mandatory

  • ()強制的な、必須の
UK/ˈmæn.dəˌtɔːr.i/

発音のコツ

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mandatory は最初の母音「æ」にアクセントを置きます。口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出してください。続く「də」は力を抜いた曖昧な音にします。アメリカ英語では後半の「tɔ」にも第2アクセントが置かれ「トォリィ」のように発音されるため、「マンダトリー」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。

活用形

複数形
mandatories
名詞として「受任国」「代理人」などを意味する場合の複数形

コアイメージ

規則や権威によって行動が強く義務付けられている状態がコアイメージです。法律や社内規定などで「絶対に守らなければならない」と強制されている時に使います。

mandatoryの意味・例文

形容詞

強制的な、必須の

Required by law or a rule; obligatory.

ビジネス

Attendance at tomorrow's meeting is mandatory.

明日の会議への出席は必須です。

ビジネスにおいて参加や提出が義務であることを明確に伝えます。

ニュース

The government announced mandatory evacuations for the coastal areas.

政府は沿岸地域に強制避難を勧告しました。

法律や行政による強い強制力を持つ措置に用いられます。

アカデミック

This course is mandatory for all first-year students.

このコースは全1年生にとって必修です。

学校の必修科目を表す際にもよく使われる表現です。

フォーマル

Wearing safety goggles is mandatory in the laboratory.

実験室での安全ゴーグルの着用は義務付けられています。

安全基準などの絶対に守るべきルールを提示します。

語源

mandatory は、ラテン語の manus(手)と dare(与える)が組み合わさった mandatum(命令・委任)に由来します。権限を「他人の手に委ねる」ことから、「命令する」「義務付ける」という現在の意味に発展しました。同じく「手」を語源に持つ関連語には、manual(手動の、マニュアル)や manage(管理する)があります。

派生語・ファミリー

名詞mandate
動詞mandate
副詞mandatorily

mandatoryの使い方

よく使う組み合わせ

mandatory attendance (必須の出席)mandatory requirement (必須要件)mandatory reporting (義務的報告)make it mandatory (義務化する)become mandatory (義務化される)

使い分け

mandatory は規則や法律によって絶対的に強制され、compulsory は制度として義務付けられており、required は目的達成のために必要とされていることを表します。

Wearing a helmet is mandatory on this site.

規則や法律による強い強制力を示すニュアンスです。

English is a compulsory subject in many schools.

教育や兵役など、社会制度として義務であるニュアンスです。

required

Two years of experience is required for this job.

特定の目的や条件を満たすために必要であるというニュアンスです。

よくある間違い

× Wearing a mask is a mandatory. ○ Wearing a mask is mandatory. → mandatory は主に形容詞として使われるため、冠詞の a をつける必要はありません。

× The company made mandatory to work from home. ○ The company made it mandatory to work from home. → make の後に直接 to 不定詞を置くことはできず、形式目的語の it を挟む必要があります。

コラム

豆知識

mandatory の語源であるラテン語の mandatum(命令)は、キリスト教の「洗足木曜日(Maundy Thursday)」の Maundy の語源でもあります。イエス・キリストが最後の晩餐で弟子たちの足を洗い、「互いに愛し合いなさい」という新しい「命令」を与えたことに由来する、歴史の深い言葉です。

リアルな使われ方

ネイティブのビジネスパーソンは、会社の飲み会や社員旅行など、建前上は自由参加でも実質的に断れないイベントを mandatory fun(強制的なお楽しみ)と皮肉を込めて呼びます。「It's time for some mandatory fun.」のように、少し憂鬱な気分をユーモアに変える表現です。

映画・音楽での使われ方

アメリカのパロディ音楽家「アル・ヤンコビック」が 2014 年にリリースした大ヒットアルバムのタイトルは『Mandatory Fun』です。共産主義的なプロパガンダ風のジャケットデザインとともに、「強制的に楽しませる」という矛盾した言葉の面白さを表現しています。

イディオム・定型句

定型句mandatory retirement

定年退職

He reached the mandatory retirement age of 65.

定型句mandatory minimum

法定最低刑

The crime carries a mandatory minimum sentence.

イディオムmandatory fun

強制参加のレクリエーション

The company picnic felt like mandatory fun.

mandatoryを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

Is the compliance training tomorrow mandatory?

B

Yes, it is. All employees are required to attend.

A

I see. I thought it was optional like the last one.

B

Not this time. They made it mandatory because of the new laws.

A

That makes sense. I will clear my schedule for it.

B

Great. Don't be late, or you'll have to take it again.

文化的背景

アメリカ英語では mandatory の後半を「トォリィ」と長めに発音しますが、イギリス英語では「トリィ」と短く発音する傾向があります。ビジネスや公的機関からの通知で頻出する単語であり、違反すると罰則や不利益が伴う強い強制力を持つのが特徴です。

よくある質問

Q. mandatory とは?

法律や規則によって行動が強く義務付けられていることを表す形容詞です。『Attendance is mandatory.(出席は必須です)』のように、ビジネスや公的な場面で絶対的なルールを伝える際に使われます。

Q. mandatory と optional の違いは?

mandatory は「強制的な・必須の」という意味で、選択の余地がありません。対義語の optional は「任意の・自由参加の」を意味し、『The seminar is optional.(そのセミナーは任意です)』のように使います。

Q. 日常会話でも mandatory は使いますか?

使われますが、少し硬い響きがあります。日常会話で「〜しなければならない」と伝える場合は、『I have to go to the meeting.』のように have to や need to を使う方が自然です。

Q. mandatory を少し柔らかく伝えるには?

expected(期待されている)や highly recommended(強く推奨される)に言い換えることができます。『Your attendance is expected.』とすると、強制感を和らげつつ参加を促すことができます。

Q. make it mandatory の使い方は?

「〜を義務化する」という定型表現です。『The school made it mandatory to wear uniforms.(学校は制服の着用を義務化した)』のように、it(形式目的語)を挟んで to 不定詞を続ける形が頻出します。

CHECK QUIZ

Q: 「この授業は卒業のために『必要』です」の自然な表現は?

Q: 「政府はシートベルトの着用を『義務化した』」の正しい英文は?

Q: 職場の同僚が言う「mandatory fun」とはどのような意味?