目的語として)
  • ()私に(間接目的語として)
  • ()私にとって、私と一緒に
  • ()私です(主格の代用として)
UK/mi/

発音のコツ

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me の発音は /miː/ です。最初の子音 /m/ は唇をしっかり閉じて鼻から音を響かせます。続く母音の /iː/ は、日本語の「イ」よりも口を横に引き、長く伸ばして発音します。文中で強調されない時は弱形となり、短く「ミ」と発音されることが多い点に注意してください。日本語の平坦な発音にならないよう、文脈に応じた長さを意識しましょう。

活用形

複数形
us
me(私を)の複数形は us(私たちを)になります

コアイメージ

話し手自身を動作の対象や受け手として指し示すことがコアイメージです。自分に向かって何かが行われたり、自分に影響が及んだりする時に使います。

meの意味・例文

名詞

私を(直接目的語として)

Used by a speaker to refer to himself or herself as the direct object of a verb.

日常会話

Can you hear me?

私の声が聞こえますか?

動詞の直後に置いて、動作の直接的な受け手となる最も基本的な使い方です。

ビジネス

Please contact me if you have any questions.

質問があれば私に連絡してください。

ビジネスメールの結びで、相手に連絡を促す際によく使われる定型表現です。

SNS・カジュアル

Look at me now!

今の私を見て!

自分の状態や変化に注目してほしい時に、感情を込めて使うカジュアルな表現です。

私に(間接目的語として)

Used to indicate the person to or for whom an action is done as an indirect object.

日常会話

She gave me a beautiful present.

彼女は私に美しいプレゼントをくれました。

動詞 give の直後に置き、物を受け取る対象となる人を表します。

ビジネス

Could you send me the report?

私に報告書を送っていただけますか?

ビジネスシーンで、自分宛てに何かを送付するよう依頼する際によく使われる形です。

SNS・カジュアル

Tell me more about your trip!

あなたの旅行についてもっと私に教えて!

相手に対して、自分にもっと情報を教えてほしいと促す時によく使う表現です。

私にとって、私と一緒に

Used as the object of a preposition to refer to the speaker in various contexts.

日常会話

Are you coming with me?

私と一緒に来ますか?

前置詞 with の後に置いて、自分と一緒に行動する同行者を表す基本的な形です。

ビジネス

This project is a great opportunity for me.

このプロジェクトは私にとって素晴らしい機会です。

for me とすることで、自分にとってどのような価値や利点があるかを示します。

アカデミック

The professor explained the theory to me.

教授はその理論を私に説明してくれました。

前置詞 to の後に置き、説明や情報が自分に向かってくることを明確にします。

私です(主格の代用として)

Used informally instead of 'I' as the complement of the verb 'be' in spoken English.

日常会話

It is me, open the door!

私です、ドアを開けて!

ドア越しや電話口で自分が誰かを伝える際、日常会話で頻出する定番フレーズです。

SNS・カジュアル

Who wants ice cream? - Me!

アイスクリーム欲しい人? - 私!

誰かの問いかけに対して短く返事をする時は、主格の I ではなく me を使います。

ニュース

The winner of the contest is, well, me.

コンテストの優勝者は、ええと、私です。

驚きや照れ隠しのニュアンスを含めて、結果的に自分だったと発表する時に使えます。

語源

me は古英語の「mē」(私に、私を)に由来します。インド・ヨーロッパ祖語の語根「*me-」(私)から派生し、数千年にわたって一人称単数の目的格として使われ続けてきました。言語が変化しても形がほとんど変わらないほど、人間のコミュニケーションにおいて根源的な言葉です。同じ語根を持つ関連語には、再帰代名詞の myself(私自身)があります。

派生語・ファミリー

名詞myself
名詞mine

meの使い方

よく使う組み合わせ

excuse me (すみません)tell me (私に教えて)let me (私に〜させて)help me (私を助けて)for me (私にとって)

使い分け

me は動作の対象や受け手として客観的な立場を示し、I は動作を起こす主体として文の主語になり、myself は主語と目的語が同一人物である時に自分自身を強調して使われます。

He called me yesterday.

