lecture on
- (動)〜について講義する
- (動)〜について説教する
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
lecture の最初の「le」にアクセントを置きます。口を少し横に引いて「レ」と発音し、続く「c」は喉の奥で軽く止めます。「ture」は唇を少し突き出して「チュァ」と発音しましょう。後ろに on が続く場合、「r」の音と on の母音がリンキングして「チュァロン」のように繋げて発音すると自然です。
活用形
- 三単現
- lectures on
- 進行形(-ing)
- lecturing on
- 過去形
- lectured on
- 過去分詞
- lectured on
コアイメージ
特定のテーマについて、専門的な知識や教訓を体系的に話して聞かせることがコアイメージです。大学の授業で教授が専門分野を解説する時や、親が子供に長々と説教をする時に使います。
lecture onの意味・例文
動詞
〜について講義する
To give a formal educational talk about a specific subject.
The visiting professor will lecture on modern European history.
客員教授は現代ヨーロッパ史について講義します。
大学などの公式な場で専門知識を教える際によく使われます。
She was invited to lecture on climate change at the conference.
彼女は会議で気候変動について講演するよう招かれました。
専門家として公の場で話す状況に適しています。
The expert will lecture on the new marketing strategy tomorrow.
専門家が明日、新しいマーケティング戦略について講義します。
ビジネス研修などで体系的に教える場面でも使えます。
〜について説教する
To scold or reprimand someone at length about something.
My parents always lecture me on the importance of saving money.
両親はいつも私に貯金の重要性について説教します。
目上の人が目下の人に教訓を垂れるネガティブな響きがあります。
Please do not lecture me on how to live my life.
私の生き方について説教しないでください。
頼んでもいないアドバイスにうんざりした気持ちを表現できます。
He started to lecture on my bad habits again.
彼はまた私の悪い癖について小言を言い始めました。
長々と一方的に文句を言う様子を表します。
語源
lecture はラテン語の lectus(読むこと)から派生しました。中世ヨーロッパの大学では本が貴重だったため、教授が本を「読み上げる」ことが講義の基本スタイルであり、そこから現在の意味に発展しました。同じ lect-(読む、集める)の語根を持つ関連語には、collect(集める)があります。
派生語・ファミリー
lecture onの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
lecture on は専門的な知見や教訓を一方的に話し、talk about は日常的でカジュアルに話題として取り上げ、preach about は道徳的・宗教的な教えを説き聞かせます。
“Let's talk about our plans for the weekend.”
→ 日常的でカジュアルに話し合うニュアンスです。
“He always preaches about the value of hard work.”
→ 道徳的な正しさを押し付けるようなニュアンスです。
よくある間違い
× The professor lectured about physics. ○ The professor lectured on physics. → アカデミックや専門的なテーマについて講義する場合は、about よりも専門性を強調する on が適切です。
× He lectured on me my bad attitude. ○ He lectured me on my bad attitude. → 誰かに向かって直接説教したり小言を言えたりする場合は、lecture + 人 + on + 内容 の語順をとるのが正しい文法です。
コラム
豆知識
中世のヨーロッパの大学では本が非常に高価だったため、教授が唯一の教科書を読み上げ、学生がそれを書き写すのが授業の基本スタイルでした。語源であるラテン語の lectus(読む)は、この歴史的な授業のあり方を色濃く残しています。
リアルな使われ方
日常会話で I don't need a lecture on this.(そのことについて説教は不要だ)というフレーズがよく使われます。相手が上から目線でアドバイスをしてきた時や、親が小言を言い始めた時に、うんざりした気持ちを伝える定番の実用的な表現です。
映画・音楽での使われ方
人気ドラマ『ビッグバン★セオリー(The Big Bang Theory)』では、天才物理学者のシェルドンが友人たちに対して、頼まれてもいないのに特定の科学的テーマについて lecture on するシーンが頻繁に登場し、彼の理屈っぽさを強調しています。
イディオム・定型句
〜についての講義をする
“He will give a lecture on biology tomorrow.”
人に長々と説教をする
“My boss read me a lecture on punctuality.”
妻が夫にする寝物語の小言
“He received a curtain lecture from his wife.”
lecture onを使った会話例
大学のキャンパスで、学生同士の会話
Are you going to Professor Smith's class today?
Yes. What is he going to lecture on?
He will lecture on the history of the Roman Empire.
That sounds interesting, but he tends to talk about unrelated topics.
True. Last week, he lectured us on the importance of punctuality.
I remember that. It felt more like he was preaching about morals.
Let's hope he sticks to the syllabus today.
Definitely. I really want to hear a proper lecture today.
文化的背景
欧米の大学では、大規模な教室で行われる一方通行の講義(lecture)と、少人数で議論を行うゼミ(seminar)が明確に区別されます。また、日常会話では親が子供にする説教も lecture と表現されることが多く、文脈によって学術的な響きとネガティブな響きが大きく変わる単語です。
よくある質問
Q. lecture on とは?
特定のテーマについて専門的な講義をしたり、長々と小言を言ったりすることです。『He will lecture on global warming.(彼は地球温暖化について講義する)』のように使います。
Q. lecture on と speak on の違いは?
lecture on は教育的・学術的な目的で一方的に教え諭すニュアンスが強いです。一方の speak on はより一般的で、『She will speak on the issue.(彼女はその問題について話す)』のように幅広く使えます。
Q. 「人に〜について説教する」と言いたい時は?
lecture と on の間に「人」を挟んで lecture someone on と表現します。『My dad lectured me on my grades.(父は私の成績について説教した)』のように日常会話でよく使われます。
Q. lecture about と言っても通じますか?
通じますが、学術的で専門的な内容を扱う場合は on の方が自然です。『lecture on physics(物理学の講義)』のように、on には「対象にピタッと焦点を当てる」専門的な響きがあります。
Q. ビジネスシーンで使っても良いですか?
専門家としての講演なら適切ですが、同僚に対して使うと「偉そうに説教する」というネガティブな響きが出ます。『Please don't lecture me on this.(これについて説教しないで)』のように使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「教授が量子力学について『講義する』」に当てはまる最も自然な表現は?
Q: 「母は私の無駄遣いについて説教した」の正しい英語は?
Q: 学術的な講義において、about よりも専門性を強調できる前置詞は?