動作の受け手として、自分に対して何かが行われる客観的な立場を示します。

I called him yesterday.

文の主語として、自分自身が動作を起こす主体的な立場であることを示します。

I bought myself a new book.

主語と目的語が同一人物であり、自分自身に対して動作が行われることを強調します。

よくある間違い

× Between you and I, he is wrong. ○ Between you and me, he is wrong. → 前置詞 between の後は目的格になるため、I ではなく me を使います。

× My friend and me went to the park. ○ My friend and I went to the park. → 動作の主体(主語)として使う場合は、目的格の me ではなく主格の I を使います。

コラム

豆知識

英語の I は常に大文字で書かれますが、me は文頭以外では小文字で書かれます。これは中世の写本で小文字の i が他の文字と紛れやすかったため大文字化されたという歴史的背景があり、me にはその必要がなかったからです。単語の形に歴史の偶然が隠されているのは非常に興味深い点です。

リアルな使われ方

ネイティブは相手に同意する時、「Me too.(私も)」を頻繁に使います。文法的には主語の省略ですが、日常会話では最も自然で手軽な共感の表現として、ビジネスからカジュアルまであらゆる場面で飛び交います。相手の否定文に同意する時は「Me neither.」を使うのが自然な実例です。

映画・音楽での使われ方

2014年の大ヒット曲、テイラー・スウィフトの『ME!』は、自分自身の個性を肯定し「私みたいな人は他にいない」という力強いメッセージが込められています。タイトルがすべて大文字で表現され、自分を強く主張しながらも、誰もが持つ唯一無二の価値を表現する言葉として使われています。

イディオム・定型句

定型句dear me

おやまあ

Dear me, look at the time!

イディオムsearch me

全く分からない

Search me, I have no idea.

定型句silly me

私ってばかだ

Silly me, I forgot my keys again.

定型句let me see

ええと

Let me see, where did I put it?

meを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

Could you help me with this report?

B

Sure. I just need to finish this email first.

A

Take your time. It is very important for me to get this right.

B

Do not worry. Between you and me, the boss is not too strict.

A

That makes sense. I feel a lot better now.

B

Search me why he is so relaxed lately, though.

文化的背景

英語圏では、自分を指す時に「私」「僕」「俺」などの性別や立場による使い分けがなく、常に I や me で統一されます。自己主張が強い文化と誤解されがちですが、言語の構造上どうしても主語や目的語を明示する必要があるためです。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. me とは?

話し手自身を動作の対象や受け手として指す言葉です。『He helped me.(彼は私を助けてくれた)』のように、自分に対して何かが行われる場面で使います。

Q. me と I の使い分け方は?

I は文の主語として動作を行う時に使い、me は動詞や前置詞の目的語として動作を受ける時に使います。『I like him, and he likes me.』のように位置と役割で明確に区別します。

Q. 返事をする時に me を使うのはなぜですか?

口語では単独で返事をする時や be 動詞の後に I ではなく me を使うのが自然だからです。『Who is it?』と聞かれて『It's me.(私です)』と答えるのが一般的な日常会話のルールです。

Q. Let me 〜 は日常会話でどう使いますか?

自分が何かをしたい時に、相手に許可を求めたり申し出たりする定番フレーズです。『Let me help you.(手伝わせてください)』のように、丁寧かつ積極的に行動を起こす時に使います。

Q. Excuse me はどんな時に使いますか?

人に声をかける時や、人混みを通る時、軽く謝る時など幅広く使われます。『Excuse me, where is the station?(すみません、駅はどこですか?)』のように会話のきっかけを作る便利な表現です。

CHECK QUIZ

Q: 「あなたと私の間の秘密だよ」と言う時の自然な表現は?

Q: 電話で「私です」と名乗る時の自然な英語は?

Q: 「手伝わせてください」と申し出る時の自然な表現は?